ドクターズ 第15話(上) 医師と患者の共生

カロスギル(カロス通り⑥)
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(# カロスギルを“GUESS”あたりまで下ったら、右手の路地を見て下さい。
 ユク・シモンの店が見えます:2016.07.14)

ドクターズ 第15話(上) 院内政治の始まり:医師と患者の共生のために

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クギル病院の屋上

「あなたの子供たちが、
 自分たちの治療費のために父親が自殺したと知ったら、
 どう思うか考えてみて下さい!」

「…」

「あなたは自分の人生だけのために、
 こんなことをしようとしています」

「…」

「あなたは父親じゃないですか。
 子供たちの人生にあなたの影を落とすことになりませんか?」
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「私はあなたの自殺を止めませんが、
 自殺の前には子供たちにその理由を説明して下さい。
 “アッパは間違ってはいない”と説明して下さい」

「…」

「誰も、実の父親の代わりを務めることはできません!」

「…」

ナム・バラムの自殺を止めたヘジョンでした。

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ジホンが来て

「さあ、これを飲んで…。
 ナムさんは?」

「子供たちと一緒だと思うわ。
 私も疲れました」

「よくやったな」

「…」
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「不思議なもので、君の古傷(wounded)がナムさんの癒し(heeling)に通じたってことかな

「そう言うけど…」

「違うか?」

「いや、私たちもお互いの古傷で癒し合っているような気がします。
 ナムさんを見ていると、
 アボジのことを思い出して、混乱しました。
 そのためか、
 アボジのことを考えることにもストレスを感じません
 よく分かりませんけど…」

「俺には分かる気がする。
 ロジカルには説明できないだろうが、
 君は今、安堵感を感じている」

「そうです。
 ところで、私は先生の子供の頃のことを知りません」

「そうだな…、両親は二人とも学校の先生だったから、
 普段の日はいつも家に帰っても一人だった。
 オンマは通っている小学校の先生だったから、
 “なぜ授業が終わるまで学校で待って、一緒に帰らなかったのか?”
 そんな後悔の思い出だ」
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…脳神経外科医手術には細かな神経が要求される。
いつもマイクロスコープを使って、紙よりも薄い部位を手術しているから、ストレスも大きい。
しかし、我々の細心の注意力こそが我々の美徳となる
(ヘジョン)

翌日の朝の5時のこと
スニがジュンテを匿っていたことを知ります。

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「!」

「あんたは隠れられるほど小さいと思っているの?!」

「!」
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ミョンフンの電話に出ないソウのことで、母親のユン・ジヨンは
「彼女はこれまで父親の期待に十分応えて来たから、
 もうそれ以上を望んではいないのよ」

「何がそんなに難しいのか?
 私が歩んだ道に続くだけなのに?!」

「“あなたが歩んだ道”ですって? 
 ナンセンスだわ

「何だと?!」

「言っている言葉が聞こえないの?
 今度はあなたの味方はしないわ」
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ジュンテは、
「一人で顔を出します」

「逃げ出したところを私が見つけて、
 あんたの“首を引っ張ってきた”という方が、みんなが納得するわ」

レジデントたちはジュンテのことで心配。
他方、ナム・へとナム・ダルが順調に回復し、またテレビ出演により治療費も支払うことができたとのこと。

ヨングクは、
「もう1週間になるから、自分の方から顔を出し辛いはずだ」と、みんなでジュンテを探しに出ようと持ちかけています。

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そこに、「逃げ出すことができないほどに、もっと働かせなさい!」とヘジョン

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“いじめの張本人”のギョンジョンは既に白衣を準備して待っていました。

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「!」
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ジホンとヘジョンはナム・バラムのところに。

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「子供たちが出演したテレビを見ましたよ」

「何から何までありがとうございました。
 退院の手続きは完了しました」

「子供たちの風呂の温度に気を付けて下さい。
 頭痛や吐き気がでたら連れてきて下さい。
 ダルを診て来ます」
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「ちょっと、ユ先生…」

「みんなが応援してくれて、
 治療費も困らなくなって、私も嬉しいですよ」

「このことは決して忘れません」

「では、私のことを良い人だと思ってくれますか?」

「はい。
 あんなことを言いましたが、ええ、良い人です」

「へへへ…」

「世の中と言うものは、まだまだ温かい場所なんですね」

「愛してくれる父親を持って、ヘとダルは幸せだと思います」

「そんなことはありません。
 すべての父親には愛情がありますよ」
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13年前のことは当然覚えているチン・ミョンフン院長

(ヘジョンが出演した“フォーカス・ピープル”)
…ハルモニが外科医になる決心の第一歩となりました。
私がワルだった少女時代に、ハルモニは“この世に生を授かった以上、大きな夢を持ちなさい”と言いました。

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(13年前)
「どんなにベストを尽くした手術でも、
 患者が亡くなったら、悪いことをしたと感じるべきです。
 ベストを尽くすことで、許しが得られるとでも思うのですか!?」

「私がベストを尽くさなかったという証拠を見せてくれれば、
 私は罪を認める
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ヘジョンを呼び出して、
「ユ先生とは時々会って、自分も仕事に励みたいからだ。
 年を重ねてくると、どうも怠け者になるようだからだ」
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そこにガンスから緊急連絡
席を立つヘジョンに、

「ソウはどうしているのか?」

「本人に直接お聞き下さい」
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理事長が来て、テレビが放映されてからというもの、友人からの電話が多くなったと、
私も彼女が好きになった」とヘジョンを褒めます。

しかし、
「彼女を解雇したいが、これで難しくなった…」

「なぜ解雇なのか?」

「知る必要はありません」

「ジホンが今日、契約に署名するんだよな?」

「だと思います。
 これで何とかしようと思っているのかもしれませんが、
 そう簡単にはさせません。
 そのうちに自分は“井戸の中の蛙”だと気付くでしょう」
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27歳の男性(パク・ヒョンジュン)が工事現場でのバッテリーの爆発で視力がないと叫んでいるとのこと。

「運動神経には異状ないわ。
 ホン先生を呼んで頂戴」

「ホン先生は午後休です」

「?」
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キム・テホとジホンは投資計画の調印式でした

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# みなさん覚えていますか?
あのアーチェリーのメダリストの自律神経に係る(LIS:閉じこもり症)手術をジホンが成功させました。
ただし、もっと正確な手術ができるようにと、ジホンが考案したのは自律神経と感情系をチェックするために必要な、ドパミン(化学物質)の量を調べるセンサーの開発です。

医療機器メーカーが、600億ウォンの投資に合意

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目の上の前頭部にバッテリーの破片が突き刺さった患者

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ユンドは、
「眼科医の力も必要だ」

「こちらに向かっています」

「まずは眼科医に刺さったバッテリーの破片を取り除いてもらってから、我々の手術だ」
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手術室を準備しろというユンドの指示すら“聞こえないガンス

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(ガンスは脳膜に異常が起きていました:第16話)

ユンドとヘジョン

「ところでなぜ、ホン先生ではなく、俺を呼んだのか?
 ユ先生は、ホン先生の特別なフェローなのではないか?」

「仕事中は別です」

「では、職場を離れるとホン先生は特別なのか?」

「あ~」

「ユ先生は変だな」

「…」
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「すみません。 ホン先生は役員会です」

「不思議だな。 ホン先生は役員会が嫌いなはずだが…?」

「嫌いでも仕事では必要な時があるじゃないですか」

「あ~、なるほど…」

そこに理事長から電話ですが、ユンドは無視

「電話には出ないのですか?」

「あの父親の息子としてしか俺は見られていない。
 知っているか? これがその時なんだ」

「?」

「こんな時だけだ。 しかし、俺の気持ちには触れさせない」

「なんと素晴らしいことでしょうか…」

「ユ先生が皮肉屋でないことを祈る」

「いいえ。
 私たちは生まれてくる環境を選ぶことができないからです。
 良い家庭環境に生まれることは、やはり良い事です」

「いつもストレートだな。
 ともかく最近はユ先生は“天にも昇るような気分のはずだ(# 英語の成句:on cloud nine)”」

「はい、幸せです」

「え~い、正直すぎるな。
 俺のハートは傷付いているんだぞ。
 ユ先生のお蔭で“いばらの道”だ」

「…」

「ぜんぜん悪いとは思っていないようだな」

「…」

「しかし、“いばらの道”も悪くない。
 ライバルがホン先生だからだ

「ふ…」
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「それに、ユ先生がまた笑ってくれるからな」

「セ~ン、からかわないで下さい」

「ふふふ…」
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クギル総合病院の役員会

「本日の役員会の議題は、
 新しい理事を選出することと、介護センターの新設の件です」
(チン・ミョンフン院長)
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「介護センターの件は既に採決済みではないですか?」
(キム・テホ)

「環境は変わる。 変わることで人も生きていくんだ」

「ホン・ジホンです。
 私もチン理事長の“変わることで生存する”という意見には賛同します」

「私も賛同します」
(キム・テホ)

「では、我々の目的とゴールについても変えましょう」
(ジホン)

「賛成します」
(キム・テホ)

「クギルが介護センターを創設するということは、拡張を意味します。
 ただし、それは表面的なことで、もっと院内の設備の充実も必要です」
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「病院内の拡充だってコストがかかるさ。
 誰が資金を捻出するというのか?」

「MHメディテックとのDBSのためのドパミンセンサーの開発で600億ウォンの契約にサインしました
(キム・テホ)
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「クギル病院のブランドは研究所の設備拡大で名声を得られます。
 さらに、得た利益でクギル病院の福祉サービスの拡大を行います。
 病院というところは医者と患者とが共存するところですから…」
(ジホン)
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(キム・テホが準備していた画像がスクリーンに投影されます)

会議が終わり待ち受けていたのはチン院長

「先ほどは見事な攻撃だったな」

「…」

「君はジョンズ・ホプキンズ大学の卒業生だから、さすがだな」

「いいえ、院長から変革の議案を提示して貰ったからです」

「では、本気で福祉サービスの拡大を計画しているのか?」

「ええ、役員会が良い結論を出したと信じています」

「自信がありそうだな。  分かった」

「…」

「今日は多くを学んだ」

「…」
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「…」
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# 深くお辞儀をしつつも、ジホンの表情には戦闘態勢を感じました

(明日)
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ハルモニの言葉大切にして、夢を持って、“生きている限り世の中に尽くしたい”と思うヘジョン。
ジホンの父親のドゥシクは臓器移植センターを作りたいという夢を持っていました。
そして、ジホンは医療技術の発展のための研究所の拡充と、得た利益を“経済的な弱者”のための福祉に転用したいと計画しています。

夢を叶えるにはお金も必要。
(# “お金の問題”というと、“足りないか、全くない”というジョークがあります)
そのために、投資家とのコンタクトをキム・テホが進めました。

作家が描きたい『ドクターズ』が故ホン・ドゥシクの夢を実現するために集合することを期待しています。
一般外科のパランとインジュ、脳神経外科のユンドとヘジョンたちが、ジホンと共にホン・ドゥシクの遺志を引き継ぐのだと期待しています。
(ジホンは父親の遺産相続でクギル病院の50%の株式を保有しているはず)

さて、『ドクターズ』は今週、
第18話、第19話と最終話の3話連続放送になるとのこと

# 以下は私の期待です。

第17話の終わりのシーン

ジホンの言葉には“過去の恨みのために明日までも見失うな”と、恨みをバネにして今日を生きるというヘジョンを説得しました。
とても迫力のある強い人生観に共感したところです。

しかし、私はむしろヘジョンの感情に私たちと共通のフツーの人間を感じます。
ジホンのように高い理想の恋人がいるヘジョンは幸せ。
でももしも、ヘジョンにジホンがいなければ、ヘジョンはもっと極端な方法に走るかもしれません。
それがフツーかもしれません。

ヘジョンが相談したあの二人の弁護士は、単に“公訴時効”を理由に13年前の医療ミスを訴訟には持ち込めないとしました。
しかし、『記憶』(tvN)をご覧になった方々は、パク・テソク、チョン・ジン弁護士と秘書のソンファの“正義感”を覚えておられると思います。
弁護士でありながらも法では罰せられない罪を追及するというヒューマニティでした。

残りの3話になった『ドクターズ』
私はジホンが口に出した「君に代わって俺が殺す」のセリフに期待します。
チン・ソンジョン、チン・ミョンフンの親子、それにソウからは“誠実な謝罪”がない限りは許してはいけない。

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もう一人期待する男性はユンドのこと。
『六龍が飛ぶ』では主人公の恋人のプニを思いながらも、バンウォン(第3代王)に仕えました。
今回はジホンに仕え、ヘジョンの黒騎士になることを期待しています。

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