六龍が飛ぶ 第45話(上) 反戦


シャクナゲ
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(2016.04.07@kawasaki)

六龍飛天 第45話(上) なぜ領土なのか?

チョン・ドジョンは、イ・ソンゲに対して、これまで1000年もの歴史で成し得なかった遼東半島への領土拡大のために、出兵を認めて欲しいと…。
他方で、バンウォンはヨニャンから「決してあってはならないことです!」と反戦を言われ、

「あ~、これが何か気になっていた不安の種だったのだ…」と、チョン・ドジョンの次の手が読めなかった原因を把握。

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チョン・ドジョンは、ヨニとバンジに対して、子供の頃に恭愍王(コンミンワン:高麗第31代王)が“元”との関係を断ち切り、北方の失地を回復したことに感動して、成均館で学びたいと父親に求めたことを話します。

…明日からまた忙しくなる。 本当の戦闘になる

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大陸でのスパイ活動で足を痛めているヨニ

若い頃からの自分の夢を語った後、ヨニとバンジには「結婚してこの仕事から外れるように」と。

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「…」
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ムヒュルとバンウォン

「俺は“(東北の)安定化策”に勝手に捺印した。
 “杜門洞”に火も放った。
 あの日の夜は、橋の上でポウンを殺した」

「…」

「俺は自分の選択に自信満々だった」

「ええ、その通りです」

…俺は友達と喧嘩しても良いかと、
 兄さんに答えを求める子供のような気分だったのだ…。
 俺は明と一緒にサンボンを負かそうとしていた。

「大丈夫ですか?」

「ムヒュルや~」

「はい、大君媽媽…」

「俺は…」

「ええ、お話しください」

…俺はまるで幼子だった。
 しかし、サンボンが明との戦争を計画している。

「大君媽媽」

「いいや、いいんだ」

…12歳の頃だって、誰にも相談はしなかった。
 誰の助けも得ずに3人の李兄弟を殺した。

「…」

…しかし、どうしたのだろうか…。
 なぜこんな気分なのか…?

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バンガン(芳幹:4男)とバングァ(芳果:次男)

「アバママが宮殿に戻った」

「だから…?」

「サンボンと一緒だったのが問題だ」
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議会でも「サンボン(チョン・ドジョン)は何を考えているのか…?」とミン・ジェ。
しかし、バンウォンは既に先を読んでいます。
議会には王子として、また一番若い議員として参加します。

「明への使者を希望した3人は処刑した。
 この意味が分かるか?
 なぜ処刑したのか?!」

「…」

「これを明が宣戦布告したという理由にする。
 反撃するために遼東に出兵する」

「チョ~ナ~!」
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「しかし、まだ兵の訓練は完了していないから、
 これから訓練を強化する。
 私兵を持つ議員だけでなく、
 王子たちもすべて私兵を持って訓練に参加することにする」

そう言って、既に準備していた王命をナム・ウンから読み上げさせます

「まず、戦争の準備をするために、
 物資の供給部署を配置する。
 この担当はチョン・ドジョン大監とする。
 次に、地方の部隊の強化のために、
 全ての官僚たちの配置転換を行う。
 ハ・リュンは忠清道に、
 パク・ギルホは全羅道に派遣する…」
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バングァ

「これは私兵を解散させるためのサンボンの企みだ」

「どういうことですか?」
 (バンガン)

「私兵を終結させた後に、
 全部を中央軍に編入するという算段だ」

「なぜチョナがそこまでやるのでしょうか?」
 (ヨンギュ)

「だから策略だというのだ」

「たかが訓練だ。 俺は参加しないつもりだ」
 (バンガン)

「しかし、大君たちが従わないとすれば、
 それは反逆罪と見做す作戦ですよ」
 (ダギョン)
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ハ・リュンとバンウォン

「何ですって?」

「これは単なる策略ではない。
 明国の洪武帝はすぐにでも亡くなる

「え?! では大陸では内戦になります」

「遼東を征服できるだろうか?」
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「分かりませんが、
 内戦が起きれば不可能ではないかもしれません。
 でも良くないですよ。
 せいぜい5割の確率で戦争するということです。
 すべてを得るか失くすかの賭博です」

…あ~、危険な博打だ…。

「大君媽媽、どうしましたか?」

…分からない…。

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密本

「皇帝が亡くなれば、チュ・チェ皇太子が南京に進軍するはずだ。
 この機に乗じて、私兵を廃止する。
 王子たちは強く反対するだろうから、我々もそれに備える」

「特に靖安大君には注意すべきです」

チョン・ドジョンはヨニに王子たちの軍備の情報を集めるように指示。

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また、庶民の絹布(#)などの贅沢品の所持に禁止令、さらに禁酒令が出ます。

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「遼東に出兵だそうよ」

「じゃあ、またムヒュルが戦場に…」
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プニは成均館に呼び出されます

儒学生たちは「我々もチョナのために武器を手にしよう!」

「サンボン先生の計画に従って、最初の訓練から参加しよう!」

そしてプ二には村のコメの産高の半分を提供する様にと言われます。

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そこに現れたウ・ハクジュ

「またサンボンが問題を起こしたようだ…」
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(# ウ・ハクジュはイ・セクなどと共にチョン・ドジョンに追放された官僚)

チョ・マルセンは、
「なぜウ・ハクジュがここに…?」
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バンウォンとハ・リュンの対処案

現実を知らなかったチョ・ジュンに対してハ・リュンは、明国の皇帝の死期が近づいていることなどを話して、
「これは単なる策略ではなく、現実ですよ」

「あなたは(サンボンの)操り人形だ」
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同時にハ・リュンは、自分は「忠清道の軍を靖安大君(バンウォン)の軍に合流させるから」と、
イ・スクボンには「アンサンの軍を率いて、大君媽媽の軍と合流してくれ

「あなたの作戦ですか?」

「いいや、靖安大君の決断を待つのみだ。
 それまでに完璧に準備を済ませる」

「では決断はいつでしょうか?」

「そうだな…、
 しかし、靖安大君の決断は誰よりも早い」

「…」
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バンウォンはファサダンを訪問

チョン・ドジョン、ヨニを前にして、テーブルに薬草が入った包みを置きます。

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「香薬です」

「香薬?!」
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「いつもお忙しそうだからです。
 あなたは大した人ですね。 本心からそう思います」

「ええ、感謝を…持ってお受けします」

「…」

「…」
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バンウォンは黙って帰ります

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# 当時はまだ貨幣経済ではありません。
市場では絹布や米が貨幣として使われ、物々交換の経済でした。
バンウォン(第3代王・太宗)が即位してからは、紙幣や鉄銭、銅銭の普及に努めますが、なかなか定着しませんでした。
貨幣経済に入るのは第4代王・世宗の時からです。
つまり、政府の安定と信用力が背景にないと、庶民からの貨幣への信頼が得られなかった証しかもしれません。
ただし、バンウォンは何度も貨幣の導入を試みました。

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