ヘジョンの恋愛論

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(夕暮れのソウル・金浦空港 2016.07.14)

# 最初におことわりしておきます。
以下は知っていることを羅列したもので、第10話のヘジョンのセリフが(私には)理解できていないところが残っています。
そして、第11話にも同様に難解なセリフが出てきました。
ただし、今回初めて新しい切り口に気付いたところでもあります。

ヘジョンの恋愛論その(1)とでもしておきます。

1.感情のセリフ

人と人が引き寄せられるとき、男と女が惹かれる時、ドラマでの最初の表現(セリフ)は、「あ~、いい気分だ。心が動く…」

ということで、ハングルでは、相手を気に入ることを、
「마음에 들어요 (マウメ トリョヨ)」と言います。
直訳すると“心(マウム)の中に入って来る(現在形)”でしょうか。

これが次の段階にステップアップして、
“チョアへヨ”…「好きです」そして、
“サランへヨ”…「愛しています」と発展していきます。 
しかし、全ては感情からの言葉だと思います。

『ドクターズ』では、
ヘジョンもジホンもお互いを強く意識していますが、相手にはどの言葉も、どの告白をも、今だにしていないのが第10話までだと思います。
手を握る前に、キスはしたものの、二人とも恋愛関係だとはまだ認めていません。

これに対して、ソウは13年前(高校時代)にジホンに実験室で「チョアへヨ」と告げ、また、ここまでで、ユンドには「サランへヨ」とまで言っています。
ジホンもユンドもあきれるだけで、ソウを無視。
なぜか?
そうですよね。
ソウは高校生の時のその場限りの未成熟な感情表現のままですから、当然ながら男と女の“愛”の意味を理解してはいないからだと思います。

2.では愛の定義は?

これまでの韓国ドラマでは、
「一緒にいたい」
「一緒にいても、もっと一緒にいたい」と思う気持ちだと、『会いたい』でのイ・スヨンが中学生ながらに定義しました。
これは例えば、
『信義/神醫』で、ユ・ウンスがノグク公主に教えた定義と同じでした。

また、「友達(チング)以上で恋人(エイン)以下のソム(something)の関係」となると、言葉以上に実態が不明瞭になるように思えます。
まあ、でも以上はすべてが「感情系」の話だと思います。

3.では「理性系」の話とは?

『ドクターズ』第10話の終わりの頃のシーンです。
ヘジョンは「愛」についての定義をジホンに示しました

「俺がキム・チヒョン医師と会ったことに怒っているのか?」
(ジホン)

「ええ」

「二人で協力して調べていけば、
 解決の近道になるとは思わないのか?
 君がスニと一緒に住んでいることとまったく同じじゃないか?」

「じゃあ、どうして先生は私には隠し事をしたのですか?」
(ヘジョン)

「…?」
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「あの、アボ二ムとの釣りの時だって、
 私を先に追い返したではないですか?!」

「…」

「私は質問しませんでした」

「…」

「しかし、あれが国税査察だったことを後になって知りました」

「…」

「それに会長のアボ二ムの容態のことも何も教えてくれませんでした!
 他の人から聞いて知りました。
 先生にとって私は何なのですか?」
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「それは、君には心配をかけたくはなかっただけだ」

「私だって先生には心配はかけたくありません。
 しかし、どうして私のために心労するのですか?!」

「全然そんなことは無い。 
 困りもしない!」

「私も心労はありません!
 なぜお互いに辛いことを分かち合わないのですか?!」

「これまでは誰にも心配事を打ち明けたことがないからだ」

「は~」

「これまでは何でも自分で解決しようとしたし、
 自分でやって来た」

「…」

「あれは君と一緒にできることではないからだ」
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「いいえ、あります。
 これから私たちが男と女という関係でスタートするなら、
 たくさんあります」

「…」

「先生は私には何でも打ち明けて、
 理解を求めて下さい。
 先生の昔の悪い癖は直して下さい」

「…」
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「これが本当の愛だと思いませんか?
 お互いには負担をかけない愛なんて、
 私にはまったく興味ありません

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…過去にホン先生は私に、良い生徒になるようにと求めた。
“良い人になる”ということだ。
これが男と女のロマンティックな関係かもしれない。

しかし、真の“パートナー関係”になるということは、まったく違うということだ。
(ヘジョン)


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# どんなに辛く、または恥ずかしいことでも相手に相談できて、悩みを分かち合う関係
ヘジョンは理性で知り得たことを分析して、高い理想を大脳皮質に持っているようです。
ジホンにはそのパートナー関係を理解して欲しいのかもしれません。
これまではやはり、“教師と生徒”、“スタッフ医とフェロー医”の関係でしかありませんでしたから。

ドラマ『ドクターズ』を見ていて、人間の脳の働きについて少しは理解できたと思っています。

http://jumong007.blog133.fc2.com/blog-entry-2913.html

図のように、人間の脳は大きく分けて、
・脳幹(爬虫類脳) は自律神経を司る部位
・大脳辺縁系(哺乳類脳) とは中間の脳で、感情を司ります。
そして、
・大脳新皮質(人間脳) は新しい脳で、人間にだけ発達した「理性の脳」
この大脳皮質で考えながら意見を述べ合う人間関係(愛)…。
しかし、第11話では再度ヘジョンが難しいセリフでジホンに迫ります。
これもまだ(私は)理解していません。

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