六龍が飛ぶ 第12話(下) 若いということ


ビクトリアピークから見た昨日の香港の空
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(photo by nao)

配下の義兄弟のイ・ジランだけを連れて開京に乗りこんだイ・ソンゲでした。

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# 李之蘭(イ・ジラン)1331~1402年:元は女真族の首長。

イ・ソンゲとイ・インギョム

「将軍、いつ開京へ…?
 とりあえず戦闘の勝利をお祝いします。
 また高麗を救って戴いた」
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ソンゲはただ、
「バンウォンを無条件で釈放して下さい!」

「では“安定化策”を取り下げて、
 ハムジュに帰ってもらえますか?」

「取引するつもりですか?
 私は戦闘態勢でここに来たのですよ」

「なんと無礼なことではないですか?
 私には忠誠を約束したはずだ」

「ええ、確かに“主人を噛む犬”だったのは過去のこと」

そう言って、バンウォンから学んだのだと、“庶民のことを考えない宰相”のことを主人とは思わないと。

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「六人の剣士が私を囲んだとしても、
 イ・ソンゲの矢は遠くから射止めることができます」

「…」

「明日の朝までに、バンウォンを釈放して下さい」
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恐れをなしたイ・インギョムは明日の会議でイ・ソンゲの逮捕を可決しろと命じます

2万の兵を連れてきたのではなく、イ・ジランだけを連れてきたので、良い機会だと配下が言います。
それだけではなくて、
「今夜中にイ・バンウォンに吐かせるのだ」と、ペク・ユンの暗殺にイ・ソンゲが関与したとの罪状を作るように命じます。

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ヨニからソンゲが開京に来たということを聞いて、予測できないことだと驚くチョン・ドジョンです。

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そこに、洞窟にイ・シンジョクがソンゲを連れてきます

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「新しい国を創ると言うが、
 私には何もできない」

「ではなぜ開京に単独で乗り込んで、
 この洞窟に来たのですか?」

「バンウォンを救うためだ」

「それだけなのですか?」

「いいや、バンウォンと私の民を救うためだ。
 そのためにはこれから政治の世界に入る。
 都堂(議会)に入る必要がある。
 そなたは私を主人とすると言ってくれたからだ。
 バンウォンを救う手はあるのか?
 ないのか?」
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「…。また陽は昇ります」

「策はあるのか?!ないのか?!」

「もちろんあります」
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翌朝になってバンウォンは、袋を被せられて牢獄から連れ出されます。

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キル・テミとチョクリョンはバンジを探し出します

貴族が来たので驚くカプンです。
さっそく兄貴分のバンジを呼びます。

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キル・テミは、
「その仮面を取ってくれ」

「…」
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さて翌朝の議会

イ・インギョムはイ・ソンゲが昨夜やって来たと、
「ちょうど良い機会だから、
 ペク・ユン暗殺の真相を追究すべきだ」

そこに議会に乗り込むイ・ソンゲ

「私の5男のイ・バンウォンを逮捕した証拠の書状は捏造されたものです」

「偽かどうかを引き続き調査するべきです」

「いいえ、証拠はあります」と、バンウを呼びます。
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バンウは(ナムに射殺されたはずの)ヤクサンを引き出します。

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実は全てがバンウとドジョンの作戦だったことが分かります。

あのナム・ウンと言う義禁府の男はドジョンの仲間だったのです

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ナムに連れだされたバンウォン…、そこにはドジョンがいました。

「ではこの人もサンボン師匠の仲間だったのですか…?」

「…」

「彼はサンボン師匠のことは何も自白しませんでした」

「さて、お互いに紹介してくれ。
 この男はイ・バンウォンで私の悩みの種の、
 “弾ける豆”だ」
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「豆…?」

「それにこのナム・ウンは“石頭”の義禁府の男だ」
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# ナム・ウン…。 ちょっと驚く展開でした。
ただし、これからチョン・ドジョンと最後まで意志を貫く同胞です。

笑うドジョンとナム・ウンでした。
握手を求めるナム・ウンでしたが、

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しかしバンウォンは
「は! 
 私が拷問の過程で口を割ったら
 “安定化策”は水泡に帰したのですよ?!
 アボジだってイ・インギョムとの闘いを覚悟したんですよ。
 これがサンボン師匠の望みだったのですか?!
 これが“人の心を温かくする”ということなのですか?
 がっかりしました」
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馬鹿者め
 私がこうしたのはお前がまだ若輩だからだ。
 しかしお前には見所があるからだ」

「では若いというだけで殺しても良いのですか?!」

「いいや、若いということはそういうことだ。
 だから私はお前の考え方を修正しようとしているのだ」

「…」

「これからは私を“師匠”と呼べ!」
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若い=経験が短い…、これは動かしがたいことだと思います。
しかし、年齢を重ねたからといって、正しい判断をするとは思えません。

寒い地方のサルの軍団のことですが、最初に温泉に入ったのは“若いサル”だったとのことで、その後は年上のサルたちも温泉を楽しんでいるとのことでした。

年上を敬う、また年功序列の儒教社会においては、ベーシックなところで“年少者”を下に見るのがあたりまえだという思想が底流にあると思います。
間違ってはいないとは思いますが、私的には、なるべく早く主導権を委譲して若い世代に判断を譲るべきだと思います。
もちろんそこにはリスクが多いかもしれませんが、多少ともリスクを乗り越えてこそ新しい世の中が切り開けるのだと思います。
映画『王の涙~逆鱗』でのイ・サンの「セサイ パッケンダ(世の中は変るのだ)」が聞こえてくるようです。

ソウル(漢南)・カロスギルの“ユク・シモンの店”
wanna be princess
# ドラマ『運命のように君を愛してる』の舞台となったお店。
フランスで学んだデザイナー“ユク・シモン”の店です。
昨年からは服飾のデザインも始めたようです。
Wanna be princess!(Wanna be=want to be )


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