記憶 第4話(上) 花束の男

牡丹
牡丹
(2016.04.28 @佐賀県・有田市)

記憶 第4話(上) 花束の男はイ・スンホ

「記憶だ!記憶…」
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テソクが遅れるので、家族3人でのディナーになってしまいました。

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ようやく店を見つけることができたテソク。
何軒のレストランを覗いたのでしょうか?
いや、ポケットの中にあったビルの駐車場のタイムカードで場所が分かりました

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「アッパはどうしてるの?」

「きっと忙しいのよね」

「こうなると思っていた」

「ジョンウや」

「アッパは何度も約束を守らないからだ。
 守ってもいつも遅れてくる。
 電話ぐらいすべきだ」

「そうね…」

「あ!アッパだ!」
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2016年3月26日
 私のこの日の記憶はこれからどうなっていくのだろうか?
 何の準備もできていない中で、私の人生の崩壊は始まった。
 40代後半の男の人生が、
 賢かったはずの男の人生だったはずなのに…。
 家族のために走り続けた…。

「…」
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…痛みを和らげるために、心を隠し、
 頭が命ずるままに行動してきたが、
 私が信じてきた脳が背後から刺されてしまったような気がする。
 結局はそんな自分を裏切っているかのように、
 心臓がバクバクと打って脳に命令を下しているようだ。
 “どうかできるだけ長く耐えなさい”と言うかのように…。
 私は心臓が脈打つ限り耐えていかないといけない。

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家に帰ってジェミンに電話

「ではいつまで仕事が続けられるのか?
 ほんとうに初期段階なのか?」

「突然やって来るんだ。 そんなに心配するな」

「明日の朝、突然自分の名前も分からなくなって、
 認知できなくなったらどうするのか?
 また同じ返事を繰り返すつもりなのか?」

「もう忘れてベッドに入れ。 もう1時になった」

「冗談を言っている場合か?」

「ストレスは禁物だ。 髪が薄くなるぞ」

「何でも知ったかぶりなんだな」

「明日は検査の結果を見て投薬のことを検討しよう。
 早く寝ろ」

「分かったから、寝る。
 どうやって心を落ち着かせたら良いか…?
 ああ、切るぞ」
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そこにヨンジュ

「まだ寝てなかったのか?」

「目が覚めたわ。
 こんな遅くに誰と話をしていたの?」

「チョン・ジンだ。 明日は大切な裁判なんだ。
 しかし、睡眠薬を飲んだのに目が覚めるのか?」

「飲んではいないわ。
 なるべく止めることにしているのよ」

「あ~、それは良かった。
 眠れないようだったら、飲もう」

「寝るためには10本の焼酎が必要だわ」

「ははは、
 俺と住むようになってからは冗談が上手くなったな。
 机の上を片付けたらすぐにそっちに行く」

「あなた…、今日はごめんなさい。
 先に食べ始めて…」

「俺が遅かったから、謝ることはないさ」

「実は今夜の夕食のことを、
 あなたが忘れてしまっていたのではないかと思っていたわ」

「…」

「だから、待ちわびるって感じもしなかったわ」

「…」

「もう少し待ってるべきだったわ。
 ごめんなさい」

「謝ることはないさ」

「早くベッドに来てね」

「…。 今度また俺が遅刻しても待たないでくれ。
 謝ることもないから、待たないでくれ」

「また遅刻する気なの?!」

「は~、そんな意味じゃない」

「必ず電話には出るようにしてね。
 それに、遅くなるようだったら、必ず先に電話してほしいわ」

「ああ、分かった」
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夜中の午前3時

花束を添える人を車の中で待っていたウンソン
うとうとしていて、気が付くと誰かが花が添えて…、

「ちょっと待って!」
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しかし、その男は駆け出しました。

「…」
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(このカットの通りで、イ・スンホです)

翌朝ヨンジュがスーツの用意をしているとテソクの携帯にウンソンからの着信

「どうしたのか?」

「朝食の準備ができているわ。
 携帯に着信だわよ」
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翌朝のオフィス

「11時半にチェ・ヨギュンの代理弁護士との面談、
 それに1時には…」

「1時間ごとに私の携帯にスケジュールをメールしてくれ」

「毎時間ですか?」

「ああ、1時間おきにだ」

「オフィスにいてもですか?」

「その時には個別に話をしてくれ」

「アルゲッスムニダ(了解しました)」
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ウンソンに電話

「間違って電話を入れたようだわ。
 ごめんなさい」

「ちょっと待ってくれ。
 前回の電話で花のことを言っていたようだが、
 どうなったのか?」

「大したことないわ」

「大事なことでないなら、君は電話はしないはずだぞ。
 いったい何があったのか?」

「…」
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「ナ判事?」

「誰かがドンウが亡くなった事故現場に、
 毎日花を添えているからなのよ」

「?! いったい…?」

「言っているとおりで、もう10日目になるわ」

「誰だ?」

「きっとドンウを死なせた人だと思うわ。

「どうして分かるのか?」

「犯人でなかったら、逃げ出したりする理由はないわ」

「“逃げ出した”と言うのか?」

「ええ、顔を見ることはできなかったけど、
 きっと犯人に違いないわ。
 今度は見逃さないわ。
 捕まえてみるわ」

「待ってくれ。
 どうしてそんなにこだわるのか?
 きっと別の理由があってそんなことをしているかもしれない」

「他に何の理由があると言うの?!」

「俺が言いたいのは…」

「でもあなたはドンウの父親だわよ!
 よく分かるでしょうに!?
 私が電話する理由も?!」

「…」

「は~、でも間違い電話だと思って…」

「しかし、君がそう言うのなら、俺だって知っておきたい。
 しかし、知ることが当然のことだと思うのなら、
 それはもはや意味のないことだ。
 ただし、なぜだ?
 なぜ犯人が今になってそんなことをするのだろうか?」

「…」
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ウンソンはユビンに花束を渡して指紋の検出を頼みます。

「普通は男性が女子に花束を渡すのに…」

「あなた達はたくさんの指紋を保管しているはずだわ。
 私のもね。
 お願いだから指紋の照合をして下さい。
 女性ではなくて、男性の容疑者の指紋と照合して下さい」

「ナ判事…」

「ちょっと広範囲になるかもしれないけど…。
 そうだ、“ひき逃げ事件”の容疑者の指紋と照合して下さい」

「あ~、ところでどうして?」

「個人的な問題だわ」

「…」

「あなたにお願いするのは、あなたには簡単だと思うからだわ」

「公的権限を乱用するのだな?」

「ええ、そこは分かっているわ。
 でも結果が出るとすれば公開するわ」

「すまないが、判事。
 仕事でもプライベートなことでも、
 頼まれるからには理由が知りたい」

「…」

「何があったのですか?」
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すれ違うカン・ユビンとイ・スンホ

「イ・スンホ!」

「!」

「昼間から何をぼんやりしているのか?」

「…?」

「御曹司だと呼ばれている夢なのか?」

「それは何ですか?」

「分からないのか? 花束だ」

「あ…、そうですね」

「アイゴ~、目が覚めたか?」

「!」
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ジンと同僚

「女性が男性に嘘をつく時は、女性が男性に良い面を見せたい時だ」

「…」

「あ~、頭が痛い。俺は彼女を傷つけたくはないんだ」

「…、ありがとう」

「何が?」

「いいや、いいんだ」
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ジンとテソク

「なぜ男が父親ではないとの仮定を置いたのですか?」

「私はいつ何時でも誰も信用はしないからだ」

「え?」
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DNA検査の結果を示して、
「つまり、カン・ジョハンさんは父親ではないということです」

「公的な検査ではないので受け入れられません」

「裁判所では公式な検査が行われるでしょう」

「ではそれを伝えたのですか?」

「いいえ、まだですが、そのうちに解るでしょう」

「!」

「裁判に持ち込んだら、親権は失うでしょうね。
 慰謝料どころか、犯罪に問われるでしょうね」

「前回の和解提案はまだ生きていますか?」
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「和解費用は私のクライアントが決めることです」

「そうしましょう」

「私がお金の亡者に見えますか?」

「あなたが、一石二鳥を狙っていたことは知っています」

「…?」

「あなたを捨てた男への恨みと、お金です」

「何ですって?!」

「結婚式を控えての願ってもないチャンスでしょうからね?」

「いい加減に…、知ったかぶりしないで下さい!」

「お金の問題だとは思いませんが、どうかそうして下さい」
(ジン)
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代表とテソク

「どうだったのか?」

「ええ、一件落着です」

「お疲れさま」

「チョン弁護士が最終結論を出しました」

「チョン・ジンが?」

「ええ、私は誰も信じない質なのですが、
 彼は人を信じる癖がありますからね」

「どういうことなのか?」

「誰もが自分の頭脳を信じてはいけないということです」

「…」
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(早くも)犯人の顔が明らかになりました。
15年前のひき逃げ事件ということですから、代表の息子のイ・スンホは当時未成年か?
韓国でも日本と同じく普通乗用車の免許は18歳から取得可能です。
また、殺人に関する警察・検察の起訴の時効は15年後なのですが、海外居住の期間は差し引かれます。

今日は端午の節句

端午の「端」は「はじまり」で、「午」は暦の午(うま)の日。
中国から奈良時代に伝わった五節句を再度記述しておきます。
・1月7日 : 七草粥で新年を祝う「人日(じんじつ)の節句」 別名「七草の節句」
・3月3日 : ひなまつりとして有名な「上巳(じょうみ・じょうし)の節句」 別名「桃の節句」
・5月5日 : 男の子の成長を願う、こどもの日「端午(たんご)の節句」 別名「菖蒲の節句」
・7月7日 : 織姫、彦星の物語で有名な「七夕(たなばた)の節句」
・9月9日 : 菊花の香りの酒で月をめでる「重陽(ちょうよう)の節句」 別名「菊の節句」

今日はやはり花菖蒲でしょうか。
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(2016.04.29 @ 長崎県・大村市の菖蒲園)

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