六龍が飛ぶ 第39話(上) 建国の功労者


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(2016.03.19)

六龍が飛ぶ 第39話(上) 建国の功労者

仏教界と“無名”は利害が一致しています。
イ・ソンゲの夫人・康(かん)氏は、高僧の予言(操作)により自分の次男のバンソク短命だと言われました。
息子を守るためには、“世子にするように”と勧められたために、夫のイ・ソンゲはチョン・ドジョンにも支援を求めました。

バンウォンは、プニには“俺が王になる”と宣言。
同時に無名のヨニャンからも、“この混乱の中から、大君媽媽(ママ)にも機会が出てくる”と言われました。

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六龍が飛ぶ 第39話(上) 建国の功労者は?

ヨニャンに対して、バンウォンは
「全権を手に入れて、この国を動かそうとする人…、
 サンボンを引き下ろす」と。

ただし、ヨニャンは、
「自分たちがイ・ソンゲ将軍の心を変えたのではない。
 元より将軍の心の中(世子選び)にないことは起こらない」

「将軍は初めから心にあったのか…。
 では、バンソクが短命だという予言を(夫人に)吹き込んだのはなぜですか?」

「予言にかかわらず、これからは皆の競争が始まります」

# イ・ソンゲは8男(末っ子)のバンソクを溺愛したと伝えられています。

「あなたの組織は新羅以来だと聞いていますが、
 新羅の歴史が長く続いたのはなぜですか?」

# 新羅が起きて滅亡するまでは、579年です。

「ピダムの乱を抑えた後、
 残りの重鎮たちが春秋(チュンチョン)君に服従したからです。
 しかし私たちは、
 キム・ボンミン(新羅第30代王)により一掃されそうになったから、
 再度歴史の裏に隠れたのです」

「では、なぜ戦わなかったのですか?
 組織が弱かったからですか?」

「言ったではありませんか。
 私たちは周囲の情勢変化には抵抗しません
 私たちは一時身を引きましたが、
 国の安定は得られました。
 これからも安定が得られれば、私たちは消えます」
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ドジョン(号は三峰・サンボン)はイ・ソンゲに対して、軍を渡してくれれば、
「義案(ウィアン)君・媽媽を守り、
 この国を守ることができます」

バンソクを擁立する条件としては自分に軍権をゆだねてもらうことで、最初の夫人の息子たちの不満を抑え、(自分の命を懸けて)新国の基礎を固めることができると。
イ・ソンゲは、
「そうしよう。 
 義案君…、バンソクを守ってくれ」
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ムヒュルは
「本当に“無名”と手を組むのですか?」

「なぜ聞くのか?」

「俺たちの敵だったではないですか…?」

「気にしないで下さい。
 こいつは最近病気なんです」
 (ヨンギュ)

「何の病気なのか?」

「どうも最近は、
 正しいことか悪いことかと考える病気に取りつかれているんです」
 (ヨンギュ)

「すみません」
 (ムヒュル)

バンウォンは足を止めて、
「もしも“無名”の一員がお前と同じ質問をしたとすれば、
 無名の首長は何と答えるだろうか?」

「分かりません」

「我々のことが必要な限りは、
 彼らは俺たちを放ってはおかない」
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そこで殺気を感じて短刀を投げるヨンギュ。
後を付けていたのはファサダンの剣士。
追うムヒュルの一撃で倒されます。

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「サンボン大監からなのか、
 それともユニさんの命令なのか?」

「何でもない」

「ではそなたを殺そう。
 そなたの気持ちは関係ない。
 俺は慈悲の心は持ち合わせていない」

「…」

「では、そうしよう」

「…」

「俺は批国寺で“無名”と会って来た。
 連合を組むためだ

「!」

「!」

「!」

この剣士だけでなく、ヨンギュもムヒュルの驚きの顔

「さあ、ムヒュル。 この女を殺せ」

「殺すのですか? 
 大君媽媽(ママ)…?」

「では逃がしてやるつもりなのか?

「…」

「この女はサンボン先生かファサダンのヨニさんに、俺が言った言葉を報告するだろな。
 この大君が“無名”と手を組むとな」

「…」

「まあいいさ。 お前に任せる。
 お前の判断で決めろ」
そう言ってバンウォンは先に帰ります。

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残ったヨンギュとムヒュル

「あ~、本当に…。 この女を殺せないのか?
 桃花殿では何人も殺したくせに…」

「この場合は違うじゃないですか…」

「何が違うと言うのか?!」
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ムヒュルが躊躇するので、ヨンギュがバッサリと

ただし、剣士は地面に“名 ✖”の文字を残します。

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翌朝の議会で、イ・ソンゲは、
「義案君・李芳碩(イ・バンソク)を世子にする。
 それから、
 総理のチョン・ドジョンには世子の教育担当を命じる」

「!」

「次いで、建国の功賞を総理が発表する」
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「チョ・ジュン(左議政)、
 イ・ジラン(国務担当補佐官)その他の功労者には…」
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ダギョンとバンウォン

「え?! 
 義案君が世子に指名されたのですか?!
 あなたは分かっていたのですか?」

「…」

「義案君は直系ではありません。
 それに、建国には何の貢献もしていません!」

「プイン(夫人)、声が大き過ぎる」

「本当に怒らないのですか?!」
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ミョサンたちも噂

ダギョンは「何を騒いでいるのですか?!」と八つ当たり。

カプンは、
「町の貼り紙なんですが、間違っていると思います」

「何のことか?」

「ええ、建国の功労者の名前が発表されていますが、
 面白いので噂になっています」
 (ホン・デボン)

「?!」
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早速ダギョンとバンウォンは貼紙を見に行きます

功労者リストには“一等功臣”としてチョ・ジュン、ナム・ウンが挙がっているものの、最初の夫人のバンウォンをはじめ、バンウ、バングァなどの6人の息子たちは外れています。

「あなたの兄弟の名前がないではないですか?!」
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同じく貼紙を見ていたイ・シンジョクは、
「これは公平ではありません」

「本当にそう思うのか?」
 (バンウォン)

「大君媽媽の功績はこれまでの失敗を補っているのに…、
 こんなもんで、他のこともきっと同じでしょうね。
 サンボン大監とて…?
 もういいです。
 どうか気を落とさないように」
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宮中ではさらにチョン・ドジョンによりムヒュルが、正六品クラスの兵曹での武器の担当に、またチョ・ヨンギュは正三品クラスの“文化・教育担当補佐官”に選ばれます。

驚くのはヨンギュ

「え?! …はい」
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また、チョン・ドジョンが軍務の総帥として公式に王命を得ます。

ハ・リュン、ミン・ジェ、そしてバンウォンを前にして、またダギョンが怒り出します

「サンボンは人事件や国庫だけでなく、軍にまで権限を広げて、
 この国を手に入れたようなものです!」
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バンウォンはミン・ジェに、
「すみませんでした。
 義父が功臣に選出されなかったことは私の責任です」

「功臣の事は何の意味もない。
 それよりもそなたは大丈夫なのか?
 私に近い者は誰も選出されなかったのですか?」

「そんなことはありません。
 チョ・ヨンギュは選ばれました」

「…」
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ヨンギュとムヒュル

「どうも不公平だ。
 義案大君が世子になることだけでなく、
 靖安大君(バンウォン)が功臣に選ばれないで、
 俺は屋敷の単なる剣士だったのに、まるで大臣だ。
 それにお前は軍器担当だ」

「んん…、俺は軍との関係が深いので良いものの…、
 兄貴が“教育”だなんて…?」

「やあ、お前は新兵器の開発担当だぞ!? 
 それなりの教育があるのか?!」

「勿論分かっていますが、兄貴が教育とは…」

「やあ!」
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ヨニとドジョン

「プニが?」

「ええ、オルシン(年長者への尊称)。
 プニは去ろうと考えているようです。
 彼女の組織は開京のあらゆるところに目を光らせており、
 プニにあらゆる開京の情勢を報告していました。
 彼女はその情報を管理していました」

「ああ」

「情報は直接、靖安大君(バンウォン)に伝えられています。
 しかも、閔(ミン)家の資金援助で組織が拡大しています」

「それも問題ではあった」

「しかも、組織はプニを高く尊敬しています。
 組織は大きな武器となっており、
 プニの身分には見合ってはいません。
 彼女自身にも負担なはずです」
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そこに、バンジ

「お呼びでしょうか?」

「そうだ。
 なぜお前は政府の官職を断り続けるのか?」

「なぜ私が官職を得るのでしょうか?
 どうか取り下げて下さい。
 それよりも靖安大君が功臣に選ばれなかったのはなぜですか?」

「義案君が世子に選ばれた以上は、
 靖安大君が大きな脅威となるからだ。
 体制の安定化のためには、
 靖安大君の勢力を削がないといけない」

「ではプニはどうなるのですか?
 プニは靖安大君のために今も働いていますが、
 どうなりますか?」

「今、そのことを議論していたところだ」

「国家が成立したら俺たちは…」
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ヨニとバンジ

「サンボン先生は、
 この複雑さに対応しないといけないと言うのよ。
 建国の後は体制の安定化が大切だと。
 反対勢力が脅威だからよ。
 靖安大君がその一人なのかどうかは分からないけど」

「靖安大君が何をしたと言うのか?」
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「良いこととか悪いこととかではないわ。
 靖安大君がチョナやサンボン先生とは違った考え方を始めるとなれば、
 我々の敵になるわ」

「は~」

「どうかプニを故郷に帰らせなさいよ。
 タンセや」

「お前はどうするのか?」

「まだ国が始まったばかりで、
 私にはやることがたくさんなのよ」

「…」

「あなたにもここに残っていて欲しいわ」
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カプンたちが笑っています
バンウォンも…。

「…」
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官服のことです

「トリョニムもおかしいと思いませんか?」

「んん…、
 こんな場面は以前にも見ているからな」

「え?」

「ジラン叔父の時の事だ」

「わ~ははは!」
 (ホン・デボン)
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大笑いの中、ミョサンが泣き出します

「あのムヒュルが官衣を着るなんて…。
 ホン先生ありがとうございます」
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ただし、ムヒュルは以前バンウォンに誓ったことを思い出します。

…俺はトリョニムを必ず守ります。
 トリョニムが人々を笑わせると言うなら、
 俺もその一部になって働きますから、
 どうか俺のことを護衛の武士として認めて下さい。

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ところで、第30話(中)では“無名”の中には“スパイがいるのでは?”とユクサン(六山)が言いました。
このスパイのことですが、中国語字幕では「細作」と表記されていたそうです(naoさんからのお便り)。

ウィキぺディアでは次のように書かれていました。

英語では、スパイは主に敵を表し、味方は主にエージェントと呼ぶ。
中国語では、敵を間諜、細作、姦細、敵奸、探子などと呼び、味方を工作人員や政治指導員などと呼んでいる。
日本語では、敵味方を区別せず、どちらも密偵(みってい)と呼ぶ。
間諜(かんちょう)、工作員(こうさくいん)、諜報員(ちょうほういん)とも呼ばれる。
古くは細作(さいさく)とも呼ばれていた

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(スクリーンキャプチュア: by nao)


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