六龍が飛ぶ 第49話(中) プニの選択


# 同じ関東地方でも神奈川県と茨城県とでは、サクラの満開には2~3週間の差があるようです。
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(photo by nana, 2016.04.15 @ibaragi)

六龍が飛ぶ 第49話(中) プニの選択と別れ

バンウォンは次にプニに呼び止められます

「大君媽媽。
 どうか私の班村の人たちを救って下さい。
 巡軍府(警察)での拷問で、既に3人が死にました」

「できない」

「村人は無実です」

「罪があるとかは問題ではない。
 ただ、反逆者のサンボンの手下だったからだ。
 許すこともできないし、首都を歩き回ることも許せない」

「大君媽媽…」
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「だから言ったではないか。
 村人が生き延びる為に、お前の最善を尽くすようにと…」

「何の違いもありません。
 ただ、単にサンボン先生に近かったというだけです。
 最初から何もしてはいません」

「…。 お前はそんな目で俺を見ているのか?
 〝害虫! バンウォンを吐き出せ。 
 イ・バンウォン!“って言ったよな」
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「若かった頃のことだわ。 もう意味ないわ」

「そうだな、意味ない…」

愛し合った二人に溝ができたのは明らかです。
しかし、まだ愛し合っている二人です。

「ここで、ちょっと待っていてくれ」と、その場を離れて悩むバンウォン

出てくるのはまたホン・インバンの亡霊
「世を手に入れると言うのは、
 お前にとっては孤独になるということだ。
 孤独が怖いから躊躇するのか?」

「いや、それは真実ではない」
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バンウォンが戻ると
プニは、
「ここを去ります」

「え?」

「私にできることはみんなを連れてここを出ることでしょう?
 政治のことですから、
 私たちはここには住むことができないのでしょう?
 解ります」

「は~」

「あなたが村人たちを許してくれるなら、
 どこか遠くに彼らを連れて帰ります」

「…」

「どうか許してやって下さい」

「帰るのか…? いや、駄目だ。
 俺の傍にいてくれ」

「媽媽…」

「結婚してくれ…。
 あ~なんてことを…」
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「良いわよ。 そうしましょう。
 あなたが望むならお傍にいるわ。
 どんなことにも従います。
 でも村人を開放してください

「…。 本気なのか? 
 その理由は何なのか?
 班村の村人はお前にとっては何なのか?!」

「サンボン先生が亡くなった日の午後のことだけど、
 オラビと3人で会いました。
 その時に、武器庫のことを私が話しに出したら、
 あなたはどうなったでしょうか?
 それにこの王朝はどうなったでしょうか?」

「…」

「なぜ私が彼らに武器庫のことを伝えなかったのか解りますか?」

「…」

「大君媽媽のことをとても愛しているからでしょうか?
 なぜオラビ(兄)の危険を顧みなかったのか解りますか?」

「…」
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「武器庫のことを黙っていたのは、
 ただただ村人を守りたい一心でした。
 結局はそれをあなたに求めたのです。
 あなたに賭けたのです」

「…」

「まだ巡軍府に監獄されている村人は、
 なんの力もない私を無意味にも信じています。
 私を信じる人たちです

「それで全部か?
 だから結婚するのか?」

「…」

「お前は何としても、
 死んでも信念を曲げない人だった。
 結婚はしないと言っていたのに…?」

「…」

「側室にはならないと言っていたのに…?!
 なぜだ?!」

「権力があるからです」

「何だと?!」

「私たち百姓は…、いえ、あなたは権力者です。
 百姓から全てを奪うのは力ある階層の人だからです」
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「お前…、しばらくはこの村にいてくれ」

立ち去ろうとするバンウォン

…俺はそんな(権力者には)なりたくはなかったが…?
 しかしできなかったのか…?

バンウォンは涙を流しながら引き返します

「帰るんだ。
 村人が行きたいところに帰ってくれ」

「では?」

「ああ、全員を釈放するように命令する」

「…」

「帰るんだ」

「媽媽…」
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…ムヒュル…、プニ…。
 俺は強くなる。
 しかし、寂しい…。

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ハ・リュンとチョクリョン

バンウォンは「遅くなった」と。
準備されていた話は祝宴のこと

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ムヒュルが休暇を取っている間の2日後に郊外での祝宴が決まります。
無名では、
「靖安大君の殺害はイ・バンジだということにしましょう」と作戦を練ります。

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ただし、使うのは無色・無臭の毒薬のようです

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ヨニャンはキル・テミに
「あわせてユクサンを殺しなさい」

「しかし、なぜイ・バンジを犯人に?」

「バンジはここにはいることができません。
 チョン・ドジョンの護衛ができなかったことで、
 イ・バンウォンに恨みを持っているからです」
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ヨニャンとバンジ

「明日です。
 タンセや、これが終わったら後はどうするの?」

「…」

「プニのところに戻ると、プニが危険だわ。
 そして私たちは大陸に行きましょう。
 大陸でまた夢を見ることができるわ」

「ではまた一緒に過ごせますね…」
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バンウォンはイ・シンジョクに班村の村人を開放するように命令します

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そこにムヒュルとプニが挨拶に来たと言うダギョン

しかし、バンウォンは会いません。

ダギョンは「すでに就寝です」と二人を帰します。

「では明日また挨拶に参ります」

「明日は郊外に外出です」
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チョク・サグォン(ユンラン)とプニ

プニは挨拶に来たユンランに明日の午後、モポの船着場から田舎に戻るので一緒に行こうと誘います。
ムヘンドという島で新しい生活を始める計画のようです。
しかし、ヨンランは〝明日は5人のことでやらないといけないことがある“と間に合わないことを伝えます。

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キル・ソンミとバンジ

「テミ(弟のキル・テミ)には一つだけ羨ましいことがある」

「何ですか?」

「使われる人と、使う人の二種類があるが、
 俺もお前も人に使われている。
 テミはそれ以上の男だった。
 俺はお前がテミを殺すところを見た。
 俺は、テミは全ての人生を使い果たしたと思っていたが、
 亡くなってからは、
 たった自分だけのために生きたのだと思うようになった」

「それで?」

「お前は恨みを果たしたいようだが、
 それはお前のためなのか?」

「…」

「きっと、虚しさを感じるだろうな…」
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小さくとも理想の町を作りたいプニですから、リーダーとして村人・庶民を守り、またバンウォンの所(宮廷)には入りません。
最終回を前にムヒュルとプニに別れを告げないといけないバンウォンの孤独。
それぞれにはそれぞれの選択肢がありますから、ちょっと寂しく感じるものの、それぞれの将来を応援したい気持ちです。

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