六龍が飛ぶ 第38話(中) 世子の話題

六龍が飛ぶ 第38話(中) 早くも始まった世子の話題

寺院で法師の説教を聞くのは康夫人と息子の芳碩(バンソク)

「まず、生き物の肉を食べてはなりません。
 二つ目は他人の物を欲してはなりません。
 三番目には乱暴な行いを行ってはなりません。
 4つ目は嘘をつかないことです。
 最後には、飲みすぎないことです」
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そう言って法師は線香の火を夫人と芳碩の腕に当てます。
しかし、芳碩の腕には火傷の痕が付かないので驚く法師

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「大師、先ほどはなぜあんなに驚いたのですか?」

「それは…」

「バンソクの運勢を占ってもらった時には、
 世の中のために働く人物だとの評価がありましたが…?」

「大君には明るい素晴らしい将来がありますが、
 行く手を阻むことに出会った時には倒されるということです」

「どういうことですか?」

短命だということです

「ではその障害とはなんのことですか?」

王になる者です
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籠を運ぶファサダン

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見張っていた男が見つかります

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「サンマンが行方不明なの?
 クモル寺を見張っていたのでしょう?」
 (プニ)

「ええ、“無名”の手先の寺だと思っていたからです」

そんな時にサンマンが傷だらけでファサダンの剣士に連れられて帰って来ます。

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「何があったのですか?」

「中殿を見張っていたと思ったからです」

「我々は何も悪いことはしていません」
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プニが言うには、ファサダンの籠で康夫人と芳碩が移動していたからです。
プニたちはクモル寺に中殿が行くことは知らなかったからでした。

「しかし、なぜこんなに殴ったのですか?」
とプニは怒ります。

そして、バンウォンが「“無名”を捜査していたことは解っていたでしょうに」、とヨニに言います。

「どんな人が“無名”との関係を持っているか。
 新しい国作りのためには、
 これを捜査するのが私たちの仕事だったはずでしょう?!」

「そうね。 ごめんなさい、プニ。
 あんたの仲間を傷つけてしまったわ」

「私もごめんなさい、オンニ。
 こんな態度を取ってしまったわ」

「でもね…、プな。
 どうして村人たちを故郷に帰さないの?」

二人の考え方には少し空間ができます。

バンウォンがチョンモンジュを暗殺したことではなく、チョン・ドジョンとバンウォンとの間に隙間ができたために、ヨニは、
「チョンアン大君には、
 以前からサンボン先生とは違った望みがあったようだ」と。

バンウォンが“無名”に対抗するために私兵を雇って、プニの組織も配下に置いているものの、もとより皆がチョン・ドジョンの組織の一員だったのに分裂の兆しがあることをヨニは(先を)読んでいました。

「どういうことなの?」

「よく分からないけど、私はファサダンに長くいたから、
 たくさんの人たちが争ったり、
 別れていったりすることを見てきたからよ」

「ではサンボン先生とチョンアン大君もそうなると思うの?」
 (靖安大君:バンウォン)

「そうあっては欲しくないわ。 本当に…。
 でも、チョンアン大君の動きが私には気になるのよ。
 あのトゥムンドンでの焼き討ちの件だって…」

「でも、問題は起きなかったわ。
 あの人は賢い人だし、
 あれも新しい国を作るためには大切なことだったわ」

「そうなのよ。 だから心配なのよ。
 あの人はとても賢いから心配なのよ」

「…」

「また、新しい国ができたばかりだから、
 みんなで力を合わせないといけない時だわ」
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さらに、ヨニは“チョナとサンボン先生のために”バンウォンとの“距離を置いた方が良い”と言うので、その言葉が気になります。
さらには、雪合戦をした時のバンウォンの涙を思い出します。

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イ・ソンゲを前に、
議会では官僚と儒学者たちが戻ってきたことはバンウォンの手柄だと、イ・シンジョク。
チョ・ジュンも、
「チョナ、小さな間違いも大きな成果で帳消しにすべきです」

ただし、チョン・ドジョンはバンウォンのやり方には快く感じていないようです。

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そんな時にジランから“バンウが失踪した”との報告

「地面には“私を探すものは死ぬ”と書いてありました」
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世子になるべきバンウが消えたとなると、他の兄弟たちにも世子になる権利が生まれます。

ミン・ジェ一家では、ダギョンが、

「あなただって世子になる機会が出たではないでしょうか?
 もちろんどなたも断ることはないでしょうけど、
 国を作るにあたっては、
 あなたほどの貢献をした人はいません」
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「トゥムンドンの件でもそなたが解決して、たくさんの儒学者が戻ってきた」
 (ミン・ジェ)

「ふふふ、私に間違った期待をしないで下さい。
 バンウ(芳雨)兄貴が世継とならないなら、
 バングァ(芳果)兄貴の順番です」
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しかし、ハ・リュンは議会でのバンウォンへの期待(チョ・ジュンとイ・シンジョク)を思い出してぼんやり…。

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イ・ソンゲとチョン・ドジョン

チョン・ドジョンはバンウがいなくなった場合は、次男のバングァ。
しかし、
「言葉が適当だとは思いませんが」と前置きをして、バンウォンは良くないと。

「貴族や学界が尊敬するポウンを暗殺したからです。
 今後の王国の50年を思うと、
 儒学の大家を暗殺したチョンアン大君は不適切です」
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バンウォン

…世子…、世子だと…


ハ・リュンが入って来て、
「どんな計画だったのですか?
 トゥムンドンの件です」

「私にもよく分からない。
 父親に相談しようかとも考えていたが…、
 許しを得た後にやろうかとも思っていたが…。
 やってしまった」

「ただ、やっただけですか…?」

「チョ・ジュンはよいとして、
 イ・シンジョクは違った考えだったのでは?」

「ああ、イ・シンジョクは反対すると思っていた」

「しかし、あなたは開京の議員たちには、
 この件で大きな印象付けました」

「では、私が世子になるのでしょうか?」

「…。 あ~ははは。
 大君媽媽(ママ)の方が良く分かっているではありませんか。
 チョナのお気持ち次第です」

「ふ~ふふふ」

ハ・リュンとの会話の後、バンウォンが道を歩いていると、ユクサン(六山)

「久しぶりですね」
「! 
 “無名”だな」

「まだ我々の連携関係は無効にはなっていませんよね?」

「いつ我々は連携を結んだのかな?」

「は~ははは、世子にはなりたくありませんか?」

「ははは、
 私はあなたの組織が世子を擁立するだけの力があるはずはないと疑問です」

「ふふふ、その通りですね。
 世子はチョナとサンボンが決めることですからね」

「ふふふ…」

「では次の計画を進めます」
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ドジョンとヨニ

「チョンアン大君は適任ではない」

「しかし、建国には大きな功績を残したことも事実です」

「彼の功績など無意味だ」

ヨニはバンウがハン・グヨン(イ・セクの弟子)を殺した時から、バンウォンを世子にしたいと思っていたのではないかと問いますが、
「私はポウンには宰相を、
 バンウォンには世子をと思っていたこともあったが、
 あの橋での暗殺事件の後で考えが変わった」
と。

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チョ・ジュンはイ・ソンゲにダイレクトに、“50年先までのことを思えば、建国の功績で決めるべき”と、
「チョンアン大君」と推薦し、さらにはジランにもバンウォンが適任だと誘いをかけますが、ジランは「バンウォンではない」と話には乗りません。

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康夫人が世子の件でイ・ソンゲに話を持ち出します

「バングァだ。
 おいつはこれまで私とずっと戦場で戦って来たし、
 私の事をどの兄弟よりも尊敬してくれる」
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康夫人の家柄はリッチで、建国に際しては一族からの資金援助も大きかったとされます。
このドラマでは“無名”の出先である寺院の高僧の予言が発端となっていますが、世子選びには康氏一族の既得権維持のためにバンソク(夫人の次男・ソンゲの8男)を推したことが史実のようです。
これにて、
バンウォンと継母にあたる康夫人との対立が激しくなります。


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