六龍が飛ぶ 第14話(中) ため口

ソウルの光化門広場の李舜臣(イ・スンシン)の像
李瞬臣と空22
(壬辰倭乱・1592年の英雄の像: 2015.12.16撮影)

バンウォンは政略のために閔一家と李一家との婚姻を進めようと提案しました。

イソ群の村人たちを纏めて、開京の情報網を作っているプニ。
ドジョンのための連絡係として、いつもの飴売りの店に立ち寄るプ二

現れたのはムヒュル

「ジャジャ~ン!
 いつも買い物だって出かけるけど、飴を買っていたのか…」

「…」
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「ところで、俺のバンウォン主人が着飾って出かけたけど、
 どこに行ったのか分かりますか?」

「知らないけど、きっと良いところでしょうね」

「ところで、俺の主人は貴族だから、
 話し方(パンマル: ため口)には気を付けた方が良いんじゃないですか?
 俺たちとは身分が違うから…」

「…。 そうだわね」

「でも俺にはいつもの調子で良いですよ」

「…」

「ところでトリョニム(若旦那:バンウォンのこと)は困っているようだ」

「ええ、そうだわね」

涙を浮かべるプ二…、
# ムヒュルにはこの気持ちが到底分かるはずがない…?

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# 王朝ドラマではいつもながら、“身分”のために身を引く…、のですが、この日のプ二の表情と涙には悲しみがいっぱいでした。

さて、相手の閔家のダギョンは、
「条件は分かりましたが、両家の婚姻は不可能です」

「わけを説明したのですが…」
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「断る理由は3つです。
 まず、第1の理由は東北地帯を李家が支配することが問題。
 これは良い条件と悪い条件との半分半分です。
 そこを離れると、あなたの家族は勢力を失うからです。
 第2の問題は、
 あなたが誰の力も借りずに部下たちを支配すると言いましたが、
 それは不可能です。
 それができるなら、
 わざわざここに来ていただく必要はないはずです」

「では3番目の理由は…?
 もしや閔家と李家の力関係から、
 どちらかが上に立つことはできないからですか?」

「ええ、お答えするのは難しいことですが、
 勢力争いとはそんなものですから、その通りだと思います。
 ではこれにて失礼します。
 お兄様方にもこの件をお伝え下さい」

「待ってください。 あなたたち閔一家は、
 この高麗がどんな状況にあるのか分かっているのですか?」

「?!」

「ホン・インバンに恐れをなしているのですか?
 婚姻を受け入れると聞いています」

「それはあなたの家族との関係はないでしょう?」

「私と結婚してください」

「!」

「私と…」

「…」

「婚姻を結びましょう」

「それは言い過ぎです」

しかし、バンウォンは強く結婚の申し出をします。

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プ二

洞窟にはチョン・ドジョン、イ・シンジョク、ナム・ウン
プ二は「これにて失礼します」と出るところでした。

バンウォンが来て、
「これで閔家が私たちの味方に付きます」
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洞窟を出て行くプ二、追いかけるバンウォン

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「これからはパンマルを止めて丁寧な言葉に変えるわ。
 私にとってはどうでも良いことだけど、
 あなたは高貴な方の夫になるからです」

「今、俺は理解した。
 これまで理解できなかったのだが、
 なぜ気が狂いそうになっていたのかということだ」

「…」

「お前から振られたからではない。
 なぜお前が俺のことを受け入れないのか、
 それが理解できたようだ」
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「お前は俺が貴族だと知っていながらも、頬に平手打ちした。
 死を覚悟してまでも、穀物倉庫にも放火した」

「…」

「身分のせいなのか?
 それとも俺が子供じみているからなのか?
 俺の側室にはなりたくはないからなのか?」

「…」

「そんな言い訳が俺を狂わせるのだ。
 本当の理由を言ってくれ」

「…」

「お前は俺のことが好きだ。
 なのに、なぜ嫌いだと言うのか、
 その理由を聞かせてくれ」

「愛しているわ」
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「え?!」

本当に愛していると思っているわ

「本当なのか? 死ぬ気なのか?」

「まだ死なないわ?」

「あ~、ふ~」

♪ 歩いても 歩いても道は尽きない
 あなたが私の手を取ってくれるから
 
「…」

「お前! 俺は本当にお前のことを愛している」

「…」

「どうしたら良いのか分からないくらいだ」

「…」

「しかし、
 きっと死ぬまでお前のことを愛すると思う

「…」

「あ~、気が狂う…」

♪ 私にはあなたの声が聞こえる 確かに
 何度そうなのかと聞かれても 
 確かに それはあなたの声
 あなたが私をこんなに
 息づかせてくれるから

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さて閔家

ホン・インバンは婚姻を進めるために自ら訪問します。
しかし、門を開けると、土下座しているダギョン

「外で男と会っていたのか?!」

「…」

「噂は本当なのか?!」

「アボジ、私にはあの人しかいません。
 どうか許してください!」

「すぐにこの娘を家から追い出せ!」
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# すべてが父親と娘の演技

ホン・インバンとミン・ジェ

「私事で、申し訳ありません」
そう言ってミン・ジェはインバンを帰します。

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「私は全州李氏に賭けます。
 もしも家門を汚すようなことがあれば、
 私を忘れて下さい」

父親に決意を示すダギョンでした。

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ホン・インバン+チョヨン+キル・テミ

3人はミン一家との姻戚関係ができなかったことを不思議に思うものの、あの一家は元から不思議な一家だとホン・インバン。
「まあ、単に娘一人でのことだ…」
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ヨニはチョヨンには、チョン・ドジョンの仲間に潜入したものの、「まだ新入りなので詳しい情報はありません」と李氏と閔氏の姻戚関係成立の裏のことを話しません。

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ヨニがファサダンを出ると、その後をつける者たち
中にナム・ウンがいました。

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「失礼しました」というヨニですが、スパイだと誤解されて拉致されます。
ナム・ウンの間違いでした。

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「すまなかった。事前に話をしておいたら良かった」

「しかし、本当に私のことを信じているのですか?」

「もちろんだ。 同じ目的を持った者どうしだ」
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ヨニのことを心配していたタンセ

ドジョンとヨニの話を聞いていたタンセは、
「いつまでこんな危ないことをしているのか?!」

「何も危険はないわ」

「ついさっきだって、仲間に拉致されたじゃないか?!」

「あんたはずっと私の傍を付けていたの?」

「これが危険だとは言えないのか?」

「こんな世の中ではこんな危険は当たり前だわ」

「あんなサンボンを信じているのか?」

「いいえ、信じてはいないわ」

「じゃあ、なぜだ?!」

「あんたは、
 このチャ・イルセクが“人を信じる”とでも思っているの?
 私が信じるのはサンボンではない。
 サンボンが描いている未来を信じているのよ」

「いいや。お前はそんなではなかった。
 お前は、俺が願っていたように、
 一人っきりだったプ二の傍にいてくれるだけで良かったんだ」

「…」

タンセはこれまでのヨニの変わりように嘆きます。

「ただ黙って俺のために服を縫ってくれる
 そんな女であって欲しかったんだ」と。

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しかし、ヨニは「乱世は弱者にとっては“地獄”なのよ」
そして、「私は女の子でこんな乱世の犠牲者だった」と、少女時代のことを訴えます。

「もういい」

「いいえ、私はただ弱い女の子だったから、
 こんな乱世の犠牲だった。
 あんたのように逃げ出した男とは違うわ!
 あんたには、
 私がこの乱世と戦っている理由なんてわからないわ!」

「…」

「私たちが知っている昔の私たちは、
 この世にはもういないのよ

「…」

「タンセや。
 もうここには一緒に生きていくような、
 私たちのような二人の人間はもういないのよ。
 プ二のように…」

「何のことなのか?」

「プ二も私たちの組織の一員となったわ。
 ただ、プ二にはこれからの選べる道があるわ」

「!」

「だから、
 お願いだからプ二を連れて遠くに行って欲しい」
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# お互いに消息が分からなかったタンセとプ二だったのですが、タンセは先に“プ二が生きている”ことを知ることになりました。

引退したイ・インギョムと酒を交わすチェ・ヨン

イ・インギョムは今の王が幼い時から仕えていたので、寂しがる王にはチェ・ヨンが代わりをして相談役になるように依頼します。

そこにキル・テミがホン・インバンを連れて現れます。

ちょっと前の新しい都堂3人組+チェ・ヨンの守旧派の4人が会することになりました。
閔氏との婚姻関係が成功しなかったホン・インバンに、イ・インギョムが、
「ところで、
 閔氏の娘が誰に恋をしたのか知っているのか?」
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# パンマル(ため口)で話すプニとバンウォンこそ“人は平等”だと思います。

今日は5節句の始まりの“人の日”
「七草粥」を食べる日。
古代中国では正月1日に鶏、2日に狗、3日に羊、4日に猪、5日に牛、6日に馬、7日に人、8日に穀をそれぞれ祝ったそうです。
この正月7日(人の日)に、邪気を祓って1年の無事を祈るとして「七草の入った粥を食べる」…。
胃腸が大切、大切です。
それだけでなく上下関係のない良き日々を祈ります。

昨年のソウル・金浦空港でのこと。

旅の終わりだったので、空港の韓食堂で一番高い(健康)ランチを食べようと思い、2700円程の“参鶏湯(サムゲタン)”を注文。
小粒の青豆とアワビが入っているのが売りのメニューでした。

参鶏湯
(“トコブシ”だと思います)
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“アワビ”も柔らかくて、スープの味も良かったです。
昨年の夏の三伏、新宿・新大久保で3500円の参鶏湯を食べたのですが、空港・参鶏湯の方がチョアヨ!

皆様の食の健康を祈念して、
謹賀新年



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