六龍が飛ぶ 第44話(上) 苛立つバンウォン


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(@ kawasaki)

六龍が飛ぶ 第44話(上) 想定外の野望

チョン・ドジョンを明国に連行しろという皇帝からの書簡

「どうして洪武帝がこんな奇妙な要求なのか…?」

「サンボン大監もまったく身に覚えのない話とのことです」

「理にかなわない要求です」

康夫人もチョン・ドジョンを明に行かせてはならないと訴えます。

「病気に障るから、政治のことは考えないように」

「チョナ、約束して下さい。
 サンボンを明には行かせないと」

「ああ、そんなことはないから、心配するな」

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ヨニは、
「何か悪意を感じる要求です」

「靖安大君が明のどこに立ち寄ったのか調べたか?」

ヨニは、バンウォンが“無名”のことを排除する理由がないこと、明は女真族の動きを気にしていること、これらから、明国と“無名”とバンウォンが共通の利害で動きを見せているのではないかと報告。

また、チョン・ドジョンが軍の全権を手に入れたことと、女真族との密約から、明国の標的はチョン・ドジョンではないかと。

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バンウォン、ダギョン、バンガン、ミン・ジェ

「私が明に行く前に、密かに“懐刀”を隠すように命じたが、
 いよいよ使う時が来たようだ」

「そうですね。
 儒学生として趙末生(チョ・マルセン #)を成均館に入れました」
 (ダギョン)
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(# 第35話でバンウォンとイ・ソンゲを救った若者です)

「何なのか、チョ・マルセンとは?
 暗号なのか?」
 (バンガン)

「ははは、では窮地に陥ったらその“刀”を使います」
 (ハ・リュン)

「ええ、先生は、今度は宮中での役目を担って下さい」

「久しぶりに私の饒舌が役立ちそうだ」

ミン・ジェも私の“刀”をお見せしようと、クォン・グンという歴史学者を紹介します。
もとは、イ・セクの下で働いていた学者です。

バンウォンが直接面談

「なぜ私についてくることにしたのですか?」

「私に残された最後の天命だからです。
 私は教科書通りの人間ではありません。
 大君には大義があるからここに来ました」

「私の大義とは何でしょうか?」

「一つは、私は“総理”が国を治める体制には反対です。
 この国には“強い王”が必要です。
 二つには、私に将来を与えて戴くようなら、
 ポウン先生(チョン・モンジョ)の名誉を回復したいのです」

「わかりました、先生」

「…」
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議会

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「私は誰も明には送らないし、
 明のからの要求は聞かないことにする」
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「それはなりません、チョナ。
 サンボン(チョン・ドジョン)大監を明国に送るべきです」と、

ハ・リュンは、
「明が朝鮮と女真族との関係を疑っているとすれば、
 全軍の指揮権を持つサンボン大監こそが明に出向いて、
 明の疑いと誤解を解くべきです」

「明の意向に従わなければ、明との関係が悪化します」
 (ミン・ジェ)

「人質になるようなものです」とナム・ウンは反論しますが、
ハ・リュンは、
「では、民・百姓は“国の安全よりも、我が身の安全のために、
 サンボン大監が怖気づいた”と思うでしょう」
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イ・シンジョクを訪ねるバンウォン

「あの夜、私に言ったことはまだ可能か?」

「“自分を使って下さい”と言いました」

「では、待っていてください」
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議会では、クォン・グンが、自分が明国に行くと提案。

「私がサンボン大監と共に出向いて、
 サンボン大監のことを補佐します。
 どうか王命を発して下さい」
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追い詰められたチョン・ドジョン

宮廷の門の前にはチョ・マルセンが成均館の学生たちを率いて、“儒学者として、サンボン先生は明に行くべきです”と直訴。

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チョン・ドジョンは“明に行きます”とイ・ソンゲに言いますが、ソンゲは「どんな批判にも耐えてくれ」と許しません。

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「…」
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バンウォンがマルセンと話をしているところにドジョン

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マルセンが帰った後、ドジョンは、
「これには大君が関係しているのですか?」

「ああ、私が儒学生に命じた」

「いいえ、明からの私を糾弾する書簡のことです」

「ははは、私に明国を動かす力があるとでも思いますか?
 私のことを買いかぶらないで下さい」

「どうしてそんなに強く否定するのですか? 
 そうでしょう?」

「…。
 ええ、明の高官と全権を持つ朝鮮の官僚との話のことは、良
 く覚えておくようにします」

「自分の権力欲の為に…」

「いいえ、大監も私も民・百姓たちのために働いています。
 これは外交問題です。
 明との緊張関係は大監が引き起こしたのです。
 新国を作り、大軍の訓練に精力を注いでいるからです」
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「明との関係は100年このままでしょう。
 外交とは武力と富だからです。
 時に武器を、時に富を使うが、大君はその法則を崩しています。
 自分では私兵を囲い、
 外交という言いわけをしているのは大君です」

「大監にも個人の欲があるはずです。
 そして、結局は勝てば官軍となって、
 それが大儀だと尊敬されることになると思っているからです」

「では、今回は私の負けです。
 大君の悪意に負けました」

…負けたと…?

「しかし、まだ私の悪意は出ていません」
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チョン・ドジョンの顔が浮かび苛立つバンウォン
(矢が的に命中しません)

「は~」
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今度は矢をムヒュルに向けて、
「気が散るから、見つめるな」

「気が散るでしょうが、じっと見ています。
 大君媽媽を見ているのが私の仕事です」

「は~」

「杜門洞(トムンドン)の村に火をつけた時も、
 ポウン大監を殺した時も、
 自信満々だったのに、なぜですか?」

「…」

「私は杜門洞には火を付けたくなかった。
 しかし、なぜ自分を疑うことがないのかと、
 大君のことが好きでした」

「分かった、ここまでにする」
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議会では、イ・ソンゲが、チョ・マルセンたち、リーダーの学生を追放すると。

「明から追及されている張本人を差し置いて、
 その理由が分かりません」とハ・リュン。

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そこに、チョン・ドジョンが現れて、

全ての役職を辞任すると。
「これにて、明国の誤解も解けるでしょう」
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チョン・ドジョンのニヒルな微笑み。
一方では、それに苛立つバンウォン。

バンウォンにはチョン・ドジョンの次の動きが読めないから苛立つのではあるものの、チョン・ドジョンらしからぬ無謀な行動を考えていたからです。
軍の再編と強化は、史実ではチョン・ドジョンが明国への出兵を考えていたとされます。


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