六龍が飛ぶ 第36話(中) 善竹橋 1392年


アジサイの葉が広がってきました。
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(2016.03.12)

六龍が飛ぶ 第36話(中) 善竹橋 1392年

王宮は5000人の兵で警護されているので、チョン・モンジュが王宮に入る前に会おうとしたバンウォン。

チョン・モンジュとバンウォン

「ここで何をしているのか?」

「日が昇ると、サンボン師匠と仲間を処刑するのですね?」

「彼らは朝廷への謀反を起こそうとしたから、
 罪に比べれば処刑はまだ軽い方だ」

「腐った宮廷を諦めることはできないのですか?」

「私はこの王朝で生まれ育った。
 私も家族もこの高麗の国で生まれ育ったのだ。
 儒学者として、この高麗を裏切ることはできない」

「は~、この国…。 この国ですか?」

「また百姓たちのことを言い訳にするのか?」

「ええ、教えて頂いた百姓たちのことを考えてきました
 民百姓は国の体制には興味がありません。
 しかし…」
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バンウォンは続けます。
チョン・モンジュが高麗を守ること、チョン・ドジョンが新しい国を作るということ。
これらには百姓たちは関心がないものの、

「民百姓の願いは幸せになれるだけの食べ物があることです」

「また民百姓を言い訳に使うのか?」

「山の木に絡まるツタのように、絡まって…(# 1)
 ポウン先生もサンボン先生も一緒に絡まって、
 人々の幸せのために尽くしてほしい。
 “生生之楽(センセンチラク)”です」

生生之楽センセンチラク
# 「生生之楽」はプニとバンウォンが取り交わした言葉です。

「生生之楽か…、生きる喜びか…、
 ではよく聞いてくれ。
 儒学者というものは、百姓の気持ちになびいてはならない。
 我々は百姓たちの気持ちを抱きいれて、率いることだ。
 つまり、民を率いて国を導かないといけない。
 これが、儒学者が言うところの、
 国への“忠義”というものだ
 民百姓にはそれがない。
 お前にもない」

「…、この夜、今晩、
 何があろうとも心を変える気持ちはないのでしょうか?」

武器を持ったヨンギュが現れます。

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「今夜は、どうしても先生の心をつかむことはできないようですね。
 
ヨンギュの武器を見てチョン・モンジュは、
「ははははは、馬鹿々々しい脅しだな」

涙ぐむバンウォン

「イ・ソンゲ将軍、サンボン、
 そしてお前たちの仲間は好き勝手ができる。
 しかし、手に入れられるのは、
 この高麗という国と私の体だけだ
 100斤(60kg)を少し超えるだけのこの体だけだ」

「…」

「殺すんだな。何百回も殺せばいい。
 骨になっても殺せばよいさ!
 我が身が土になっても、塵になっても、
 私の忠誠心への魂を殺すことはできない(# 2)
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「…。 その心からの忠誠心は胸に響きます。
 はい…、よく解りました、師匠」

「ああ、そうだ」

「?」

「お前が得ることができることは、
 明日の朝から始まる1000年に亘る悪評だ。
 これは1000年に亘って民百姓に受け伝えられるだろう

「ええ、千年万年もそのことを私が受けましょう! 
 ヨンギュや!」
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キル・ソンミ

…チョク・サグォン…、負けたのか…。

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橋の上の遺体に人々が集まります。

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牢獄のチョン・ドジョン

「出てください」

「どうしたのか?
 処刑は明日の夜明けのはずだが…?」
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外に出たチョン・ドジョンに、

バンウォンは一礼するだけでした

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そしてお互いに返り血を浴びたバンウォンとヨンギュ
ヨンギュがバンウォンの手を握ります。

「…」

「ヒョン(兄さん)…、ケンチャナ(大丈夫か)?」

# バンウォンが部下のヨンギュに“ヒョン”という言葉を使ったのが感動的でした。

「ヒョン、大丈夫か? 大丈夫だよな」

「ええ、でもとても悪いことをした気分ですようですが…?
 …、でもなぜ俺が質問するのですかね?」
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バンウォンはヨンギュの手を両手で握り、
「偉業を行ったんだ。 大きな…」

「ええ…。どうなりますかね?」

「たくさんの事が変わる。
 明日の朝から多くが変わる」
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帰りを待っていたプニ

寄りかかるバンウォンの背に手を差し伸べます

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翌朝、チョンチャングンにもバンウォンにより、ポウンが暗殺されたことが知らせられます。

悼んで涙する王

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イ・セクとウ・ハクジュにも知らせ

「これは反逆だ!」
(ウ・ハクジュ)
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イ・ソンゲに知らせるジラン

「兄貴…」

「?!」

「聞いてください。
 ポウン大監が昨晩宮廷に帰る途中で暗殺されました」

「!」
 (ダギョン)

「いったい誰が?!」
 (カン夫人)

バンウォンだったようです
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遺体を見るチョン・ドジョン

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起こされるヨンギュ

「オラビには何があったのですか?」
 (プニ)

「ムヒュルはどうなったの?」
 (ミョサン)

「え?」

「タンセ兄とムヒュル武士が帰って来ないのよ」
 (カプン)

「帰らないのか?!
 俺たちは分かれて行動したんだ」

「じゃあ、バンジはチョク・サグォンと戦ったのか?」
 (ホン・デボン)
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そんな時にバンジは血を流しながら帰って来ます

「オラビ!」

「タンセ オラビ!」

「…」

「ムヒュルはどこなのか?!」
 (ホン・デボン)

「まだ戻らないのか?」

「?!」

「?!」

「チョク・サグォンと戦ったのか?」

「昨晩、ムヒュルはチョク・サグォンと一緒に崖から落ちた
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崖の下
朝になって目を覚ましたムヒュルの傍に倒れていたのはヨンラン

…彼女も崖から落ちる時に剣法の教えを使ったのか…?

「…」

「生きている!」

一端、刀を取るムヒュルですが、殺すことはできません。

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皆はムヒュルが死んだと思います
プニは仲間に捜索させています。

動転しているミョサン

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桃花殿にある儒教の祭壇 テソンジャン

ドジョンは、

「それは受け入れてはならないことでしょうか?
 許されないことだったのでしょうか?
 あなたは国よりも民百姓を重んじたではないですか?
 私がどんな罪を犯したのでしょうか?!
 なぜ私とポウンにこんなことが起きたのでしょうか?!
 なぜでしょうか?!」
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やってきたナム・ウンとヨニに、
「我々の計画がつぶれた!」
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ダギョンとバンウォン

「あなた、お父様がお待ちです」

「今日、アボジは俺を切るだろうな」

「いいえ、それはありません」

「?!」

「ですから、避けずに会って下さい」

「…。 分かった」
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「あなた。
 …まだ誰もこの件は口に出しません」

「…?」

「良くおやりになりました」
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イ・ソンゲとバンウォン

「アボジ…」

「…」

「すみませんでした」

イ・ソンゲは短刀を投げ出して
「自分の責任を取れ。
 死ね!」

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# 1
山の絡まったつたのように…は漢詩の「何如歌(하여가)」です。

# 2
高麗への忠誠心を歌う漢詩「丹心歌(단심가)」です。

次のKstyle (エンタメ) News が分かりやすいと思います。

善竹橋(ソンチュッキョ) の悲劇が放送された。

チョン・モンジュ(キム・ウィソン)が「丹心歌(タンシムガ)」を歌いながら、死を受け入れた。
韓国で2日に放送されたSBS「六龍が飛ぶ」(脚本:キム・ヨンヒョン、パク・サンヨン、演出:シン・ギョンス)ではイ・バンウォン(ユ・アイン)とチョン・モンジュが善竹橋(ソンチュッキョ)の上で対面するシーンが描かれた。

イ・バンウォンは「何如歌(ハヨガ)」を歌い、チョン・モンジュの気持ちを変えようとした。
しかし、チョン・モンジュは志を曲げなかった。

そしてイ・バンウォンはチョン・モンジュを殺すことを伝えた。
チョン・モンジュはこれを受け入れ、「私を殺しても、高麗と100斤(約60kg)を少し超えるこの身体しか手に入らない」と話した。

続いて「丹心歌」を歌い、「忠への一途な思いは手に入れられないだろう」と言った。
イ・バンウォンは「その思い、ご立派だ」と涙を流し、チョン・モンジュを殺した。

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