ドクターズ 第1話(下) 転校生

kinouno sora
(end of June)

ドクターズ 第1話(下) 転校生

クラブでの縄張り争いの大騒ぎ

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ヘジョンは現れた青年のバイクで逃れます。

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クキル病院

「なぜ着換えないのですか?」

「40分後にまた手術があるんだ」

「アボジの件では、ありがとうございました」
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「心配するな。
 それよりも良い息子でいるんだな」

「アボジが何か言いましたか?」

「何も言わないタイプだけど、
 きっとお前の決心を待っているようだ」

「…」

いつ病院に帰って来るつもりなのか?」

「今は教師の仕事が好きなんです」

「お前には出世の意欲はないのか?
 この病院に対する責任感もないのか?」

「でもアボジは立派に経営していますよ」

「いいや、人が老齢化すると、
 頭を体がコントロールするようになる。
 そうなると、この病院の副医院長の言いなりに変わって行く
 副医院長の息子もこのところよくやって来るようになった。
 その意味が分かるか?」

「院内の権力構造は病院のためになるように変わって行くのが当然ですよ。
 権力者になるには経験が必要だから、
 権限を持つためにはそれなりに態度も良くなっていくはずです」

「まるで先生だな。
 どんなに悪くなっていっても、多様化や変化が必要だと言うのか?」
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「へへへ。
 良い人とか悪い人とか、人間には二分法は適用できません

「どうしてそんな複雑に考えているのか?」

「いいえ、現実を話しているだけです」

「なんでそんなことが分かるのか?」

「ただ良い環境で暮らしているからです」
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そこでジホンは警察から呼び出されます
まずは警官に飲み物を差し入れて、「担任の教師です」

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「一人は両親が連れ帰りました。 残る連中です」

「飯は?」

「…」
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食堂で

「あ~、熱い」

「楽しんでいるようだな。
 どうしてそんなに美味しそうに食べれるのか不思議だ」

「先生が食べろって言うからそうしてるんです」

「私が一番嫌いなのは暴力なのに、
 なぜ喧嘩沙汰になったのか?
 それに、だいたい捕まるようなことはするな」

「先生は喧嘩するなと言っているんじゃなかったのですか?
 なぜ捕まるなとか言うのですか?」

「言いたいことは喧嘩をするなということだ。
 捕まるとそれが大事になるからだ。
 お前たち二人には守ってくれる人がいないからだ。
 私にあれこれ全部説明させる気なのか?」

「…」

「私はお前たちに勉強しろなんて言わない。
 ただ、学校に来いとしか言わない」

「…」

「さあ、これだ。
 探して欲しかったんだろう?」

「…」
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電話番号と母親の名前が…、

…キム・スヒ

「オンマのことだわ」
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(リーダーのチェ・ミラ)

ハルモニ

「なぜ外で?」

「まだ孫娘が帰ってこないからよ。
 これから一緒に暮らすことになったのよ」
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バイク

「ヘジョンや!」

「帰って。 ハルモニだわ」

「ああ、ハルモニ アンニョンハセヨ」

「誰なのその男は?」

「…」
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3人になって

「何よ、その服装は?」

「…。 なんで外にいるの?」

「あんたの帰りが遅いからだわよ!」

「…」

「挨拶しなさい。
 この家に下宿している先生だわ。
 あんたの学校の先生だわ」

「…」

「アンニョンハセヨ」

「どうしたのか? 昼間の元気はどうした?」

「もう学校で会ったの?」

「いいえ、ミュージックショップです。
 彼女が何かを盗もうとしてました」
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「まさか、そんな…、
 そんなことをする子ではないわ。 
 そうなの!?」

「いいや。 
 だってこのオジサンにも、あそこで初めて会ったわ」

「やあ、どうしてそんなに嘘ばっかり上手いのか?
 盗みと嘘だとの推測ですが」

「早とちりしないで下さいな、ホン先生。
 そんな子ではありません」

「いいえ、どんな親でも贔屓目に見ますから、
 自分の子供は正しいと信じているんです。
 この世の現実を直視して下さい。
 現実を見ないと子供を堕落させますからね」

「あなたは先生なのに、
 なぜ年上に対してそんな言葉使いをするのですか?!
 年上を尊敬しない先生に、生徒たちは何を学ぶって言うの?!」

「…」

「最近の子供たちはみんなこうですからね!
 人を信じることもできなくて、結婚なんてできませんよね?」

「どうして結婚に繋がるのか…?」

「言いたいことは何でも言います!」

「…」

「さあ、中に入りなさい。
 馬鹿げた話を聞いてないで!」
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「先生の話は忘れて、気分悪くしなさんなよ。
 夕食は?」

「時間で分かるでしょう。 食べてきたわ」

「外で食べることと、家で食べることとは違うわ。
 何か作るから」

「いいわ、今日は最悪の日だったからね。
 でもなぜ先生がここに住んでいるの?
 家はたくさんあるのに…?」

「やあ、我慢にも限界があるわよ。
 どこでそんな服をどこで着てきたの?!
 制服は買ったの?!」

「いいえ、学校に行っていないのに、行かないのに、
 なぜ制服が必要なの?」

「学校に行かないなら、どうするつもりなの?」

「飲み物か何かを売って、ハルモニのように生きるわ。
 時には体も売って…」
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バシッ!!

「飲み物を売るとか、
 体を売ることの意味が分かっているの?!」

「…」

「あんたには明るい未来ってものがあるのよ!
 何でそんな馬鹿げたことが言えるの?!」

「…」

「そんなあんたと一緒に暮らせと言うの?!」
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「一緒に暮らすつもりはなかったはずだわ。
 必要に迫られただけだわ」

「いいえ違うわ。
 私こそあんたを手元に置いておきたかったのよ!」

「!」

「私がみんなに頼んであんたを呼び寄せたんだわよ!」

「…」

「あんたはオンマを亡くし、
 …あんたのオンマとしての期間は長くなかったけど…。
 大学時代にだめな男のために自分を見失って、
 夫を亡くして精神を患って…」

「オンマの悪口は言わないでよ」

「じゃあね! あんたも思い付きでしゃべらないで!
 あんたは可愛がられて育っては来なかったから変わったかもしれない。
 これからは私が一生懸命に慈しむつもりだわ」

「…」

「もう60歳を超えたから、
 あんたの心をどれほど変えることができるか分からないけど、
 あんたも性格を変えるように努力しなさい」

「どうしてこうなったか分かっているつもりなの?!」

「あんたもそれが分からないなら人間じゃないわ。
 あんたが学校に行かないと言うなら節約できるわ。
 私の人生じゃなくて、あんたの人生だからね。
 好きなようにしなさい」

「好きなようにするわ!」
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ヘジョンとジホン

「偉そうな話をしないで下さい」

「あ~、俺のことが良く分かっているようだな」

「私はこれまでいろんな先生を見てきたけど、
 新しいタイプですね」
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「ああ、それは歓迎の言葉だとしておこう」

「!」

「どうした? また殴る気なのか?」

「ヤクザ女だとでも思っているの?!
 関係ない人は殴らないわ」

「じゃあ、なぜ私を殴ったのか?」

「…」

「俺は恨みには我慢するほうだ。
 君が殴らなかったとすれば、俺も話をすることは無かったろうな」

「!」

「俺は本当に暴力が嫌いなんだ。
 だから、君がそれを解ってくれれば、
 ここで一緒に生活できるだろうな」
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ハルモニとヘジョン

「叩くなんて…、ごめんね…。
 私には学がないから、感情に任せて大声を出して、
 叩いてしまったわ」

「…」

「あんたが盗みをするなんて、本当かと聞くと怖いから、
 先生にも大声を出してしまったわ…。
 こんなに大きくなるまで、ハルモニとして何もしてあげられなかった。
 私のようにならないためにも、学校には行くべきだわ。
 あんたは立派な人になるべきだわ」

…ミアネ、 ミアネ ハルモニ…

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…いい思い出。
 私にも良い記憶が残っている。
 ハルモニに再会してから思い出した。
 ハルモニに再会してから気づいた。
 良い思い出と良い出会いがやって来る時に、
 人は良い人になるってことが…。

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(# 脚注します)

「…」
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朝になって

朝の運動・サイクリング

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「仕事だわよ!市場に行くわ」

「!」
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「出かけるのですか?」

「ええ、学校には行かないそうだから、仕事を教えるのよ」

「さすがですね、いい考えですね。
 ハルモニは最高!」

「朝ご飯を用意しておいたから、食べていってね!」

「は~い」
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市場

「うちの孫娘だわよ。これから食堂で働くわ」

「アイゴ~、お疲れ様!」

「ハルモニ。
 私が学校に行く方が良いと思っているでしょう?」

「そうだわ」

「私は人に迷惑をかけるのが嫌いだわ。
 ハルモニは家族だけど、公平に取引するべきだと思うから、
 ハルモニが何か変わるという条件で、
 私もハルモニが望む何かを変えるわ」
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「気が狂ったか…、いや。
 アイゴ~、可愛い…、いや!」

「これを持って帰ってね。 私は学校に行くわ」

「…」
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ナムヤン女子高等学校

「実は目を掛けないといけない生徒が何人かいるので、
 さらには生徒を増やしたくないんです」

「どうか彼女にも同じように目を掛けてくれ。
 チェ・ミラとその仲間たちは、君のクラスだったよな。
 昨夜はクラブに言って、補導されたよな?!」
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「まさか、その件を教諭会でテーマにするのですか?」

「いいや。
 問題を大きくしたくないから、君の教育方針で何とかしてくれ」

「ありがとうございます。
 でも、あの生徒は引き受けたくありません」

「…」
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新入生

「あ~、今日はソウルから来た新しい友達を紹介する。
 後は自己で紹介してくれ」

「ユ・へジョンだわ」

「…。 どうもそれだけのようだな。
 まあ、いいさ。
 あの後ろの空いた席に座ってくれ。
 席替えは来月にする」
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「その3人たちは昨夜問題を起こしたよな。
 実験室で控えておけ

「どうして私達だけですか?」

「なぜだ?」

「あの子です。
 最初に喧嘩を売ったのはユ・へジョンです」

「さあ、中間考査が1週間後だ」

「やあ、どうやって逃亡したのかしら?」
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「お前たちは1週間授業に出なくていいから、
 この実験室で“謝罪状”を書け」

「は~い」

「どうして君は返事しないのか?」

「どうか私を殴って下さい。
 ここに1週間もいるよりは、それがマシです」

「クニャン…」

…俺にできるかどうか試しているようだな。
 俺が食いつくかどうか…?

「正直に言いますが、謝罪する理由はありません。
 昨夜は私がこの学校に入学する前の出来事でしたから、
 学校側には懲罰を与える権限はありません。
 補導もされていません」

「では君の希望通りにするから、
 他は廊下で待っていてくれ」
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「お前は俺が武力が嫌いだということを知っていて、
 わざとああいうことを言い出したんだろうな」

「それも一つの理由です」

「は~変な奴だ。 立って後ろを向け

「…」

「俺が一番嫌いな暴力でも、
 どれほど必要なのかを見せてやろう!」
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「…」
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…あなたが私の敵のなるのか味方なのか、
 あなたにはきっと分かってはいない。
 他人の人生の一部になるのかどうかも…、
 誰も初めからは分かってはいない。

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(第1話のおわりのカット)

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# このヘジョンの子役。
『お願いキャプテン』でのポソン(年が離れたハン・ダジンの妹の配役)でした。
この子は機内での出産でしたが、衛生の問題から敗血症にかかりました。
同時に、母親は出産の際の出血多量で亡くなります。
しかし、母親の温かさを知らないものの、ダジンやみんなから愛されて、心美しく育ちます。
彼女の最終話でのセリフは、「あの雲はオンマのようだ」でした。

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(4年前のKJSからのカットです)

フランソワーズ・サガンの小説『美しい雲』のタイトルになった詞は、
“人は永遠ですか? 愛は永遠ですか? 
 いいえ。
 では永遠なのは?
 あの美しい雲です”(旅人の答え)

このドラマ『ドクターズ』の相関関係も似ています。
機長と副機長(コパイ:見習い)のドラマが『お願い(プタッケヨ)キャプテン』でした。
機長には恋人のFAがいましたが、二人の仲が機内出産の際の問題で冷え切り、機長の前に新しく現れたのがはねっかえりのハン・ダジン副操縦士でした。
教官と見習いの関係が愛へと発展します。

ジホンを愛するインターンでの同僚の女性(インジュ)が出ました。
これは別れの悲しみの予感なのか…?

『お願いキャプテン』のエンディングでのタジンのナレーション

…大きな金属の塊が空を飛ぶという奇跡は、
 人に夢や希望と元気を与えてくれます。
 この空はみんなのひとつの大切なものです
(KJSのキャッチです)

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