六龍が飛ぶ 第8話(下) 東北の星


香港のイルミネーション
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(photo by nao)

六龍が飛ぶ 第8話(下) 東北の星

開京のイ・インギョムとホン・インバン

「何が欲しいのか?」

「責任を果たすにはそれに見合った権限も必要です。
 いつも駆け引きのことを仰っているではないですか。
 税率を下げるなら、引き換えに何かを得ないといけない」

「それができないとすれば?」

「いいえ、そんなことはないでしょう。
 戦争するなら、兵を得ないとできませんから。
 お考え下さい」
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チェ・ヨンとイ・インギョム

「将軍!」

「税率を下げないというのなら、もう協力はできません」
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チョヨンのファサダン

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「イ・インギョム卿はイ・ソンゲを呼び寄せようとしています。
 イ・ソンゲ将軍ならば、
 都堂の誰かに匹敵するする人だからです」

ハン・グヨンは、
「どうするつもりですか?」
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ホン・インバン+キル・テミ+ハク・グヨンたちは懸念。
チェ・ヨンも反対しています。

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イ・インギョムは孤立します 

…東北にしか道はないのか…?

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イ・バンジとカプン

「あの人がホン・インバンだわ」

「長生きする顔相じゃないな」
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通りを輿に乗って通るホン・インバン

「…」
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イ・インギョムとヨニ

「前回は星占いの対価を支払わなかった」

「!」

「今回はこれが褒美だ」

ヨニは宝石の中から一つだけ取って、
「これだけで十分です。
 あまりにも大きな報酬は、
 私の“神の目”を曇らせることになります」
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「神の目だというのか?」

「ええ。それがないのに、
 人の運勢を読むことができると思いますか?」

「ではいつでも来てくれるか?」

「お断りすることができましょうか?」
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チョクリョンとホン・インバンは、ヨニを脅させて連れて来させます

「天との会話をする者に対する非礼は許されませんよ。
 神の処罰を受けることになります」

「では自分の運命を知っているのか?」
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「私の守護神は南のふたご座にある海王星です」

ふたご座は北だぞ!
 いったい誰がお前をイ・インギョムのところに寄こしたのか?!」

「ふふふ…」

「笑うのか…?」

「いいわ。 私は演劇団の一員。
 とある儒学者が来て、金10両でこの仕事を頼まれたわ。
 今回はいくら支払うつもりなの?」

「では50両だ。すぐに支払う。
 誰がその儒学者なのか?」

「いいでしょう。
 サンボンという学者です
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# ヨ二のほおの火傷の痕は“仮装”です。

ホン・インバンは“三峰”という名を聞いて怒り出します

「サンボンを探し出せ!」との命令を聞いて、チョクリョンは、

…なぜ命令されないといけないのか…?
 まあ、しかし金づるだ。

寺を出るホン・インバンの輿が倒れ、さらに怒り出すインバンは傍にあった斧で輿を叩き潰します。

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「オルシン!ホン・インバン!
 そこまでです!」

現れたのはチョン・ドジョンでした。

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「久しぶりです、サヒョン」

「お前もイ・ウンチャンの組織の者なのか?」

チョン・ドジョンは長平門でのこと以来、イ・ウンチャンの生死すら、組織のことすら知らないと…。

そして、「儒学者として身を立てたが、1375年以来それは終っている。拷問の末に開京を追放されている」。
あれ以来は眠れぬ夜を罪人として生きているうちに、過去は全て捨てたが、インバンとの共通点は、「イ・インギョムとチェ・ヨンを倒すという点です!」と。

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# サンボンはインバンを“サヒョン(兄弟子)”と呼んでいます。
儒学の師匠が一緒だったということです。

「何でお前が学者の道を捨てて、
 私と手を組むのか?!
 その次には何が欲しいのか?」

「次…、では高麗を褒美として戴きましょう。
 男の人生としては面白いと思いませんか?」
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チョンリョンナム岩に向かうヨニ

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ヨニとドジョン

「オルシン、次はどうしましょう?
 イ・ソンゲ将軍の件は?」

「北方の守備を固めてからでないと、
 将軍を呼び寄せるわけにはいかない」
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# ここで明らかになるのですが、イ・ウンチャンの無念を晴らすのもヨニとドジョンの共通目的。
イ・ウンチャン(チョン・ドジョンとの義兄弟の儒学者)とは市場で暗号の紐をバンウォンに渡した男でした。

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<王朝絵巻 シーズン 5>
儒教文化①


李成桂と李芳遠は性格に大きな違いがあったようです。
イ・ソンゲは手順を踏んでいく手堅い高麗武士でした。
たとえば、<朝鮮>という国号を定めるにあたっても、明国の皇帝に伺いを立てていますし、1388年に“明”との国境に侵攻する際も、戦争には反対であったものの、王命に忠実でした。
ドラマ『六龍が飛ぶ』でも、勝手にバンウォンが印鑑を押した“東北地方の安定化策(安邊策)”では激しくバンウォンを叱責しました。
これは鄭道伝(チョン・ドジョン)も同じで、緻密な策を練ったものの、バンウォンが我慢できなくて即座に行動に移したことに激しく叱りました。

しかし、バンウォンもプニも庶民の苦渋には「もう待てない」と言って、若さに溢れる行動をしました。
この背景には成均館で、行動を重視する“孟子の思想”を学んだからだとの、物語の背景にある思想が示されました。

性格が違う李成桂と李芳遠ではありましたが、国の基礎を固めるにあたって、儒教を国教として、身分制度を導入し庶民にも広げるという点では同じ考え方を取りました。


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