記憶 第13話(中) テソクの妻、テソクの友達

壁に立てかけてある楽器は“カヤグム”です。
kansiki2.jpg
(韓式屋敷:四ツ谷・韓国文化院にて)

記憶 第13話(中) 私は彼の妻でもあり、友達でもあるんです

ソンファからの電話

「何かあったのか?」

「いいえ、ただどうしていらっしゃるかと思って…」

「ははは、すぐにオフィスに行く」
1311f_2016050502521632e.jpg

後をつけている車

…ナンバーは3858だな…、
 47Wの3858…。

1311g_201605050252162e3.jpg

ジンとテソク

「覚えておけ。 47Wの3858だ」

「ライセンスナンバーですか?」
1311h_20160505025215362.jpg

「何しているのか?」

「待っていました」

「なぜ?」

「会いたいからです」
1311k_20160505025214420.jpg

イ・チャンム代表

「こちらからそちらに行こうと思っていた」

「お急ぎの要件でもありますか?」

「いいや、昨日は君の方から私に話があったように思えたからだ」

「いいえ、個人的なことでアドバイスが欲しかっただけです」

「…」
1311m_2016050502521352c.jpg

キム弁護士

「最近、パク弁護士の行動はおかしくないか?」

「そうですか? 以前からそうですよ」

「ふ~ん」
1311n_20160505201639647.jpg

ジンとテソク

「シン・ヨンジンが私の事を見張っているようだから、
 お前はト弁護士とは外では接触するな」

「さっき言っていた後を追っていた車の件ですか?」

盗聴器・監視カメラを探すテソク

「カン・ヒョンウクが他殺だったと証明できれば、
 時効になった過去の“ひき逃げ”も表にだせる。
 これからすべてを注意深く見ていくつもりだ」
1311p_2016050520163910a.jpg

そう言いつつ、ジンに封書を渡します

「キム博士が残した奥様宛ての遺書だ」

「パク弁護士…」
1322a_20160505201637ceb.jpg

「韓国病院でのこともすべてを公開するつもりだ。
 それまでお前が持っていてくれ」
1322_201605052016382fd.jpg

「アメリカインディアンの言う、
 “友達(チング)”とは何だか知っていますか?」

「は…、こぶしを握り締めて立ち上がるってことか?」

「…、“背負っている荷物を持ってあげる”
 そうしたことが“友達”なんです」

「ほ~」

「今から僕はパク弁護士の友達です!」

「誰がそんなことを?!」

「僕が言いました!」

「生意気すぎるぞ!」
1322c_20160505202006c22.jpg

ジンとソンファ

「これからは注意深く、
 パク弁護士のところに出入りする人をチェックしてくれ」

「いつものことです」
1322d_20160505202259802.jpg

「そろそろ辞表を書かないといけないようだ」

「どうしたのですか?」

「詳しく説明する必要があるか?」

「突然そんな辞表の話を出すからですよ」

「時々、君のことを“忘れっぽい”と思うことがあるからだ…」
1322e_20160505202258225.jpg

カン・ヒョンウクの検死結果の報告を見せるわけにはいかない、その権利はないとのチェ刑事

1322h_2016050520241841d.jpg

「カン・ヒョンウクの家族の電話番号を教えてくれ」

「了解しました」
1322b_20160505202637efb.jpg

ユビンとスンホ

「どうして、
 あの時カン・ヒョンウクに言葉をかけなかったのか?
 学友だったはずなのに?」

「…」

「何かを俺に隠しているのではないか?」

「パク弁護士には話しています」

「…」
1322k_20160505202636019.jpg

カン・ユビンとウンソン

「スンホがそんなことを言ったの?」

「ああ、パク弁護士がすべてを知ったと言うから…」

「カン検事」

「ええ」

「あなたは感が鋭いからある程度は解っているように思います。
 だからスンホに確かめようとしたのでしょう?」

「もしかして、同じ考えを持って…?」

「この件には慎重に当たりましょう。
 真実を暴くことが簡単ではないわ」
1322m_20160505202635246.jpg

「あ~、しかし、スンホがそんな…」

「カン・ヒョンウクの死の原因が分かれば、
 真実が暴露されるわ。
 できることをやって欲しいわ」

「殺人事件でない限り、
 検事としての公的な捜査は不可能だが、考えてみる」

「お願いだわ」

「しかし…。 なんか心に引っかかる…」

「…」

「しかし判事の気持ちは解る。
 辛いでしょうに…?」

「パク弁護士にとってはもっと辛いはずだわ。
 秘密は守ってくれるわよね」

「ええ、勿論です」
1322n_20160505202417e74.jpg

テソクは警察で刑事にカン・ヒョンウクの従妹のカン・インスクとの面談を求めます。

「家族が自殺に納得できない場合は、
 再捜査を求める権利があるからです」

「…」

「でなければ、検死報告書を閲覧させてください」

傍にはチュ・サンピル記者がいました

1322p_20160505202852ca9.jpg

「この“腕のあざ”はどういうことですか?!
 カン・ヒョンウクは殺されたんです!」

「…」

「15年前のひき逃げ犯を知っているから殺されたんです!
 脅されていたんです!」

「もう小説の筋書きは終わりにして下さい」

「このストーリーはすでに15年前に書かれたものと同じです!」

テソクは刑事に「この件が公になったら、あなたの立場だって危うくなることを肝に銘じておくように」と言い残して去ります。

1323_201605052028515ff.jpg

チュ・サンピル記者は、
「さすがにパク弁護士には理窟がある」と。

「何だと?」

「もちろん刑事には関係ないことでしょうが、
 殺人を自殺に見せかけると言うストーリーのことですよ」
1323a_20160505202850eb0.jpg

テソクは後を付けている車はシン・ヨンジン副社長の手下だと思っていたのですが、
シン副社長の秘書は、
「我々以外にも、パク弁護士をつけている車がいたとのことです。
 どうもカンナムのヤクザな連中のようで、
 裏で事を始末する連中です」
1323b_20160505203311867.jpg

「ミスター・ホと呼ばれている男で、
 10人以上の手下を使っていて、
 地域の“問題解決屋”だと言われています」

「…」
1323c_201605052033104c8.jpg

テソクの母とヨンジュ

「きっとあなたのお母様は怒っているでしょうね。
 大切な娘をテソクに嫁がせたんだからね?
 顔向けができないわ」

「オンマは大丈夫ですよ。
 テソクさんだって元気ですよ」

「エミや」

「ええ、オモニム」

「あなたはまだ若いから、本当にすまないと思うわ」

「そんなことを言わないで下さい」
1323f_20160505203309245.jpg

「あなたを長く引き留めておくわけにはいかないわ」

「なぜそんなことを…?」

「いつかテソクの病気が悪くなったら、
 テソクを私の元に戻すわ」

「…」

「テソクが赤ん坊に戻るとすれば、
 オンマが引き取るのが当然でしょうから」

「…」

「勝手なお願いだけど、
 その日が来るまでテソクのことを宜しくお願いするわ」
1323g_20160505204531511.jpg

「オモニム、そんな…。
 テソクさんは私たちの子供たちの父親で、
 私の夫なんですよ」

「…」

「何があっても私は彼の傍を離れません。
 私は彼の妻でもあり、友達でもあるんです。
 私は彼の全てになりたいのです。
 オモニムに彼を返すつもりはありません。
 決して…」
1323h_20160505204530ce1.jpg

「ミアネ…。 ミアナダ…」
1323k_20160505204530b0d.jpg

「…」
1323m_201605052045294bb.jpg

「送らないで良いのに…」

「オンマが、おばあちゃんをバス停まで見送るようにと言ったんだ」

「大丈夫だから帰りなさい」

「ともかく塾に行く途中だからさ」

「あんたも父親に似て頑固だわね」
1323mm_20160505204528760.jpg

「だって、アッパの息子だからさ。
 ハルモニはあんまり心配しないでね」

「…」

「アッパには僕もヨヌも、オンマもついているからさ。
 ハルモニもいるじゃないですか。
 僕がいるから、ハルモニも頑張ってください」
1323n_20160505204527c1f.jpg

アパートの上から見つめるヨンジュ

「…」
1323pp.jpg

「…」
1323p_201605052048534c0.jpg

にほんブログ村テレビブログ韓国ドラマへ
1週間のランキング@「にほんブログ村」

バックに流れるOSTが、“♪ 静かに 柔らかく 雨がふってくる…”と歌っています。

仕事中毒だったテソクの自らの心の変化だけでなく、周囲が温かい言葉の雨で静かに包んでいくようです。
テソクは“良い男になるためのプログラムを実行中”などと冗談を言っていますが、ヨンジュ、ウンソン、ジン、ソンファ、ジョンウ…、母親。
直接・間接に仲間の温かさに囲まれた幸せな男だと思います。
太陽だって、月だって、雨だって、冷たい雪であっても友達に見えるのではないでしょうか?

にほんブログ村 テレビブログ 韓国ドラマへ
1週間のランキング@にほんブログ村
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

王朝用語・脚本家など
ドラマと映画・感想など

openclose