六龍が飛ぶ 第48話(上) 罪と罰

4777_20160318005653913.jpg

六龍が飛ぶ 第48話(上) “罪と死とは全く関係ない”

剣を交えるバンジとムヒュル

「どいてくれ、ムヒュル。 頼む!」

「帰ってくれ、イ・バンジ!」

「靖安君がやったことが分かっているのか?!
 ユニだって…」

「お前を誘引するために、
 誰がユニさんを利用したのか分かっているのか?」

「…」

「俺だ。 俺が思いついて教えたんだ」

「お前…」

「ヨニを殺したのか?」

…ヨニさんが死んだ…?

「ムヒュル!」

「俺は言い訳はしない」

「俺はお前も無くしたくはないから、お願いだ」

「お願いだから帰ってくれ」

「どいてくれ。 殺したくはないんだ」

「俺だって殺したくない。
 もしも、お前が俺なら、どくことができるか?」
4800_201603181224412df.jpg

ハ・リュンは

「スクチョン(粛靖)門を閉鎖して、ナム・ウンを捕えろ! 
 それにチョン・ドジョンに加担した者を引きずり出せ!
 チョン・ドグァン(弟)もだ!」
4800a_20160318122440a21.jpg

また、ハ・リュンはチョン・ドジョンの遺体は山に捨てるように指示。

4800b_20160318122439a27.jpg

ミョサンとプニは兵士から聞いて、ムヒュルとバンジがいるかもしれないと、側門の方に向かいます。

戦い続けるムヒュルとバンジ

バンジはムヒュルから足を、ムヒュルはバンジから肩を切られます(# ムヒュルは変わったと言われていましたが、明国での約1年の修行で腕を上げたようです)。

4800c_20160318122438287.jpg

二人とも負けません。

そこにプニとミョサンが駆けつけて二人を止めます

「止めなさい、ムヒュル! ダメよ!」
 (ミョサン)

「止めて、オラビ!」

「どけ、プニ」
4800d_20160318122438186.jpg

「もう終わったのよ!サンボンオルシンは亡くなったのよ!」

「!」

「靖安大君がサンボンオルシンを殺したのよ」

「…」

「サンボンオルシンの負けなのよ。
 もう戻ってはこないわ。 我々も負けたのよ」

「いいや、負けてはいない」
4800e_20160318122437025.jpg

「百姓たちにとっては、
 生き延びるということが勝ちなのよ

「…」

「だから、帰りましょうよ、オラビ!」

「…」

「私も負けろというの? オラビ?!」
4800g_201603181230501e7.jpg
# プニの涙の訴え、シン・セギョンのかん高い涙声、崩れた涙顔での演技。
真に迫った演技です。
見ていて“本物”を感じ、感涙しました。

「イ・バンジ!」

「ダメよ!
 もしもイ・バンジを殺すなら、私も殺しなさい」
 (ミョサン)
4800h_20160318123049917.jpg

「…」
4800k_2016031812304933e.jpg

朝になってバンウォンは宮中に進軍

4800m_20160318123338f28.jpg

ムヒュル

…いったい何人を殺すことになるのか…?
 強くなるということは、どれだけ血を見るのか…?

4800n_20160318123048ad3.jpg

影から見ているのはユンランでした

…イ・ソンゲ…、チョン・ドジョン…、
 すべては“無名”からだ

4800p_2016031812333793e.jpg

ついに正殿を制圧したバンウォン

「世子はどこだ…?」

「東宮殿です」
4811_20160318123336de5.jpg
(イ・スクボン)

チョ・ジュンを説得するのはミン・ジェ

「知らないとでもいうのですか?!
 サンボンはこの国を戦争に導こうとしたんですよ!」

「だからどうして欲しいのか?」

「出兵を取り止めることです。
 そして、サンボンを罰する王命を戴くのです」

「サンボンが生きているなら、
 反乱を罰する立場にある」
4811a_20160318123633a3c.jpg

そこにダギョンが来て、
「サンボンは成均館で亡くなりました。
 サンボンは自分の道を選びました。
 チョ大監も進む道を決断して下さい」
4811b_20160318123632de9.jpg

バングァに怒るイ・ジラン

「サンボンが…?」

「落ち着いてください」

「お前たちは気でも狂ったのか?!」
4811c_2016031812363133a.jpg

イ・ソンゲは「甲冑と刀を持ってこい!」と叫ぶのですが、そこにチョン・ドジョンが死んだという知らせ。
「サンボン…、
 チョン・ドジョン大監は殺害されました」

「何だと?!許さん!
 バンウォンをここに連れてこい!

ハ・リュンはバンウォンに、
「チョ・ジュン大監とイ・ジラン将軍を説得するまでは、
 チョナの前に行ってはなりません」

「ええ、その通りです。
 今度は私がアバママを諦めさせます」
4811d_20160318123630f76.jpg

「え?!」
4811e_20160318123952c2c.jpg
# 二つの歴史書を読んだところ、“バンソクまで殺してしまった”との記述しかなく、私は“世継ぎの存在が邪魔だったはず”としか思っていなかったのですが、「アバママを諦めさせる」というセリフに脚本の凄さ・ワイズな面を感じました。

傷ついて戻ったムヒュル。
「手当が先だ」とイ・スクボンに言われるものの、
「いいえ、大君媽媽を守ります」
4811f_201603181239514a7.jpg

この間、バンウォンは許しを請うバンソクに刀を向けます。

4811g_20160318123950e05.jpg

「世子チョハは、何も間違いは犯してはいません」

「では、どうして…?」

「昨夜亡くなったある者が言っていました。
 “罪とは死とは全く関係ない”
4811h_20160318123949d54.jpg

「…」
4811k_2016031812394995d.jpg

バンウォンはハ・リュンに、

「ジラン叔父に会わないといけない…」

「はい、大君媽媽」

「…」
4811m_20160318124323dc5.jpg

そして、ハ・リュンとイ・スクボンは、イ・バンジが逃げている以上は危険だと、バンジの殺害を試みます。

4811n_201603181243226e9.jpg

にほんブログ村テレビブログ韓国ドラマへ
1週間のランキング@「にほんブログ村」

イ・ソンゲが溺愛したと伝えられる第2夫人の子(8男)のバンソク。
歴史に“もしも”の“たら~、れば~”はないのでしょうが、現代ならばクーデターの後、「バンウォンが、世子を廃位する程度で済ませるだけで良いのでは?」と思います。
弟を殺すという事は第15代王・海光君も同じ。

ドラマではバンソクの言動があるだけに可哀想で、テレビゲームのように冷ややかにはなれません。
なぜバンウォンはそこまで?
そもそもの原因はイ・ソンゲと康夫人の世継ぎ選びでの失政にあるとは思います。
また、三国志では諸葛孔明が「泣いて馬謖を切る」という、軍の規則に従わなかった将軍を切る“故事成語”もあります。
バンウォンも絶対王権を誇示し、反乱の芽を先に摘むためだったのでしょうか?

ドラマ『信義』ではユ・ウンスが現代から高麗にタイムスリップして、「野獣のような国」だと比喩しました。
このドラマでも「あなたが悪いのではない。この世が悪いのだ」というセリフが何度か出ます。
また、バンウォンは“罪とは死とは全く関係ない”と言いました。
そうですね。
そんな世の中だったのでしょうね?
「弱肉強食」…。


1週間のランキング@にほんブログ村
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

王朝用語・脚本家など
ドラマと映画・感想など

openclose