六龍が飛ぶ 第42話(中) 大物


紀州のサクラ(先週)
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(photo by APB)

六龍が飛ぶ 第42話(中) 大物

バンウォンはハ・リュンが言っていた明の大国主義のことを思い出します。

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「なぜチョナは朝鮮に脅しばかりかけるのですか?」

「何だと?」

「チョナは、なぜありそうもないことを作り出すのですか?
 何が真実なのかを皇帝に説明させてください」

「何だと?!
 私が捏造していると言うのか?!」

「あなたの従弟があなたから皇帝の世継の権利を奪ったからです」

「もう一度言ってみろ!」

「チョナより年下の従弟が世子となったから、
 チョナがこれまで持っていた勢力のことが心配なのでしょう」

「…」

「だから、皇帝がチョナのことを疑うことを恐れている。
 これが私の解釈です」

「いったい何を言い出すのか?!」

「“朝鮮と女真とか不安定な関係だから、皇帝の座には興味ない。
 野心はなく、この地を守ることに心が奪われている”と、
 自分のことを皇帝からは疑われたくないからです」

「それで?!」

「チョナこそが、
 朝鮮は脅威だと報告している人です。
 だから皇帝は朝鮮に無理難題を押し付けてくるのです。
 そして、望んでもいない本当の戦争となると思いませんか?!
 窮鼠は猫をも噛むと言います。
 チョナはそれを望んでいません」

「誰がそんな、
 私が思ってもいないようなことを言うのか?」

「チョナが掲げている地図は、
 朝鮮と女真からの守備を強化するためですね。
 どうしてそんなところだけを見ているのですか?!
 チョナの大志は中原であり、
 とくに南京であるはずです!」

「他に言いたいことはあるか?」

「チョナが中原(チュンウォン)へと兵を向ける時、
 朝鮮との悪い関係は障害になります。
 また、窮地に陥ったら、死にもの狂いとなるから、
 兵法では“逃げ道は残してやるべき”だと言います」

「朝鮮にも逃げ道を残せと言うのか?」

「そうです。
 チョナには良い札を持っていて欲しいからです。
 朝鮮の強硬派を抑えることができる切り札です」

「良い札と言うのか?!」

「ええ、恐らくこのイ・バンウォンのことです。
 私に道を空けてください。
 決して窮地にたって死にもの狂いになるような戦争は、
 明には仕掛けません。
 どうか遼東半島を通らせてください」

「どうもその通りだったようだな。
 賢いだけでなく、勇気が凄い」

「…」

「加えて、傲慢で馬鹿だ!
 そなたの言葉は、死に値する。
 明日にでも死んで見つかるかもしれない」

「いいえ、私はそうならないことに賭けています」
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気をもみながら待っていたハ・リュン

「どうでしたか?」

「死ぬか、半島を通るかどちらかだ」

「どうしてそんな簡単に言うのですか?
 何と賢い方なのか…。
 どうして私はこんな賢い方に仕えるようになったのか…?」
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そして夜中

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バンウォンは寝ているところを起こされて目隠しをされます。

「私はチョナに会いたいと伝えろ!」

「目隠しをはずせ」

目の前には宴席でした

「驚いたか?!」

「は~」

「もう一つ驚かせてやる。
 入って来てださい」

「!」
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ヨニャンでした

「二人は旧知だと聞いている」

「大君媽媽、ここでお会いできて光栄です」。

「なぜあなたがここに…?」

「私はそなたを殺そうか、道を空けて通そうかと考えていた。
 彼女からそなたのことをたくさん聞いている。
 彼女は大陸でも有数の商団の行首(ヘンス)だ」

「あなたがそんな凄い人だとは知りませんでした」

「私は大君媽媽のことを教えただけです」

「私もそなたも似ている。
 そなたは若い弟に世子の座を奪われたらしいな。
 それに私もそなたを利用して逃げ道を作る。
 皇帝には手紙を出しておく」

「チョナ、そこまで配慮して戴き、感謝申し上げます」
 (ヨニャン)

「一つ条件がある」

「!」

「そなたの護衛の武士、ムヒュルを私にくれ」
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バンウォンは皇帝に会いに出かけます。
ムヒュルとホン・デボンを残し、南京からの帰りに「命懸けで救うから、死を覚悟の戦闘になるだろう」と。

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明の首都・当時の南京へ

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チョンチャングンにジョンを焼いているチョク・サグォン(ユンラン)
彼女は幸せな生活を送っていましたが、王命が届きます。

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ファサダンに出入りしていた記録から“謀反”を企んでいたとの罪状でした。

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「…」
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チョンチャングン(定昌君)は仕えていた男にユンランのことを託していました。

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遼東城

こちらではムヒュルとホン・デボンがすっかり尊敬を集め、兵士たちのために東龍剣法などを指導。

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以前、“無名”の資金源は土地などの資産や仏教界ではないかと書いていますが、ここで明確になったのは、“無名の資金源”は、商業・貿易によるものだったということですね。
このドラマには驚かされることが多いのですが、今日はヨニャンが“大陸での有数の商人”ということでビックリでした。
“大物”でした。


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