六龍が飛ぶ 第27話(下) 将来の人々


六龍が飛ぶ 第27話(下) 将来の人々

「我々の改革計画に賛同しているのに、
 なぜですか?」

「それは忠義に反し、謀反ではないか?」

「どこが忠義に反し、どこが謀反だと言うのでしょうか?
 民百姓のためではないですか?!
 孟子の教えは“民や百姓”のためでした!
 先生もそう思いませんか?」

「お前の“成均館”の教授として言う」

「民を売るな!」

「…」

「この国には、
 “改革の名の下では
 国や国家の制度や人々を守ることができない”などという法律はない。
 しかし、お前たちが引き合いに出す民・百姓というのは、
 お前たち一家の名誉と名目のためではないのか?!
 自分の胸の中をよく見るんだな」

「先生こそ、自分の胸の内を見極めてください!
 不忠義や謀反のためにこんなことは起きません。
 先生が思う不忠義や謀反の解釈からではないでしょうか?
 または、
 次世代に先生の名を残そうとする考え方ではないのでしょうか?」

「歴史に名を残そうとする者は、少なくとも歴史を傷つけはしない」

「浅学ではありますが、
 歴史というものは将来の人々が語るものです

「何だと?」

「先生は私の心の中の民・百姓とは何なのか考えろと言いました。
 ええ、確かに見極めます。
 しかし、私の心の中にはいつも、どんな時にも、
 将来の人々という考え方はありません。
 その意味で歴史は無意味です。
 私の心の中にあるのは、
 現実にこの大地に生きている人々のことだけ
 歯を食いしばって生きている人たちだけです」

「…」

「ご教授ありがとうございました、師匠」
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バンウォンはミン・ジェ(妻ダギョンの父親)を訪ねます

「この慌ただしい時によく来てくれたな」

「儒学者が馬鹿にされていますのに、歓待ありがとうございます」などと、ミン・ジェとハ・リュンが話しています。

バンウォンとミン・ジェ

「お変わりありませんか?」

「どうしたのか?」

「“都堂での会議に参加して、我々を助けて下さい”
 とでも言いに来たのでしょうかね?」
 (ハ・リュン)

冗談ばかり飛ばすハ・リュンには目を向けないバンウォン
「どうしたのか、まあ座ってくれ」
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その後、外に出て

「どうして私のことをそんな目で見るのか?」

「想像してみてください」

「ミン・ジェ義父が都堂に来るか来ないか…?」

「この国は…、どれくらい続くのでしょうか?」

「?!」
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チョン・モンジュはチョンチャン君を訪ねます。

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チョンチャン君とユンラン

チョンチャン君は第34代王・ヨ王:最後の王に擁立されます

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ナム・ウン、バンジ、ホン・デボンたちとドジョン

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「後をつけられてはいないか?」

「…」
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しかし、キル・ソンミがいました

「いったいチョン・ドジョンの仲間たちは何をしているのか?
 農地ではない場所なのに…?」

「あちらの南東を指さして地図を開いていました」

「もしや遷都のことでも…?」

遷都だと?

…ここは敵を囲みこむには最適の場所だ…

「チョン・ドジョン、チョン・ドジョンは本当に凄い」
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囲まれたキル・ソンミ

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「あの人数ではキル・ソンミを捕らえることはできません」

「ああ、捕らえるようには命じていない。
 これからが二人の出番だ。
 キル・ソンミが逃走した後を追ってくれ。
 背後にいる頭首をつかむためだ」
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逃げるキル・ソンミ 追うバンジ

「一体誰だ。 
 武士なのか暗殺者なのか?」

「状況によって変わる」

「奇襲したから残念のようだな。 
 だろう?」

「“だろう”、じゃない」

「ああ、しかしここは一騎打ちの場所ではない。
 私の弟と同じように、
 お前も追いかけられている一人だ」

バンジとキル・ソンミが剣を交える一方、ヨニが後をつけています

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キル・ソンミが逃げ込んだのはとある寺院

「…」
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バンジとドジョンは寺院の境内の中に入ります。

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その際に、老婆を支えて歩く女性の顔を見ます

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…ヨニャンではないか…?

…オモニ…?

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(バンジとプニの母親です)
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今日は新しくチョンチャングン(定昌君)とヨンランが登場。
さらには、プニとバンジの母親の顔が明らかにされました。

ところで、チョン・ドジョンの計画とは、まずイ・ソンゲ将軍が直接王に会うということで、噂を立てる。
ヨニもチョヨンに“怪しい”と報告。
“無名”という組織をおびき寄せることだったようです。

ただし、キル・ソンミの配下が“遷都では?”という言葉を使いました。
ホン・デボンたちが羅針盤を持っていたように、もう一つの目的は将来の首都を探し始めることだったようです。

さて、高麗第34代王・恭譲王(1389-1392)

第32代王・禑王(ウワン)の子の昌王(チャンワン)がチョ・ミンスの作戦で即位しました。
しかし、1389年には昌王は正当な王位継承者ではない偽王として、イ・ソンゲたちは“恭譲王(当時はチョンチャングン)”を擁立することになります。
その後、1392年に恭譲王は李成桂に王位を譲ることになります。


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