六龍が飛ぶ 第37話(上) 正義の証し

先週末に見つけた水仙の花
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(2015.03.13)

六龍が飛ぶ 第37話(上) バンウォンの正義の証し

チョン・ドジョンとバンウォン

「これは偉大なる計画でしたが、
 最初から私の場所はなかったじゃないですか!」

「そのとおりだ。
 最初からお前の場所はなかった。
 しかし、お前は自分で自分の場所を作ったではないか。ポ
 ウンを殺したということが、これからのお前の場所だ」
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チョク・サグォン(ユンラン)は剣をムヒュルの首にかざして、
「ポウン大監に何があったのですか?」

「ポウン大監は亡くなりました」

「はぁ~、ではチョナは?」

「座り場所は居心地が良くありません」

「生きていますよね」

「ええ、元気のはずです。
 しかし、すぐにでも王座を降りるでしょう」

「良い話だわね」

「…」

「なぜ私を殺さなかったのですか?」
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「あなた(ナンジャ#)も私を殺さなかった。
 ピョンナンドでも市場でも…、殺す機会はあったのに…?」

「ムサニム(お武士)はなぜ剣士になったのですか?」

「自分にとって大切な人を守るためです。
 自分の夢を守りたいからです」

「私も同じです。
 大切な人を守る…、夢も…」

「ポウン大監のために復讐するのですか?」

「一切の復讐はしません。
 元の媽媽(ママ)に戻ったら、そこに私も戻ります。
 ポウン大監がもしもいなければ、
 王座に就くこともなかったでしょう」

「…」

「媽媽(ママ)と一緒に平穏な暮らしをしたい。
 それが私の夢
 私にはどんなことがあっても、
 私を傷つける人がいない限り、戦いは決してしません」

そう言ってチョク・サグォンは気を失います。

「ナンジャ!」
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# ナンジャは古語で、アガシ(お譲さん)の意味

チョン・ドジョンはチョ・ジュンやナム・ウン、イ・シンジョクを前にして、
「ポウンの首を、反逆者として町に晒すべきだ」

「サヒョン(兄貴#)…」

「民心を捉えて、新しい国を作るためだ。
 これまでの土地改革で得た民心が、
 ポウンの死で駄目になるかもしれないからだ」

「しかし、ポウン先生の首を晒すなんて…」

「もう我々は取り消すことができないところまで来ているのだ。
 素早く、力強く前に進むしかない。
 王を退位させて新しい国を作る」

すでに事態を把握していたチョンチャングンのところに、チョン・ドジョン、チョ・ジュンそしてナム・ウンが行きま
す。
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# 同じ師匠に仕えた義兄弟の兄

「チョナ。
 ポウン大監は罪もない者たちを流刑にした上に、
 王命を受けて処刑するという間違った計画を実行しようとしました。
 謀反です
 もちろん、イ・ソンゲ将軍の5男のイ・バンウォンが謀反を阻止したのです」

「…」

「チョナの王命にて、謀反を企てた者として、
 さらし首にすることをお許しください」

チョンチョングンは玉璽を押印します。
そして、
「今度はいつ、玉璽を取り上げるつもりなのか?」

「すべての事には理由があります。
 どうかお待ちください」

「もとより王になる気はなかった…」
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バンウォンを罰するべきだとの民衆の心理に訴える貼り紙が街にでます。

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民衆に向かって、ナム・ウンは「王命が出た」と、「これに反する者は同罪と見做す」

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バンジが「俺は強くなれる」と、コクサン剣法の練習をしているところをムヒュルが見ます。

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「バンジの動きが変わったようだ」
 (ホン・デボン)

コクサン(谷山)剣法です
 (ムヒュル)
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チョン・ドジョンはバンウォンや仲間たちを集めて、
「すぐにでも行動に移る」と、
ヨニにはファサ團に行って、“将軍は怒って硯を投げつけた。バンウォンは頭に傷を負った”という噂話を貴族階層に流すこと。

バンウォンを見て、“バンウに殴られた上に、将軍からも傷を負った”ことにする。
さらに、将軍は“3日間も涙を流しているので、家族も眠れない”ことにする。

「プ二も同じ噂を村人たちを使って、民衆に流せ。
 ポウン殺害はイ・バンウォンの独断だったとな」

「どういう意味なのですか?」

「すぐに新しく建国するためだ。
 バンウォンはこの計画から外れてくれ」

「…」

「イ・ソンゲ将軍を新国の王に就ける。
 将軍はポウンの暗殺の件は無実だと言って現れる」
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「詳しいことは分かりませんが、
 彼は自分と仲間の命を守るために暗殺を行ったのですよ。
 それだけでも、名分が立つのではありませんか?」

「我々が力を持って桃花殿でチョ・ミンスを倒したことは、
 正当防衛だと理解を得ている。
 我々は常に議論によって行動を決めているが、
 “建国が刀の力”で成されるということは悲しいことだから、
 バンウォンにはそれなりの責任がある。
 バンウォンは解るか?」

「ええ、勿論です」

「…」
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バンウォンの屋敷

「そんな馬鹿な?!」
 (ヨンギュ)

「俺の独断だったことはその通りだ」

「トリュニムは私利私欲のためにやったのですか?
 自分の名誉を得るためですか?」

「サンボン先生は、
 俺が私利私欲のためにポウン先生を殺したということを広めるのが目的ではない」
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バンウォンは立ち上がって
「この高麗の最大の問題を解決するために、
 俺が、このイ・バンウォンが独断でポウンを暗殺したのだ。
 イ・ソンゲ将軍とは全く関係ない。
 噂を流す目的はこういうことでしょう?
 悪いことではないでしょう?」

「トリョニム…」

…そうなんだ。
 俺をサンボンとアボジから引き離すということでもある。
 責任からは逃れてはいけないのだ。

一番心配するのはプニ

「…」

「大丈夫さ。 心配はいらない」

「…」
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ダギョンが来て
「話は聞きました。
 あなたは全ての批判と責任の追及を無視すべきだと思います。
 次には何をするかに注力すべきです」

「ああ、そうするつもりだ」

そして、
「プな、俺の責任を追及する貼り紙を街に出したのは、
 誰なのか調べる」

「え?!」

「それはいけません」
 (ダギョン)

「トリョニム…、私もそう思います」
 (プニ)

「ただ、知りたいだけだ」と、ダギョンには、
「これからは俺の敵を明確にしたいのだ
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イ・ソンゲの4男の李芳幹(イ・バンガン)が登場
ヨンギュに、
「よくやったな!」

「え?!」

「チョン・モンジュの件だ。
 よくやった!」
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チョン・モンジュの晒し首を見て、驚くのはイ・セクやウ・ハクジュ
チョン・ドジョンの胸倉を掴んで、
「ポウン先生をこんな目に遭わせて、
 ただで済むと思っているのか?!」
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ドジョンは、イ・セクに対して「どうなるのか見届ける時間は残されてはいませんよ」と。

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さらにはバンジに、“弾劾のリストにはウ・ハクジュも入れるように”「イ・シンジョクには伝えてくれ」
ヨニはリストの中に既に入れてあると。

「そうだったか。 全員で56名だな。
 即位の際には、彼らは開京にはいてはならない者たちだ」

そう言いつつ、胃の痛みを訴えるドジョン

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ドジョンが一人で食事を始めると

「サンボン先生」

「ヨニャン!女官の…」

「サンボン先生が新しい人生を送っているように、
 私ももう宮廷女官ではありません」

「いったいどうして…?」

「ずいぶん変わりましたね」

「もしかして…、“無名”なのか?
 子供たちが探しているのを知っているのか?
 息子は外にいるぞ」

「分かっています。 呼ばないで下さい」

「なぜか?」

「今日は話がしたくて来ました」
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外ではキル・ソンミ

バンジは殺気を感じます。
「緊張するな。
 彼女はお前たちの先生と話をするだけだ」
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今回はチョン・ドジョンの思想を確かめに来たヨニャン。
イ・バンジと対面するのはもう少し後になります。

さて、李芳幹(イ・バンガン:イ・ソンゲの4男)が出ました。
彼の“野心”から「第2次王子の乱」が1400年。
静かに王位を待つバンウォンにとっては、天命と歴史に残る大きなチャンスともなります。
このドラマの終盤となるようで、期待しています。

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