記憶 第13話(上) 涙は微笑みに変わる

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(韓式屋敷:四ツ谷・韓国文化院にて)

記憶 第13話(上) 塩っぱい涙を明るい幸せに
大切なことはこれからのことです

テソクは執務室のブラインドを全部降ろして…。

「あ~」

テソクは知ってしまった事実に驚愕、頭を抱えます。

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この行動にジンもソンファもビックリ
そして、夜遅くなってから、テソクの含み笑いが聞こえてくるので、ますます心配になるジンとソンファ。

「力ずくで中に入ろう」

「中からロックが掛かっていると無理です」
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しばらくするとテソクは出てきて、「また明日…」
それだけです。

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ソンファとジン

「何があったのか分かりますか?
 いつも一緒でしょう?」
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「分からない。
 話の途中で急にイ・チャンム代表の部屋に飛び込もうとしていたが…」

そこでジンは、自分が「(ヒョンウクが)代表に会いに来たらしいです」と伝えた後に、テソクが「犯人はヒョンウクの友達だ」と言い出したことを思い出します。
ついにジンも、“ひき逃げ事件”とイ・チャンム代表の関係に気付きます。

「どうしましたか?」

「代表には息子さんがいるのか?」

「ええ」

「何歳くらいなのか?」

「20代後半から30歳近くです」

「…」
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駈けだすジン

「パク弁護士!」

しかし、エレベーターが閉まり、テソクと話ができません。

「…」
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非常階段を駆け下ります

「悪いところは必ず治せます。
 弁護士も言ったではないですか?!」

「…」

「“重要なことはこれからのことだ”と。
 大切なことはこれからのことです
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「んん」

「…」
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ウンソンはヨンジュからの打ち明けで、テソクがアルツハイマー病であることを知りました。

…ジョンウのお父さんはきっと傷み続けていたのね…。

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ウンソンがテソクに連絡しようとすると、既にウンソンの家の庭に来ていました。

「…」

「…」

「君のために話しをする必要があるので、来たんだ」

「中に入って…」

「俺は悪い男だ。 君が言ったように“クズ”だ。
 ドンウが苦しい時を見守ってあげられなかった。
 そして、自分の責め苦から逃げ出してしまった。
 痛みに直面できずに逃げ出した」

「…」

「しかも、その場から逃げ出したいから、
 金と権力を差し出されたので、
 そのために、腐った会社に入社してしまった」

「テソクさん…」

「馬鹿だった…。
 正直に生きる機会があったにもかかわらず、
 結局はまた彼らのために罪を重ねることになってしまった」

「“彼ら”って誰のことなの?」

「“ひき逃げ事件”を覆い隠すために証拠隠滅をやった連中のことだ」

「犯人が分かったということなの?」

「俺は確信しているが、まったく証拠はない。

「誰なの?」

「ここに来る前に、様々なことを考えた。
 彼らは罪を隠すために殺人まで犯したんだ。
 君がそれを知るとどうなるのか怖かった。
 行動するには危険なことだ」

「テソクさん…」

「でも、君はドンウのオンマだから、俺と同じように、
 真実をまさに知りたいはずだ。
 そうだ…。 知る必要がある」

「誰なのか、話してよ」
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ファン・テソン(スンホの祖母)とイ・チャンム代表

「証拠がないから心配は要らないわ」

「これからは、じっとしていて下さい。
 後の始末は私がやります。 後戻りはもう不可能です。
 先に進むことしかないということがオモニの考えではないでしょうか?」

「私のことを憤慨しているように聞こえるわよ」

「感謝していると思っていますか?」

「すべてはあなたのためなのよ」

「スンホもそう思っているようです」
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話を聞いたウンソンにテソクは、
「約束してくれ。
 危険なところに足を踏み込まないためにも、
 決して我を忘れて憤らないようにしてくれ」

「は…」

「ウンソン!」

「もういいわ! 証拠なんて不要だわ!
 私がドンウの恨みを晴らすわ。
 殺してやる!」

「落ち着いてくれ!」

「わ~!!」

「誰よりも君の気持ちは解るから…」

「手を放してよ!」

「俺だって恨みを晴らしたいのは同じだ」

「いやだ~!」

「だから落ち着てくれ!」

「ドンウや!」

「こんなことではいけない!」

[あ~! あ…]

「約束する!
 ドンウのために、俺がきっと真相を暴く!」

「あ~」

「何があっても俺の力の全てでこのあの事件を暴く!
 絶対に諦めないと約束する!」
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ようやく落ち着いたウンソンに、

「俺のことを許しても、信じてもくれないことは解っている。
 俺も自分が許せない。
 しかし、ドンウの父親としてやらないといけないこともあるから、
 私を信じてすべてを任せてほしい」

「私が現実として受け入れられるとでも思うの?
 あなたは私以上に苦しんできたわ
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「私たちはお互いに同じように苦しんでいたけど、
 お互いに別々の方法で解決することが出来そうだわ。
 私だけが苦しんできたと思い過ごして来たわ」

「君には俺と違って勇気がある」

「いいえ、私だって勇気はなくて、
 ただただ逃げ出すことができなかっただけだわ。
 決してあなたが弱虫だったということではない」

「…」

「私の事は大丈夫だから、
 決して軽はずみなことをして欲しくないわ」

「帰る…」

「…」

「…」

「ドンウ アッパ!」

「?!」

「あなたは大丈夫なの?」

「?」

「ジョンウのオンマから聞いたけど…」
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「あ! あ~」

「何でも自分で処理しようと思わないでね。
 私にだってできることはあるはずだわ」

「心配は要らないさ。
 俺の頭が狂っても、俺には心があるってことを信じてくれ」
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家に帰ったテソク

ヨンジュがヨヌに本を読んでいました。

…誰でも、塩っぱい涙を明るい幸せに変えていく。
 涙は微笑みをもたらす…。

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テソクは散歩に連れ出します

「疲れているみたいだわね」

「ああ、今日は疲れた」

「散歩は明日でもできるわ」

「お前と歩いていることで癒される。
 運動にもなるしな」

「突然あなたがこんな風に変わるなんて驚きだわ」

「いいや、
 これから良い男になるための計画に沿っているだけだ」

「へへへ」

「辛かっただろう?」

「あなたも辛い?」

「少しだけだ。 でも良かったと思う」

「何が?」

「こうして病気になると解るが、病気にならなかったら、
 これまでのプライドだけの人生で終わるところだった」

「何言っているのよ。
 これからも自信を持っていてよ」

「ははは」

「…」
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「ヨボ…。 俺はなるべく早く仕事を片付けて…」

「え?! 仕事には戻らないとでも…?」

「いいや、なるべく早くやることを終えて、
 サラリーマンを終えて、
 自分自身の法律事務所を立ち上げたいんだ」

「素敵だわ。 好きなことをやって下さい。
 私の事は気付かわないで…」

「子供たちが小さいから、これからもお金が必要だ」

「もうお金は十分にあるわよ。 富裕者だわ。
 これから節約もできるわよ」

「以前、国選弁護士として国に仕えたころのことを思えば…。
 そうでなければお前には会えなかったかもしれないしな」

「勿論だわ」

「国のためには、お前にもお願いがあるが…?」

「言いなさいよ。 何でもするわ」

「いつか俺が家族の顔が認知できなくたった日のために…」

「そんな話なら聞きたくないわ。 
 帰りましょう」

「ああ…、帰ろう。 ヨンジュさん」

「…」
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非常階段を駆け降り、ジュノ(チョン・ジン弁護士)の涙の熱演でした。
(舞台裏・behind the sheenは昨日のBログ記事の中にリンクを貼っています)

「悪いところは必ず治せます。
 弁護士も言ったではないですか?!」

「…」

「“重要なことはこれからのことだ”と。
 大切なことはこれからのことです」


さて、スンホを守りに守ってきた祖母と父親…。
彼らは法律から逃れるために15年を上手く乗り越えたものの、テソクとウンソンには時効はありません。

他方、公訴時効の15年が来るまでスンホは待ったのでしょうか?
15年を経て花束を事故現場に添えるようになったのでしょうか?

それぞれ当事者の心の中を第3者が覗くこと、共感することは不可能のような気がします。
でも、ファン・テソン会長とイ・チャンム代表の私利私欲が見えます。

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