ドクターズ第5話(上) しみいる愛


hangan 07
(昨夕の漢江と空)

第4話の終わりはリンクの中で、君は変わったなと、
「なぜ人の話を鵜呑みにするようになったのか?
 俺は結婚はしていない!」とジホンでした

ドクターズ第5話(上) しみいる愛

…危険に直面すると、人の身の動きは素早く反応する。
過去からの経験や幼い時に経験したことが基礎になって、
体が反応するようになるからだ。
しかし、一端幼児期を過ぎると、もう本能的ではない行動に変わっていく。

「馬乗りになってしまったかな?」

「ええ、どいて下さい」

「ああ、そうだな。 すまない」

「…」
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「すまない。
負けたくなかったから…、怪我はないか?」

「大丈夫ですよ」

「良かった…」

「は~」

「…」

「だいたい、君が仕掛けてくるからだ」

「先生とはファイトする気は全くなかったです」

「それは俺も同じだ。 なぜ仕掛けてきたのか?」

「クニャンですよ」

「は~、チッ。 ははは~」
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「へへへ~。 大丈夫ですか?」

「ああ、それにしても君は強いな」
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クキル総合病院

「意識が確かになったら、チューブは外します」

「なぜ君がここにいるのか?」

「ちょっと責任感を感じているからです」
(ソウ)

「名前を言って下さい」

「クニャン…」

「私のことが解りますか? お名前は?」

「オ…、ミョン…」

「大丈夫のようです。
 意識が少し朦朧としているだけのようです」
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「右腕を上げて下さい」

「…」(反応します)

「では次に足を…」

「…」(反応します)

「問題ないようだ」と、ユンドは「6時間ごとにマニトール(糖分の補給)を100ccしてくれ」と、
「手術後の血圧低下は危険だ。彼女の血圧が極端に高くなければ、自然と治癒する」などの通常の経過処置をキョンジュンに指示。
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ソウとユンド

「好きだわ」

「…え?」

「あ~、どうして発言したのか…?
 でもチャンスがなかったから、今になって言ったのよ」

「どういうことなのか?」

「オッパだって誰かを好きになったり、別れたりしたはずで…、
 でもこれは衝動的な一目惚れではありません」

「アイゴ~。
 君は俺が好きなタイプを知っているだろう?」

「もう誰にも馬鹿にさせたりはしないわ」

「いつ俺がもてあそばれたというのか?
 これまでだって、たくさん恋してたくさん傷ついて成長してきた」

「わ~、まるで飲んだ時の話みたいだわ。
 成長したとか何とか…、
 だいたいなぜ女性を愛したことがあるのですか?」

「どうしてあんな女性たちを愛したのか…?
 俺も疑問だ」

「この私は明るくて、しかも良家の出身で、学校の成績も上位でした。
 顔も可愛いでしょう?」

「アイゴ~、そこまでにしてくれ。
 誰か他の男にしてくれ」
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「変な趣向の人だわね」

「ああ、そうだ。
 なぜ俺の女性の好みに興味を持つのか?
 ユ・ヘジョンのことが気になるのか?」

「どうして彼女の名前を…?」

「ユ先生が君の気がかりだと思うからだ。
 学校ではライバルだったのだろう」

「どうして私があんな女のライバルなの?
 ユ・ヘジョンに興味があるのですか?」

「ああ、勿論だ。
 彼女の過去に何があったのか関心がある」
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「一目惚れなの?
 彼女がどんな女なのか分かっているの?」

「君は憎んでいるようだな。
 いずれにせよ、君は俺のガールフレンドにはなれない。
 しかし、彼女を追い出すことはできる」

「私のために?」

「違う。 俺のためだ。
 俺は彼女の取り巻きのことが好きじゃないからだ。
 腕もないくせに生意気だからだ」

「追い出すことは難しいわ。
 この病院の副院長(キム・テホ)や医局長は彼女の味方だからよ」

「俺の関心は脳の動脈瘤のことだけだ」

「?」

ソウはヘジョンを追い出すことしか考えていないようです。

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ジホンとヘジョン
(スーニ・ハワイの前で)

「君は現実が想像を絶する場面に出会ったことがあるか?」

「…?」

「でも俺はそのシーンを見た。
 まさに君を見た時のことだ」

「へへへ…」

「きっと君は元気だと思ってはいた。
 しかし、まさか医者になっているとは想像できなかったからだ」

「社会は私を下に見て蔑みましたが、
 私は勉強することで社会の階段を登ってきたつもりです」
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後ろから脇をかすめるバイク

ジホンはヘジョンを抱きかかえて、
「大丈夫か?」

「ええ」

「…」

「…」
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「今度は君にフリーハンドでカテーテルを挿入する方法を伝授しようか?」

「勿論ですよ。 良いですね」

「では来週から俺の傍にいて俺のために働いてくれ。
 明日も病院には行くが、出勤の日ではないから、
 患者たちを見回るだけだ」

スーニ・ハワイまで来て、
「もうここで良いです」

「ああ、ではカテーテルを入れる前に、何が必要なのか分かるか?」

「何が…?」

「さあ、俺が“君を防衛する”っていうことを受け入れることだ。
 君は何でもできるから、何でもないようなことだがな」

「私は自分でも守れます」

「誰かが守ってくれる環境で育った人々は、自分と社会を信じている。
 それが人生の基本だが、
 もしも君が混乱するような困った時は、俺が守る」

「防衛が必要なのは子供です。
 先生も過去のことは変えられないし、過去を償うことはできないでしょう?
 ただ、受け入れるだけです」

「わ~! ははは!」

「?」

「君は本当に聞く耳を持たないな!」

「ふふふ…」

「俺は過去の出来事は変えることが出来ないと解るまでに、
 多大な犠牲を払ってきたんだ。
 しかし、君の心は変えることが出来る。
 どこから始めるのか…、
 どうやって君に教えることができるのか分からないが、
 君のためには新しいカリキュラムを作ってみる」

「なぜですか?」

「“クニャン”だ!」

「…、ふ~」
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「さあ、振り向かずに、まっすぐ店に入ってくれ」

「…」

「…」
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ヘジョンは振り向きます。
「また、俺の話を聞いていないようだな?」

「は~」

「ははは…」

ヘジョンは湧き上がる感情の何かを伝えたかったようですが、そこにスニ

「ホン先生!」

「お~、スニや!」

「先生!ご結婚おめでとうございます!

「違うわ」

「え? オモ! すみません。
 では離婚したのですか?」

違うと言ってるじゃないの!

「君は変わったな!
 彼女のゴシップ話を信じたんだな?!」

「先生こそヘジョンの今の性格を知らないのでしょうね!
 ヘジョンはこの親友のスニからの話もなにも、聞かずに、
 過去のことは引きずりませんよ。 
 でしょう?」

「お~」
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翌朝のこと

ピ・ヨングクはギョンジュンからの携帯の着信音で目覚めます。

(携帯の登録名…神経外科の犬

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「イ・キチョルは正常に戻って来たようだ。
 出血は?」

「20ccだけです」

そしてヨングクがやって来ます。

「俺はお前の目覚まし時計じゃないぞ!」

「いいえ、寝てはいませんでしたよ。
 ト・ヨンギョン患者の容態をチェックしていました」

チームミーティング
でした。

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キム・テホとジホン

「ホン先生。
 ト・ヨンギュン患者の出血が大きくなっているようですが?」

「それほどでもない。
 6時間ごとにウロキナーゼ(血栓を溶かす酵素)を投与してくれ」

「はい」

「脳内の血流をチェックしながら、多量の投与はしないように」

そこにキム・テホが来て、午後はどうするのかと。

「午後は休日を楽しみますよ。
 ところで、ユ・ヘジョン先生が私の元で働くそうですよ

「二人はいつそんなことを決めたのか?」
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テホがつまらない経営会議と言っていたこと
そこでは、院長のチン・ミョンファンが手術の多寡による成績で、コーポレートカードの使用上限を引き上げると、実績をあげたパク先生に拍手。

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「キム先生。
 副院長としての一般手術が1000万ウォン。
 神経外科としては4500万ウォンですね。
 脳神経外科としての医局の成績を上げないといけませんね」

「新しく、ジョンズ・ホプキンズから来たホン先生を雇いましたから、
 実績は改善に向かうでしょう」

「一人の増員で病院の利益は増加すると思っていますか?
 あなたは病院経営の副院長としての任務が解っているのですか?!」

「長期的な観点からは臓器移植センターを考慮した方が…」

「分かっていないようですね!
 昨年は2350万ウォンの損失でしたよ!」

「いいえ、病院全体では1億ウォンの利益を上げましたよ」

「カフェテリアでの収入は関係ない。
 今月のあなたの医局のスタッフの休暇は認めません!
 もっと手術の回数を増やして下さい!」
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ゴルフを楽しむホン・ドゥシクとチン・ソンジョン
二人はそろそろ引退することを話しています。

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チン・ソンジョンは息子のミョンファンのビジネス拡大路線にゆだねようと持ちかけますが、ホン・ドゥシクは、
「一人の人間に経営を託すわけにはいかない」

「では、キム・テホ副院長のことを考えているのか?」
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ホン・ドゥシクは、金儲けだけのチン・ミョンファンを嫌い、息子のジホンとキム・テホに、すでに財団の資本を譲渡したようです。
他方、経営会議での6月の収支報告を見ながらチン・ソンジョンは息子のミョンファンに、脳神経外科の利益率が低すぎると指摘。
ミョンファンは「彼らには課題を出した」と、休暇を返上して働くように指示を出したことを伝えます。
また、ソンジュンはドゥシクを引退させるとミョンファンに提案。

(ドゥシクに関する資料を父親から貰うミョンファン)
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ボスの部下たち

「あ~、先生!」と総敬礼のヤクザたち。

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「止めて下さいよ。
 みんなからボスだと思われます」
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ボス

「警備を怠るなよ。 そして静かにしていろ」

「はい、ボス」

「気分はどうでしょうか?」

「大丈夫だ」

「ゆっくり休養して下さい。
 ところであんなに多くの部下に警護してもらう必要があるのですか?」

「私には敵が多いからだ。
 この容態が知れたら大変なことになる。
 誰がやって来るのかわからない」
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「状況は理解できますが、今後どうなるのかを知っておきたいんです。
 血圧は大丈夫かしら?」

「はい、全てが順調です」

ボスはあと1週間の療養で退院までこぎつけるようです。

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そこでまた急患

ユンホと呼ばれる少年が、登校の途中で意識を失った…

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ドラマ『テロワール』ではシン・スンフンの「愛はこのようにやって来るようで…」がOSTでした。

…愛はこのようにやって来るようで…
避けることができる愛なのに

昨日はサクッと脳の仕組みを記事にしましたが、脳の3層のうち、感情を支配するのは脳幹(爬虫類脳:自律神経)の上にある2層目の辺縁系で、“動物脳”の一分野でした。
その上を覆うのが“人間脳”で、その脳皮質が理性を支配します。

13年前当時、ジホンは27歳でヘジョンは18歳の高校生。
ヘジョンを「失った」と思ったジホンは、

……愛の狂気は脳細胞への刺激から来るということの証明だ。
しかし、狂気のない愛は普通じゃない。
私は愛の狂気から自分を守って、冷静でいたいと思っていたが
おかげで代償は大きかった。
(ジホン)
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ジホンも“避けることができるものの(理性)、愛があのように浸透して来た(感情)”と知ったのでした。

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