六龍が飛ぶ 第48話(中) 重く冷たい手


赤と白のハナミズキの花が咲き始めています。
hanamizuki.jpg
(2016.04.14)

六龍が飛ぶ 第48話(中) 重く冷たい手

プニとバンジはヨニに別れを告げています

4811p_20160318124321f0a.jpg

…すまなかったヨニ。
 俺は本当の気持ちを言葉に出せなかった。
 “サラハンダ(愛している)、一緒に住もう。
 お前が必要なんだ”と…。

4822_20160318183827281.jpg

…オンニ。本当にごめんなさい。
 これまでのことを感謝してる(コマウォ)。
 行ってらっしゃい(チャル ガ)、オンニ。

4822a_20160318183826945.jpg

バンウォンはムヒュルに
「お前は死ななかった、負けるとも思わなかった」

「プニさんが我々の戦いを途中で止めさせたのです」

「プニ…」

「ヨニさんが亡くなりました」

「…」

「注意して下さい。
 バンジはきっと自分を失っています」

「そうだな…、きっと正気じゃないだろう」
4822c_201603181838250ce.jpg

バンジは再び刀をとって、
「サンボンオルシンの遺体はどこなのか?」
4822b_20160318183824951.jpg

「キル山のトクサングァンの傍だと聞いているわ」

「…」

「オラビ。
 ことを急いではいけないわ。お願い」

「…、プニや」

「焦る前に、私のことを先に考えて頂戴」

「分かった…」

「…」
4822d_20160318183824761.jpg

バングァとジランがいる部屋にバンウォンは入ります

「お前は人間ではないのじゃないか?」

「…」
4822e_201603181838232aa.jpg

「お前のアボジはな!
 お前が成均館に入学したことで、
 とても賢い息子を持ったと誇りに思っていた。
 しかし、世継ぎになることを諦めきれずに、
 サンボンを殺し、終いには弟まで殺した!」

「どうか、叔父さんがアボジを説得してください」

「黙れ!出て行け!」

バンウォンは、「派兵を見合わせ、チョン・ドジョンの罪を認めるよう、アボジを説得して下さい。そうしないと、大変なことになります」とジランの腕を握ります。

「ははは、素直に言ってみろ。
 出ないとこの俺まで殺すと言いたいようだが…?」

「いいえ、そうではなくて、私が結局はアバママのことを…」
4822f_20160318184553a49.jpg

「貴様は何を考えているのか?!
 バンウォンな…。
 それ以上言うと、その口を裂くぞ!」

「ですから、
 叔父さんこそがアバママを説得するのです」
4822g_20160318184552957.jpg

ハ・リュンは、“派兵の中止”と“チョン・ドジョンの死罪”、その理由は出兵と勝手な世子選びをした張本人だという“教示(王命書)”を準備して、イ・ソンゲから捺印を貰うよう、チョ・ジュンに頼みます

ただし、
「チョナは世子チョハの死をまだ知りませんから…」
4822h_201603181845516a7.jpg

そこで、チョ・ジュンは土下座して

4822k_201603181845509e7.jpg

「世子チョハがお亡くなりになりました!」と涙の演技

4822kk.jpg

しかし、イ・ソンゲの怒りは収まりません。
イ・ソンゲは遮る兵士を切りバンウォンの首に刀を…。

4822m_20160318184548422.jpg

「こいつめ!下等動物よりも劣る。
 イヌやブタにも劣る!
 弟と師匠を殺したとは…」

「サンボン・チョン・ドジョン師匠は、
 我々王子たちを殺すだけでなく、
 幼い世子を利用して、国家を独り占めせんとしました!」
4822n_20160318185704a90.jpg

「私がこの国を創ったのだ!」

「…」

「お前は誰のお蔭で王子に成れたと思うか?!
 なぜ王の座を求めるのか?!」

「…」

「私はこの何十年も倭寇(海賊)と戦い、国を守ってきた!
 お前には、私の栄光と力に借りがあるんだぞ!
 それだけではない。
 民百姓から私が受けている信義にも借りがある。
 これらは私とサンボンとが作り上げてきたものだ」

「…」

「お前はそのような夢を見るべきではなかった。
 私の世子で作り上げた王座だ。
 しかしながら、お前は父親と弟から王座を盗もうとしている」

「…」

「これは王座を狙う反逆罪だ」

「…。 ええ…。
 アバママの仰せのとおりです。
 ですから、アバママだけが私を殺すことができます。
 アバママが死をもってしか許してくれないのなら、
 私はお受けします」
4822p_201603181857041f4.jpg

「はい、私は死罪をお受けします。
 私は、
 死んでこの苦渋の道を終わらせることができます」

「…」

「殺してください(チュギシプシヨ)!」
4823_20160318185703e48.jpg

「お前は最後まで騙すつもりなのか?!
 私にはお前を殺すことができないと思っているのか?!」

イ・ソンゲが刀を振りかざすと、バンウォンの私兵たちが一斉に刀を抜きます。

4823a.jpg

「刀を降ろせ!
 刀は降ろせと言っているんだ!」
 (バンウォン)

「…」

「は~ははは、どうしますか?
 私の人生はアバママのその手の中にあります」
4823b.jpg

イ・ソンゲが本気で刺そうとする時に、イ・ジランがバングァとムヒュルを連れてやってきます。

「お止め下さい!」
4823c.jpg

膝をついてジラン

「兄貴。止めて下さい。
 子供たちを皆殺しにするのですか?」

「…」

「最初はバンウ、そしてバンソクとバンボン。
 今はバンウォンに刃を向け、
 それからバングァとバンガンでしょうか?」
4823d.jpg

「兄貴…。もうここまでにしましょう。
 生きていられなくなりますよ。
 誰に指図ができようものですか、
 息子たちを殺してしまった王に誰がついて行くとお思いですか?
 子供たちは兄貴のもの、この国も兄貴の国です。
 兄貴…。 もう一度許してやって下さい」
4823e.jpg

「ふっ、ふふふ…。
 は~ははは、は~ははは」

イ・ソンゲは笑って寝殿に引き返します。

4823f.jpg

「あ~」
4823g.jpg

そして、玉璽

イ・ソンゲはジランに、“私はもう咸州(ハムジュ)に帰る”と言い残して引退してしまいます。

4823h.jpg

バンウォンとバングァ

「アバママの禅譲です。
 どうか玉座をお受けください」

「バンウォンな。
 俺には正妻の息子はいない。
 そんなものは欲しくない」

「私は、兄貴を尊敬しています。
 どうか良くお考えください。
 お願いします」
4823k.jpg

重く冷たい手

バンウォンは一人になって、重い手を掴んで乱のことを振り返ります。

4823m.jpg

亡くなったヨンギュが現れて、
「なんでまた自分の手でこんなことをしたのか?」

「ヒョンニムがその場にいてくれなかったからだ」

「すまない。 いることができなくて…」
4823p.jpg

「ムヒュルにはやらせなかった。
 またまた兄貴のように、
 俺を置いて去って行くことになるような気がしたからだ」

「トリョニム。もう振り返ることは止めて下さい。
 来るところまで来てしまったんです」
4823n.jpg

「そうだな、振り返るのは止めよう」
4823pp.jpg

にほんブログ村テレビブログ韓国ドラマへ
1週間のランキング@「にほんブログ村」

身近な人の死を迎えないといけなくなりました。

『信義』でのチェ・ヨンの“重い刀”を覚えていますか?
生きるか死ぬかの野獣のような弱肉強食の時代に、武器は離せない。
しかし、武人として剣士として人を殺さないと自分が生きていけない中で、人を切るたびにその刀が重くなる。
そしてその手は冷たく震える…。

そんなバンウォンだったと思います。

にほんブログ村 テレビブログ 韓国ドラマへ
にほんブログ村
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ユーモン

Author:ユーモン
ドラマは たくさんのことを 教えてくれます

最新記事
最新コメント
王朝用語・脚本家など
ドラマと映画・感想など

openclose