六龍が飛ぶ 第10話(下) 人の心を温かく

これは12月17日の金浦空港の空
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(晴れてはいるものの、外の気温は1~2度でした)

帰国時(同日)の羽田空港のイルミネーション
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(外の気温は10度でした)

六龍が飛ぶ 第10話(下) 人からの理解を得るためには、相手の心を温くすること

バンジが洞窟を出るのと入れ替わりにヨニが来ます

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ヨニは洞窟を出て行くバンジを見て、バンジの後をつけます。
そしてバンジがタンセであったことと、その講唱師としての暮らしぶりを知ります。

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…あなたが…タンセ…、
 あなたがペク・ユンを切り、
 ホン・インバンを襲った…、
 なぜ?なぜなのでしょう…?
 なぜ?

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洞窟の中のドジョンとバンウォン

「彼はきっと戻って来ます。
 師匠の考えを理解しています」

「イ・バンウォンという名前だったな…?」

「ええ、イ・ソンゲ将軍の5番目の息子です」

「!」

長平門で1375年に初めて知ったこと、ハムジュでの話も聞いたこと、ずっと長くチョン・ドジョンのことを探していた事を打ち明けて、
バンウォンは、
「先生について行きます!
 どうか受入れて下さい」
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さらには、“国境安定化計画”に捺印したのはイ・ソンゲではなく、父親が「印を押すような人ではないことを知っている自分です」と計画の進捗を進めた事を話します。

しかし、ドジョンは「大切な計画なのに、軽はずみなことをするな!」と叱ります。

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バンウォンは、
「いいえ、今はまさに“乱世”だからです」

「1361年に紅巾族が襲撃した時に、
 高麗の地は燃え、開京は落ちた。
 しかし、その時に4人の救世主が現れた」

「ええ、4人の将軍でした。
 そのうちの一人が師匠の先生だったはずです」

「しかし、4人とも死んだ」

チョン・ドジョンはバラバラな行動と考え方が結局は高麗を混乱に陥れたことを嘆き、
「お前のお陰で、
 イ・ソンゲ将軍は私のことを二度と信頼することはなくなった!」

「…」

「結局は一番大切なイ・ソンゲ将軍の本心からの決断を得ることができなくなった。
 お前の勝手な行動が計画の基本を潰すことになった!
 お前の父親の心からの決断が必要な時に、
 お前が父親が判断すべき事を勝手に盗んでしまったんだ!」

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チョン・ドジョンは“乱世”だから仕方ないとするバンウォンを諭します。

「“乱世”という言葉は言い訳だ。
 乱世だから何でも良いと思うな!」

「そんなことでは、人の心を温かくすることはできない!」と、人の心を動かすことがまずは重要だと言います。
そして、
「私は“乱世”に乗じるのではなくて、ここで“乱世”と戦い続ける決心をしんだ」と。

バンウォンには「もう、ここには来るな。お前がやることはない。お前の場所はここにはない!」と追い出します。

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イ・バンウォンが慕った将軍(師匠)の過去のこと、世話をしていた子供たちが紅巾族との戦争で死んで逝った過去。
辛いドジョンの経験のことが描かれます。

そしてヨニが洞窟に来ます

「どうしてまたあんな日のことを持ち出したのですか?
 過去の辛い思いを忘れる為に、
 ここで新しい計画を始めたんじゃないですか?!」

「…」

「だからでしょう?!
 顔には表情がない兵士たちの木造を彫り続けたんでしょう?!」

「…」

「もう過去にこだわって今の事を考えないで下さい!
 前に進むことしかありません!」
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チョン・ドジョンは“イ・バンウォンという男はどうも容易には扱い難い男だ”と感ずいていたところです。

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「そうだな。…素晴らしい。
 イ・バンウォンは乱世に立ち向かうんだろうな
 どうも本当の荒くれ者とは…、イ・バンウォンか…?」」
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チョヨンからバンウォンが“国境安定化策”で一役を買ったことを聞いて、イ・インギョムは“将軍を倒すにはまず乗っている馬を倒すのだ”と。

「これからの問題はイ・バンウォンなのだ…」
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甘い言葉 温かい心

「人を動かす為には、その人の心を動かすのだ」というドジョンの言葉を思い出して、「人を温かい心にすることが大切だ」と思うバンウォンでした。

…確かに間違っていた。

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しかし、
「状況に合わせた行動も必要だな。ハムジュに行こう」

…乱世に乗じる者と、乱世に立ち向かう者

「そうだ!
 きっとあの洞窟に自分の場所を見つける。
 きっと戻ってやる」
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李芳遠(イ・バンウォン)が一目置かれ、これから歴史の表面に出てきそうです。

『華政』でも「治世の能臣、乱世の奸雄」という言葉が出てきました。
世の中が静かに安定しているならば、能力がある官僚だけでも統治できるものの、
揺れ動く国内問題とか国際情勢の中では、思い切った、場合によっては向う見ずな行動力が必要なのではないか?
そのように私は解釈しています。
ただし、どんな場合でも人を動かすには、まず「人の心を温かくする」という今日のセリフに感動しました。

話は変わりますが、“だからどうした!”

大学のクラブ活動の学生のためにある棟の壁に、“だからどうした”という落書きがあって、この2年ほど残っています。
とても気になるし、とても気に入っています。

今日と明日を生きていかないといけない若者たちにとって、昨日のこととか過去の歴史を学ぶこととは何なのだろうか?
と思うと、“だからどうした?”と思ってしまいます。

転じて、イ・バンジのこと。
きっとバンジも“だからどうした?”と思いながらチョン・ドジョンの話を聞いているところがあると思います。
大きな国家構想を描くチョン・ドジョン(鄭道伝)と違って、護衛の剣士イ・バンジ(李芳道)は、飢えや寒さで倒れていく百姓たちのことが頭を離れません。
これが目先の現実だと思います。

来年もしばらくこのドラマの視聴を続けます。
大学受験のためでもあるので、歴史を調べたり勉強したりするのは我々庶民なのですが、政治家や為政者となった人たちはさらに歴史の勉強を深めて、過去の過ちを繰り返さないように頑張って欲しいと思います。


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