ドクターズ 第1話(上) 高校2年生

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(end of June)

まずは放送初日のイノライフ(エンタメ)ニュースから。

イ・ギウが『ドクターズ』 第1話の最初のシーンで、暴力団のボスとして登場、神経外科の医者に成長したユ・ヘジョン(パク・シネ)と強烈な対面をする。 
深刻な怪我を負って救急室に来たイ・ギウは、女医のヘジョンを信用できず、彼の部下らも男性の医者を探す横暴さを見せる。

医療陣が震えている時、腕に覚えのあるヘジョンが、暴力団の一行を軽くあしらい、ボスのイ・ギウの手術を執刀する。 
イ・ギウの出演は、第1話のプロローグだけでなく、その後のヘジョンとユンド(ユン・ギュンサン)のすれ違う縁を作る核心キャラクターとして再登場する。 

制作陣は、
「ボス役は、1部の最初のシーンを開く人物で、今後の展開の話頭となる患者だから、良い俳優が必要だった。 オ・チュンファン監督がtvNの『記憶』で印象深い演技をしたイ・ギウを挙げ、直接キャスティングして出演することになった」と、キャスティング秘話を伝えた。

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(上記の記事にあるように、このシーンは第4話に繋がります)

ドクターズ 第1話 イントロの部分

カンナムの夜、救急車のサイレンが響きます。

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(クキル総合病院本部のトラウマセンター)
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# 各話で主人公2人のナレーションが入ります。

…運命的に出会う人々とは、もとよりそういう運命だったということだ。
 私の運命的な出会いの場所はここ。

…死ぬということは、普通は驚きのことだが、ここでは死とはいつも隣り合わせ。
 私が出会う人が死んでも驚きではない。
 本人もそうであろう…。

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運び込まれたボス

「緊急病棟に運べ! MRIだ」

「医者はどこだ?!」

「…」

「お前は俺が怖くて仲間を怒鳴りつけているようだが、
 俺の質問が聞こえないのか?!」
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「教えないと分からないのか? え?!」

「いいえ」

「歯をへし折れ」

「え?!」

「…」
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「何だ?! 医者か?!」

「見たら分かるでしょう。 医者だわ」

「わ~!」

「ここは患者を治療するところだわ。
 患者以外はどきなさい」

「お前は俺たちの兄貴に指図する気か?!」

「この人を治療する人は私だってことよ。
 この人のために最高の環境を提供するってことだわ」

「女には治療して欲しくない。 男を呼び出してくれ」

「私があなたの女に見えるの?!
 私にとっては、あなただって他の患者とは何の変わりもないわ」

「…」
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「さあ、みんな。 ここを片付けて、
 他の患者さんには迷惑をかけないでね!
 あなたも、そこのあなたも、そこもね」

「この女は分かっているのか…?
 この女をどかせ」
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アクション

「女に殴り倒されても恥ずかしくないつもりなの?!」
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数人の男たちを投げ倒して、
「すみませんでした。
 私に怪我させられた人は責任もって私が治療します」
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ユ・ヘジョン(役:パク・シネ)

「そこをどきなさい! また殴られたいの?」

「分かったから好きにしろ。
 しかし、俺たちの兄貴に何かあったら、
 お前の命はないと思え」

「さあ、始めるわよ」

「…」
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ドクターズ 第1話(上) 高校2年生(これから本編)

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13年前の高校時代(#)

(職員室)
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「イヤフォンを取りなさい」

「…」

「聞こえないの?」

「…」

「静かに待てと言ったわよ!」

「…」

「何を眼付けているのよ?!
 これが最後の贈り物だわよ。
 あんたにはゲロ吐かせてやりたいくらいだけど、
 あんたの父親が迎えに来ているから仕方ないわ。
 出ていきなさい」

「は~」
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「待ちなさい」

「…」

「挨拶はしないつもりなの?!」

「は~、お元気で…、
 あなたの部屋の壁がクソで塗り固まるまで、元気に生きて下さい」

「この娘は…」

「私はもうあなたの女学生ではありませんからね!」

「あんたのような生徒は来年までには刑務所入りだわね」
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「今夜は背中の後ろに注意してくださいよ。
 元気な人でも、ちょっとした事故で死にますよ」
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父と娘

「おい、待て。
 いつまで面倒みさせる気なのか?」

「人は偉大なる父親だと思うでしょうね。
 学校までやってきて娘のために先生に懇願するんだからね。
 父親らしくしたいのでしょうね」
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「いつまで迷惑ばかりかけるのか?!
 周囲がどれほど苦労しているのか分からないのか?!」

「殺したらどうなの? 
 オンマにやったようにね!殺しなさいよ!
 そうすればスッキリするでしょうね?!」

「涙の一つでも出さないのか?」

「もう私の心は死んでるわ」
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ハルモニと孫

「ハルモニの家じゃないの…。
 こんな狭い町(#)で何しろっていうの?!」

「もう十分面倒見てきたからだ」

「あの女が家に来た時に、もう親子の関係は終わっていたわ」

「“あの女”なんて呼び方はするな!
 お前のオンマ(継母)の方がお前のことを怖がっている!」

「ふ!」

「もう連絡はするな」
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「見てなさいよ…、
 いつか私の方から見放してやる日まで…。
 オンマ…」
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「いつまで外にいるつもりなの…?」

「入るところだったわ」

「お父さんはどこなの?」

「帰った…」

「挨拶もせずに帰るなんて、あいつめ…。
 思い知るべきだわ」
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「明日から学校始めるの?」

「聞かないで…」

「だって、あんたは学生だわよ。
 学校は良いところなのに、また問題でも…」

「追い出すって言いたいの?
 捨てられるのはいつもだから怖くはないわ」

「そんな態度はしないでよ。
 “捨てられる”なんで言う人はいないわよ」

「ご飯はもうないの?」

「ダメだわ。 少なくとも下さいってお願いしなさい」

「…」

「丁寧にね」

「…」
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「問題起こしても、私は追い出したりはしないわ。
 だから出ていくなんて言わないでよ」

「イ~ッシ、
 私があと3歳若かったら感動する言葉だわ」

「あんたは複雑だから、
 相談事は人にはせずに、何でも私に話しなさい」

「なぜ?」

「捨て猫みたいに、人が見下すからだわ」

「それも十分経験したわ」

「そんなことばっかり言ってないでよ。
 あんたにも良いところがあるんだから」

「人はきっと後になって分かるはずだわ。
 私に自信ができたら、誰も馬鹿にはさせないわ」

「そうよね。 私だって味方するわ。
 人を助けるスタイルが私も好きだわ」

「ハルモニは、私が最初に出会った“大人”だわね」

「あんたももっともっと良い人に会うべきだわね。
 良い先生に出会えるといいけどね

「もう10年も学生してるけど、
 良い先生なんて見たことも聞いたこともないわ」

「…」
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# 「良い先生に出会えるといいけどね」…伏線です。

翌朝の登校時間こと

「グッドモーニン! 
 お~い、チン・ソウや、俺に付いてこい!」
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「走って来ました」

「さあ、これを持ってくれ」

「何で私がいつも小間使いなんですか?」

「ちょっとだけだ」

「いつも“ちょっと”でしょう?」

「分かっているじゃないか」

「いつも、ちょっと(クニャン)
 クニャンってばかりで答えになってません」
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チン・ソウ(役:イ・ソンギョン)

# ちょっと(クニャン)…。
クニャンは、“理由はない”の意味で使う言葉で、日本語では“ちょっと…”でしょうか。
この“クニャン”は第2話の最初の伏線です。

「重そうだわね」

「ア~、チンチャ、どうしてこういう扱いなの?」

「きっと先生は、
 あんたのお父さんがここの病院の院長だってことを知らないからだわ」

「そうね。 学校にはオンマしか来ないからね」

「あの先生は父兄に会うのは好きじゃないのよ。
 でもね、あんたのオンマに会うのは好きみたいだわよ。
 いつも贈り物を持って来るからね。
 先生は“丁寧な人”だと言っているわ」

「あんたは鈍いわね。
 それで私が喜ぶとでも思っているの?」

「ごめん」

「先に教室に入ってよ。
 あんたが私の周りにいつもいて、
 私のカバンを持っていたりしてると、
 先生が変に思うわ」
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クラス担任教師(生物学専任)ホン・ジホン

「さあ座って…、ここは体育館じゃないぞ。
 いつも言っているだろう“外見が中身を決める”ってな。
 社会人になるには、周囲の目だって気にしないといけない。
 フォーマリティも大切だ」
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ホン・ジホン(役:キム・レウォン)

「化粧しているな?」

「いいえ」

「いや、いつもとシャドウが違うぞ。
 明るいファンデーションだけでも見分けるのは簡単だ」

「化粧はしてないと言いました」
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(# クラスの不良3人組のリーダーです)

「みんな…、彼女は化粧してないと思うか?」

「…」

パフを取って、

「これでもか? アイゴ~」

「…」

「さあ、顔を洗ってこい」
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「さあ、中間試験がすぐに近づいている」

「わ~」

「もうお前たちは高校2年(グレード11)だから、
 将来の稼ぎだって考えないといけない年齢なんだぞ。
 無駄な本を読んでいては、時間を無駄に浪費するだけだ」

「あ~」

「さあ、教科書を開いて!」
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こちらはへジョンの朝(いやもう昼近い頃です)

「今日は学校には行かないの」

「最初の日だから遅れても良いのよ。
 そうでしょう“サンチュ”?」
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「もうあんたのクラスが終わる時間だわよ!」

「どこかに出かけるの? 着替えするなんて…?」

「あんたと一緒に学校まで行くわ。
 これでどうかしら?」
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「醜いわ。 私は一人で行くわ」
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「制服に着かえなくて良いの?」

「今日は教室には入らないから要らないわ。
 まずは制服を買いに行くわ。
 転校のやり方はよく知っているからね」

「そんなことは自慢にはならないわよ」

「ハルモニくらいは私を尊敬してくれないと、
 他にはいないからね。お金頂戴!」

「ちゃんと制服を買うのよ」
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学校は下校の時間

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ソウには母親の迎え

「学校を出るのは、あなたの先生がいつも最初だわね。
 あなたよりも先に帰るわね」

「…」

「挨拶もできないわ」

「私には関係ないわ」
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「一人暮らしなのに早く帰って何をしているのかしらね?」

「いくつもやることはあるようだわよ。
 音楽も好きだからCDを買いに行ったりね」

「なぜ知っているの? まさか好きなの?」

「ちょっと知っているだけだわ、クニャン(ちょっと)」

「ではあなたの勉強よりも自分の趣味を優先しているということね。
 他のクラスと違って、
 放課後の勉強を見てくれないのはあなたのクラスだけよ。
 何を考えているのかしらね?」

「クニャン…」

「クニャン、クニャンってばかり言わないでよ。
 あなたには有名大学に入って欲しいのよ。
 あの先生はソウル国立大学の医学部卒業だと聞いているけど、
 経歴を偽っているのかしら…?」
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ミュージックショップのCDの前

「…」
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「すみませんが、
 The La’s の“There she goes”のアルバムありますか?」

「いいえ、この店にはありません」

「そうか…」
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「そこの女の子!」

「子供ではありませんよ」

「そのカバンの中身を見せてくれ」

「あ~、今日はついてないわ」

「なんで触るのよ?!」

「おい、この学生を調べてくれ!」

「はい」

「どうやら今日はとうとう捕まえたようだ。
 何でいつもこの店が狙われるのか…?」
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「社長。割り込んですみませんが、
 彼女は何も盗んではいないと言っています」

「何であんたが知っているの?! 
 おじさん、ちょっと警察まで一緒に行きましょう。
 私が黙ってるとでも思っているの?
 さあ、警察ではっきりさせようじゃないの。
 あんたのような人が、無実の人を脅すのよね。
 そんな人が牢屋に入れられるべきだわ」
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「社長、もう良いじゃないですか」

「は~」

「もし何かを盗んでいたとすれば、
 こんなに自信があるはずはないでしょうに」

「最近の子供たちのことを先生は知らないのですか?」

「いつも学校で一緒だから、
 最近の子のことはよく知っていますよ」

「子供じゃないと言ったわ。
 聞こえないのかしら?」

「…」

「謝ってくれなくてもいいわ。
 それより私はこれ以上、今日を台無しにしたくないわ」
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「は~」
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そしてへジョンはトイレに入って…

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# へジョンは「狭い町」と言っていますが、他の場面などでは、ナムヤンジュとかナムヤンという地名がセリフにでました。
ソウル・市庁舎からの東22kmに市庁がある、京畿道・南揚州(ナムヤンジュ)市で、人口は約30万人。
ここはソウルのベッドタウンであるだけでなく、映画やドラマの撮影のために数々のセットがある市です。
ただし、ヘジョンがバス通学するように、市の中心からは離れた町にハルモニの家があるようです。

ユ・ヘジョン(役:パク・シネ)
ホン・ジホン(役:キム・レウォン)
チン・ソウ(役:イ・ソンギョン)
チョン・ユンド(役:ユン・ギュンサン)

# 13年前に飛びました
6月28日のイノライフ(エンタメ)ニュースは以下です。

『ドクターズ』が3話で作品の背景を2003年から2016年に13年飛び越えて、高校生時代の担任の先生キム・レウォンをめぐって葛藤関係を爆発させたパク・シネとイ・ソンギョンが同じ病院で医者になって出会う姿を描いて本格的な医学ドラマのストーリーが始まった。

パク・シネは組織間の戦いで刃物で刺されて病院に来た組織暴力団の幹部を治療してくれと暴れる組織員を往年のけんかの手並みで制圧し、高校生時代のように相変らず血気あふれる医師の姿を見せた。
また、高校生時代の担任先生だったキム・レウォンをめぐってパク・シネとライバル関係だったイ・ソンギョンは、食堂で倒れたおばさんを運ぶ救急車に一緒に乗って、パク・シネが新しく赴任した病院にやってくる。

制作発表時のコメントを拾っておきました。

キム・レウォンは、
「『ドクターズ』を通じて、初めてメディカルドラマに挑戦する。メディカルドラマだが、演じたことがない職業なのでとても興味深かった。とても幸せだ」と話したキム・レウォンは、初めは大変だったと告白した。

彼は「医者役は初めてだ。大したことないと思って初めには気軽に撮影していたが、少し負担を感じた。応急処置をするシーンが、難しい部分でもなかったのに迷った。監督の素晴らしい演出力で上手くカバーされたと聞いた。言い訳をすると、医者として未熟に見えるシーンが、感情を通じてよく表現されてるのではないかと思う」と語った。

パク・シネも、これまでのイメージとは異なる演技を披露する予定だ。
「やると言ったらやる。負けず嫌いだ」と自身の役柄について紹介したパク・シネは、
「今まで、演じたことのない役だ。今まで凛々しくて堂々としたキャラクターを演じたとしたら今回は無礼で、我が強く、気の強い女性なので魅力を感じた」と話した。

パク・シネは「人間的なキャラクターだと感じた。この作品を読んでユ・ヘジョンがホン・ジホンに会ったとき、1人の人生がこのように変わることができるというポイントが良かった」と説明した。

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(左から、ユン・ギュンサン パク・シネ キム・レウォン イ・ソンギョン)

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