六龍が飛ぶ 第32話(下) 政府の役目とは


3月のカレンダーがnanaさんから届きました。
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(produced by nana)

# 昨日のワンシーン
ウ・ハクジュたちがチョン・ドジョンの改革の足を引っ張るために、市場に立って民心を乱そうとしています。
「チョン・ドジョンは改革の名の下に、
 師匠や仲間たちを投獄したのです。
 こんな裏切者の改革なのです」

そんな市場を視察するチョン・ドジョンとバンジ

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他方ではヨニャンがバンジのことを見つめます。
バンジは開京一の剣士なので、衆目を集めるのは当然ですが、ここには母親の目があったと思います。

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六龍が飛ぶ 第32話(下) 土地台帳の焼き討ち

夜道のユンランを囲む批國寺の僧兵たち

「チョン・モンジュ大監のところに行くようですね?」

「どなたでしょうか?」

「話があるので、付いて来てください」
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そこに出くわすのがムヒュル

「お~、何をしているのですか?」

「こっちは用があってのことだ。
 口を出さずに去ってくれ」

「女性の腕を放してやれ」

一戦を交え

「あ! 
 あいつは桃花殿の“鬼”のムヒュルだ。
 退却だ!」

「“鬼”だと?」
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ムヒュルとユンラン

「コマプスムニダ ムサニム」

「!」

「…」

「いいえ、
 最近は物騒ですから夜は気を付けて下さい」

「…」

「どこまで行くのですか? 
 私が行く先までお守りします」

「いいえ、本当に大丈夫ですから…」

「いや、ハルモニ(祖母)がいつも
 “女性と子供を守れ”と言うのです」

「あ~」
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「踊るのですか?」

「ええ、楽器も演奏します」

「わ~、才能なんですね。
 まったくそっちの方面には疎いのですが、
 友達には歌い手もいます」

「ムサニム(武士さん)の先ほどの腕は凄いですね」

「あ~」

「救っていただき、カムサ~ムニダ。
 どちらに所属ですか」

「カボルチョにいます」

「あ~、カボルチョですか…」

「一度踊りを見てみたいものです」

「約束はできませんが、
 できればお見せしたいです。では…」

「ではお気をつけて…」
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しかし、再度、僧兵たちがユンランの前に
でも、ユンランの敵ではありません。

瞬時に10名ほどの僧兵を倒します。
チョクリョンが現れても敵ではありません。

「あなたは“無名”なのですか?
 それとも…?
 それはどうでも良いのですが…」

「?!」

「どうか私たちの王とチョン・モンジュ大監のことを邪魔しないで下さい」

…いったい…、こんなことを言う女は…?

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「次回は刀の裏(峰打ち)を使うことはありませんよ」
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批国寺

「あの女です。
 二人の男とペク・グンスを殺したのはあの女でした」

コクサン剣法だと判明

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老婆とヨニャン

「土地改革計画の中断は無理のようですね」

「ええ、中断はしないでしょうね。
 でも、我々の目標は過度な改革とならないように阻止することです」

「ユクサン剣法の女のことはどうするつもりなのですか?」

「考えているところです。
 問題はまずチョン・ドジョンのことです。
 これまでにない相手だからです」
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チョン・ドジョンとイ・バンウォン

「町の市場が上へ下への大騒ぎです」

「分かっている」

「人々は最後の願いを唱えているようです。
 それでも心配にならないのですね」

「お前が私だったらどうするのか?」

「分かりません」

「分からないのか?」
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「この騒ぎはいずれ収まるとは思いますが…。
 しかし、
 この機会に民心を失うと先々どうなるのか心配です」

「ふふふ…」

「なぜ笑うのですか?」

「少しは成熟したようだな」

「え?
 突然そんな…、どんな意味ですか?」

「お前が成熟したからこそ、
 どうしたら良いのか分からないと言ったのだろうな」

「そう言うことですか…」

「今、私はお前に質問したい。
 きっと昔の未熟なお前なら言っただろうな…」

「…?」

「たくさんの困った人に出会い、
 お前は先々のことを考えもせずに行動してきた」

「…」

「その未熟な思考の中で、
 お前はどんな決断をしてきたのか?
 以前は取り返しのつかないことまでやってきたな」

「…」

「ふふふ…」
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そして、チョン・ドジョンは町の騒ぎ(チェ・ヨン将軍を偲ぶ集会)を収めるために、次の手を打ちます

バンジとプニに徴税役場の門を開けさせて、村人(プニのネットワーク)に土地台帳を持ち出させます。

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こちらはチェ・ヨン将軍を弔う会

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町で騒動を起こしている人たち(中にはウ・ハクジュの仲間もいます)は騒ぎを聞きつけます

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政治とは分配

「私がチョン・ドジョンです」
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「私こそ師匠を島流しにしました。
 この(書籍の山)ためにです。
 これは高麗の土地に関する台帳です。
 言葉を換えればすべてが民から貴族が奪った土地の台帳ということになります」

「…」

「すべてはあなた方の物です」

「…」

「ここにあるすべての台帳だけでなく、
 桃花殿にはまだまだ土地の測量資料があります。
 土地を取り戻すだけでなく、
 徴税は1割に減らすという計画なんです」
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「しかし、市場で騒ぎを起こしている者たちは政争にかまけて、
 改革の本質を恐れているだけです。
 政治とは何か?!」

「…一体何を言おうとしているのか…?」
 (ウ・ハクジュ)

「…、俺の考えていることと同じだ…。
 しかし、政治とは何か…」
 (バンウォン)
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「政治とは簡単なことです。
 分配(distribution)することです!
 つまり、どれくらい政府がお金を集めて、
 どれくらい民のために分配するかということです。
 誰が集めて誰が分配するかということです」

「…」

「私、チョン・ドジョンがこれから政治をお見せしましょう」

ドジョンは火をかざして、松明を持った者たちに火を回します。

「この数百年もかけて民と百姓が開墾してきた土地です。
 この台帳を燃やしてしまいましょうか?!」
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民衆は

「燃やせ!」

「燃やせ!」
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「全部…」
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…これこそ、これまでできなくもなかったことなんだ…。
 土地台帳が燃えてしまうことで、
 もう土地を配分してしまうしかないのだ…。
 (バンウォン)

「さ~て、
 誰が最初に火を付けるのでしょうかね?!」

「そうです。誰かが最初に火をつけないといけません!」
 (バンウォン)
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「止めてくれ!」
 (ウ・ハクジュたち)
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そして、
「いまこそ、この国の土地が新しく生まれ変わるのです!」
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字幕
…1390年9月、高麗の土地台帳は開京において焼き払われました。
 その火は数日間も燃え尽きることはなかった…。

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チョン・ドジョンを見つめてバンウォン
…俺は…、今も、
 今でもあの人のことが好きなんだ…、
 やっぱり(Darn it)。
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…やってしまったな。
 しかし、お前のことは引きずり落とす。
 (チョン・モンジュ)
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マクロ経済学では国の経済(会計)を営む主体(プレイヤー)を①政府、②企業、③家計の3つに分類して考えます。
政府は税金を集めて、貧しい家計(国民)に対しては補助金を配布します。
つまり所得分配のことで、チョン・ドジョンが言った“分配(distribution)すること”です。

また、現代では土地の所有権はすべて①政府、②企業、③家計の個々に認められています。
土地のすべてを政府が所有するという考え方は、共産主義となりますよね。


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