ドクターズ 第15話(下) 医者と奇跡

百日紅(サルスベリ)とイタリア庭園(旧外交官の私邸)
yokohama s1
(2016.08.12@YOKOHAMA)

ドクターズ 第15話(下) 医者の理性と奇跡

“アマチュア”だと指摘されたヘジョンでした。
もちろん彼女も“動静脈の破損”での大量の脳内出血は外科手術でも救えないほどで、患者は仮死状態であったことは理解しています。

「ICUに移して目を離さないように。
 変化があったら連絡してくれ」

「私はアマチュアなのですか?」

「…」

「患者の保護者との面談の後で理解できました。
 先生が手術すべきです」
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「外科医は感情からは遠ざかるべきだ」

「患者の保護者の考え方を理解できないのですか?」

「医者が他にどの観点を理解すべきだと言うのか?」

「患者には意識がありませんが、
 保護者の意見が彼女の人生を左右します」

「それで?」

「手術しようがしまいが結果が同じでも、
 少なくとも脳内の圧迫を減少させることで、さらに悪化はしません。
 寿命を延ばすことができるということです」

「彼女は呼吸すらもうできなくなるんだぞ。
 それに手術の最中に、赤ん坊と一緒に死ぬかもしれない」

「奇跡を信じないのですか?」

「…」

「手術を拒否することで、最後の希望すら捨てろというのですか?」

「誰のためなのか?」

「保護者のためです。 保護者に時間を与えるのです。
 赤ん坊が今死んだら、もっと大きなショックとなるからです」

「…」

「先生が拒むのなら、私が執刀しても良いですか?」

「…、ユ・ヘジョン」

「私がやります。 私にはできます」

「スタッフとフェロー医としての枠を超えているぞ。
 もしも我々の関係のためなら…」

「もしも私に手術が不可能な場合ならばそうします。
 しかし、これは医者としての発言です」

「では、もっと納得できる言葉を使うべきだ。
 私を説得できるような言葉を発してしてくれ」
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「もしも私が、先生の患者だったらどうしますか?

「…」

「それでも諦めますか?」

「それはフェアな発言ではない。
 それは医者としての理性の言葉じゃない

「…」
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アン議員が「ゴルフの最中に…」と、背中の痛みを訴えてクギル病院に。
チン・ファミリーと共に医療保険の改革(民営化)を計画しているだけに、即VVIP病室へ

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チン院長はジホンを呼びます。

「君のアボジの葬儀で挨拶したが、覚えているか?」

「ありがとうございました」

「アーチェリーでのメダリストのイ・スジョンの手術のビデオを見て、感動した」

「ここの有名なホン・ジホン先生です」
(チン・ミョンフン)
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ヘジョンが入って来ると
「や~、ついにお会いできたな。
 実は君のファンなんだ」

「アン議員が会いたいと言うから、呼んだんだ」
(チン・ミョンフン)

「テレビの出演者に会うのが楽しみだった。
 チンピラのようにヤクザと闘ったんだそうですな。
 誰か良い人を紹介しましょうか?」

「…」
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脊椎に問題があるようです(ジホンの診断)

「どうも靭帯と脊椎盤が痛んだようですね。
 それが原因だと思いますので、まずはMRIで診断をします」

他方では、仮死状態の患者をどうするのか…?
意見の相違のまま…エレベーターの中

「まだ手術が正しいと考えているのか?」

「はい。 先生は?」

「俺も考えは変わらない」
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患者の夫

「ホン先生。
 もしもこのまま何もせずに彼女が死んだら、
 私は生きてはいられません」

「…」

「わずか10分でも彼女の命を維持できれば、
 もしも彼女が10分でも長く生きていることができれば…、
 少しでも長く
 お腹の赤ん坊と一緒に彼女が過ごすことができれば…、
 私はどんなことでもいいから、彼女のためにしてあげたいのです」
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ジホンは患者を見ながら、自分の父親の死に直面した時のことを思い出します。
すでに手遅れだと解っていても、息を吹き返して欲しいと…

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そして、手術着に着替えます

ヘジョンに連絡して、手術に入ります。

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ナースステーション

「ガンスに頼んでいいのか?!」と、ギョンジュンがまた叱りますが、
「…いや、仕事はシェアし合うべきだな」
と、意識して態度を変えるギョンジュン

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ユンドが来て
「アン・ジュンテ! 
 わずかレジデント2年目で逃げ出したんだってな?!」

「…」

「カン・ギョンジュ! 
 お前のいじめが原因だって聞いたが?」

「先生からの叱責に比べると軽いものでした」

「何だと?」

「セン! 
 ホン先生は我々に夜食を差し入れしてくれました」

「なぜ俺に突然、そんなことを言い出すのか?」

「そうなんです。
 なぜだかというと、思いついたからです」

「ええ、魚介類を蒸したのは美味しかったです」

「だよな、ジュンテ!」

「お前たちは何が言いたいのか?
 ホン先生にはホン先生の、俺には俺のやり方があるんだ!」

「さあ、患者の見回りに行こう」

「やあ!」
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手術の際に患者の心拍数などに異常が起きますが、手術は成功

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「まだ何とも言えません。
 容態を監視し続けるしかありません」

「手術は成功したのですか?」

「ええ、手術は完了しました」

「ありがとうございます」
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「これから様子を細かく見ていきましょう」
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ジホンとヘジョン

「どうして突然、手術をすることにしたのですか?」

「患者に残された奇跡の芽を摘んでしまってはいけないと思ったからだ」

「でも医者が奇跡を信じるなんて、
 感情での判断はできないと言ったじゃないですか?」

「ああ、これまではそう考えて来たからだ。
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…脳神経外科と奇跡への期待が共存することはできない。
私たちはいつも、疑って、さらに疑って生きているからだ
それでも奇跡を信じる。
私たちはまだ完成の途上だからだ
(ヘジョン)

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(1週間後)

患者は自分の力では息ができません

「保護者は?」

「外で待っています」

「行こう」
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「患者は今も、仮死状態で意識がありません。」

「…」

「徐々に、他の臓器も活動を停止し始めます。
 呼吸も自分ではできていません」


「…」

「とても辛い思いの連続だったと思います。
 でも、あなたは機会を与えて下さい」

「どんなことでしょうか?」
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「新婦は意識を取り戻さないでしょうが、
 このままだとお腹の中の赤ん坊も死んでしまいます」

「では…?」

「機械の力を借りて現状を維持することです」

「その結果はどうなりますか?」

「奇跡を待つだけです」

「新婦の生命が続く限り、赤ん坊は成長を続けます。
 まだ21週間を超えただけですから、
 子宮外では成長することは不可能です」

「彼女は耐えられると思いますか?」

「何とも分かりません」

「…」

「しかし、私たちは彼女の生命を引き延ばす努力をします。
 機械の力を借りて、赤ん坊の出産まで生命を維持できます」

「彼女は頑張ってくれると思います。
 彼女は本当に素敵な女性です。
 私を一人にして、逝ってしまうなんてありえません」
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奇跡は起きなかった
奇跡が起きないのは当たり前のことだ。
だからこそ、“奇跡”というのだ。
(ヘジョン)

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ハン・へジン、ナムグン・ミンに続いて、イ・サンヨプが出演
ドラマ『チャン・オクチョン』では、第19代王・粛宗(スクチョン:役ユ・アイン)の叔父ではあるものの、歳の差がないので兄貴分としての“東平君(トンピョングン)の配役でした。
スクチョンに遊びを教える、18世紀のプレイボーイの役でした。
脇役とはいえ、彼の存在は大きかったと思います。
今回はうって変わって、最初から最後まで涙を誘う名演技に共感しました。

i sanyop

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