ドクターズ 第8話(中) 金メダリストの指

ソウル(国立)大学病院・MRIセンター
# 脳のように水分が多い部位は電磁波によるMRIが適しているとのこと。
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(2016.07.12訪問)

ドクターズ 第8話(中) 見えた標的

キム・スチョルの手術を終えて

「先生…」

「ジホンはどこか?」

「午後には次の、覚醒状態での手術が控えています」

「あ~、そうか。
 それは大変な手術だな。
 病院の名声のためにも重要だな!」

「ところでどうでしたか?」
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「あとで食事でもしよう」

「先生…」

「ユ先生は私を下に見てはいませんか?
 私は決して患者を殺すようなことはしませんよ!
 勿論、この手術も成功だよ~ん!」
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ジホンとヘジョンは次の手術の準備

「先生!」

「え?!」

「これは人と人とのヒューマニティにとって大切なことです」

「え?!」

ヘジョンはジホンに一歩近づいて…。

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ジホンの白衣の襟を正します

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「いったい、何を考えていたんですか?」

「こんなことで俺を惑わすのか?」

「ヘ! でも感謝してます!」

「何を?!」

「全部です!」

「…」

「…」

…彼女は俺の心を揺らしたいのか?!
(ジホン)
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スチョルとヘジョン

「第1、第2脊椎の手術が終わったわ。
 その中の神経が元の状態に戻ったということだわ」

「脊椎が壊れたと言っていたぞ」

「その手術が終わったということだわ。
 これからはあんたの番だわよ」

「俺は歩くことができるか?」

「あんたは私が絶望の時に助けてくれたわ。
 あんたは何も聞かずに私のことを待ってくれた。
 あの若さにも関わらずにね」

「俺はクールだったろう?」

「いいえ、“とてもクール”だったわ!」

「俺の脳は俺の体をコントロールできるか?」

「指を動かしてみなさい」

「そんなことができるはずもない…」

でも指が動きます

「できたわね」

「ああ、できた。
 ああ、今度は俺の番だな。
 クールで強いところを見せてやる」

「あんたはいつも格好いい男だわ。
 私にはもう十分だから、いい女に出会ってよね」

「お前もいい男に出会えよ!
 俺の手術はあの高等学校の先生だろう?」

「そうだわ」

「彼は結婚しているのか?」

「いや」

「年寄りとは付き合うなよ。
 お前は若くて金持ちのビジネスマンの男の方が良いぞ。
 または俺みたいな男が良い」

「は~、キム・スチョル! 
 あんたはもう大丈夫だわ!」
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さて、午後の手術が始まります
ジホンは前もってアーチェリーの弓と的を準備させます。

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# 手術の様子はオンラインで流れます。

しびれの原因となっている神経をまずチェック

「何も感じませんが大丈夫ですか?」

「あなたの脳は何も感じていませんから、
 怖がらないで下さい」

「部位に達しました」
(ソウ)

「ああ、もう達成と同じだ」

「…」

「患者に話しかけてくれ」

「気分はどうですか?」
(ヘジョン)

「頭が空っぽの感じです。
 映画の“マトリックス”のヒロインみたいです」

「彼女の手は?」

「まだ震えています」
(ヘジョン)
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「さあ」と言って、ヘジョンは患者の腕を動かし始めます。

「電圧を上げてくれ」

「はい」

「…」

「…」

「…」

「震えは変わりません」

「何かが悪いのですか?
 的がぼやけます…」

「!」

「何も見えなくなりました!」
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「信号が不調です!」
(ソウ)

「出血があるからだ」

「ゾンデ(深い針)を抜いて出血が止まるのを待つべきです」
(ソウ)

# Probe::ゾンデor深い針

「いいえ、続けるべきです。
 出血はバイオプシー管(biopsy needle:針 # )を挿入して吸引すべきです」
(ヘジョン)

「…。 バイオプシーだ」
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# 生体細胞を採取する時にも使うパイプニードルです。

「見えないです!」

手の震えも止まらず、「目の焦点が合いません」

「なんで手が震えているのか?!」

「何か問題があるのですか?!」

「騒ぐな!」
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「出血があるのですが、ホン先生を信じて下さい。
 心配ないです」

「視力まで失わないのでしょうか?」

「私たちを信じて、
 この手術を選んだ自身も信じて下さい」
(ヘジョン)

「もうちょっと時間を置いた方が良いのではないですか?」
(ソウ)

「俺たちの判断に従え」

「…」

「問題の部位の手術中です。
 先生の指示を待って下さい」
(ヘジョン)

「…」

「もうちょっとで終わる…」

「先生!」
(ソウ)

「先生がこのまま待てと言ってるじゃないの!」
(ヘジョン)
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バイオプシー管による吸引が成功

「止血できた」

「…」

「…」

「…」
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「お! 見えます!」

「手も見えますか?」

「ええ、見えます!それに震えません!」
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「さあ、私の手を握って下さい」

「信じられません」

「信じられないでしょうね?
 さあ、手を左右に動かして下さいね…」

「ええ…」
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「では、人差し指を鼻につけて、次はピースサインをして下さい」

「あ! カムサ~ムニダ!」

「ピース!」
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「さあ、患者にアーチェリーの弓を持ってこい!」

「…」
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「さあ、オリンピックの金メダリストのイ・スジョン選手が弓を射るぞ!

「…」

「!」
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「ポイント10だ!」
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「イ・スジョン! イ・スジョン!」
(ギョンジュン)
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ヘジョンとソウ

「あんたは手術に際してはプロとは言えないわ」

「私が何で悪いの?
 出血が止まるまで待つべきだったわ」

「いいえ、待つにはあまりにも出血が多かったからだわよ。
 視力障害の危険があったからだわ。
 出血は視神経に悪影響を及ぼすからよ」

「あんたが私を辱めるのが耐えられないわ」

「患者の気分を落ち着かせるのがまず大切だわ」
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そこにジホンからのメール
そして、ソウは叱責されます。

「ソウや、今日の態度には容赦はできない。
 プロとは思えないからだ」

「…」

「チームワークを乱したよな。
 私が不公平だと思うか?」

「酷いです」

「私の考えが解らないのか?
 これは意識があっての手術だ。
 患者の気持ちを鑑みていたのか?」
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「私は自分の意見を述べただけなのに、
 プロだとは認めて頂けないのですか?」

「私は君の意見のことを問うているのではない。
 なぜ知らない振りするのか?
 頭が悪いわけではないだろう?」

「…」

「チームの決断には従うべきだ。
 出血をまず止める方針だったのになぜ反対したのか?」

「…」

「患者は私の判断に不審になるじゃないか?!
 患者を前にして、あんな態度は許せない」

「ヘジョンが同じ態度でもそうしますか?」

「当たり前だ!今、私は、
 君のプロ意識についての問題点を話しているんだ!」

「…」

「いつまでそんなにヘジョンと比較するつもりなのか?!」

「一生です」

「ソウや…。
 もう二度とこんなことは許さない。
 もう君を私の助手としては認めない」
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継母の回復

「アンニョンハセヨ アボ二ム 
 スープはとても美味しかったですよ」

「あ~、それほど感謝されるほどでも…。
 これは店の名刺です」

# ヘジョンには父親の気持ちを受け入れる気持ちがないようです。

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ジホンとスチョル

「気分はどうかな?」

「ヘジョンとは付き合っているのですか?」

「そう見えるか?」

「そう見えないが、未婚なのですか?」

「君は?」
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「既婚です」

「え?!」

「?!」

「それは良かった。 早い結婚は良いよな」

「?!」

「来週はリハビリに移すから、元気になってくれ」

「嘘つきめ!」

「ああ、大きな嘘じゃないけどな!
 格好いいな! 結婚しているなんて!
 最初から格好いいと思っていたんだ! 
 ハンサムだな!」

「?!」

「気分が悪くなったらいつでも呼んでくれ」
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# 脳神経外科での多くの医学用語、医療機器の名前を英文から調べるのに時間を要しています。
間違いがある場合はご容赦ください。

さて、ドラマ『お願いキャプテン』では、熟練の機長や客室乗務員(FA)となるためには、危機の際に、パニックにならないように、また乗客を不安にしないようにと定期的な訓練がずっと続きました。
恐れず冷静を保たないといけない手術室の中でも同じだと思えば、チン・ソウと父親のチン・ミョンフンは不向き。
したがって、病院“経営”の道を歩んでいくようです。

知人からのコメントです。
「今のところ、ソウのお子ちゃまキャラと脳神経外科フェローの立場がアンバランスに感じます。
命を預かる立場にしては軽すぎ。
大学病院が10歳若返ってキャンパス舞台でも変わらんみたい。
超辛口でチェソンハムニダ」

もうひとつ気になるのは、チョン・ユンドとチョン・パランと父親のチョン一家。
ファミリーは裕福な財閥のようで、彼らの道もどうなるのか…?

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