六龍が飛ぶ 第8話(上) 民百姓が生きる道


高雄の空④
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(photo by nao @Kaohsiung, Taiwan)

六龍が飛ぶ 第8話(上) 民・百姓が生きる道

「私が主導者のチョン・ドジョンです。
 仲間をハムジュに集めました」
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「どうしてそんな狂ったようなことをやるのか?
 ここは特別の地区だ。
 敵の侵略がいつあるか分からない!
 なぜ間者を送り込んだのか?!」

「それも理由の一つです。
 ここでイ・ソンゲ将軍の力になりたいからです。
 この東北地方を外敵から守って安定させたいのです」

そんな屁理屈をこねて命乞いをするのかというイ・ジランに対して、

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「ははは、命か…?
 ここを皆が生存できるところとしたいのも第二の理由です。
 将軍はここを守り、和寇を防いできた。
 しかし、将軍が10人の和寇を殺したとしても、
 開京の官僚たちは100人の庶民を殺しているのが現実です」

「…」

「私は民・百姓から生きるすべを問われました。
 これが私の“民・百姓が生きていける”という道の結論です」
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そして、「私は間違っていますか?」「間違っているなら私の仲間達をみんな殺して下さい」という迫力ある質問に、集まった者たち…。
イ・バンウォンもホ・ガンもそしてプニたち下層階級の百姓たちも感動を受けます。
そして、ホ・ガンことイ・シンジョクも、これまでのことを秘密にていたことを詫びます。

「どうか都堂の3人衆を罰して、
 我々の主導者となって下さい!」
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百姓たちも膝をついて嘆願

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プニは、
「食べ物さえあれば、
 高い税金さえなければ故郷の人たちも生きていけます。
 どうか救ってください。
 私も将軍の先鋒となって働きます」
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「…」
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バンウォンはヨンギュに「将軍が王になれば良いのだ」と…。

「アボジが正しい結論を出してくれれば良いのだが…」
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イ・ソンゲとチョン・ドジョン

「なぜ私なのか?」

「儒学者たちは以前(#)に将軍の助けを求めましたよね?
 彼らは将軍のお陰で、“元”との盟約を阻止できました。
 しかし、私は将軍を“過信してはいけない。
 良い人になりたくて、戦争に出ているんだ。
 責任を取る人ではない”と言いました」
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# 1375年と英文字幕のセリフに出ます。
しかし、私は1380年だと推測しています。

チョン・ドジョンは、「イ・ソンゲ将軍は兵士を前にして自らが戦ってきたと聞いています。それに戦禍に見舞われた庶民たちからは一切巻き上げるようなしなかったとも聞いています。良い人だからです」

「何が言いたいのか?」

「どうして政治に係わらないのですか?
 政治とは“責任”を意味します」

チョン・ドジョンは、ウバン町での和寇との戦いの際に、和寇を偽ってアジュバルドという首領の下で悪事を働いていた朝鮮人のことに触れます。
和寇を偽って盗賊をやっていた朝鮮人が、
「これはこんな世の中にした国に問題があります。
 むしろ我々には誇りがあります。
 子供たちが飢えで死んでいくからです。
 それを恥だというのですか?」

「…」

「むしろ誇りを持ってこんなことをしています!
 どうかすぐに殺して下さい!
 俺達は誇りを持って死にます!」
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ドジョンは続けます。

「その際に将軍は、
 “死とは最も軽い罰だ。恥ずかしい罰だ!”と言いました。
 そして“生きろ!それがお前の罪滅ぼしだ!”と…。
 そして“私の兵士となって戦え”でした」

「…」
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そしてむしろ都堂の3人衆を倒してくださいと言うドジョンに、イ・ソンゲは共感を持ちます。

「新しい国を作って下さい!
 新しい国の王になって下さい!」

「!」

「私は貴方を選びました」

その場で、こっそりとドジョンの話を聞いていたバンウォン。
自分の生きる道を知ることになります。

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しかし、「アボジはそんな王にはなれないのではないか…」と父親の性格や器(武人だった)から、思い悩むバンウソンでした。

「アボジは優しすぎる…」
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ムヒュルはバンウォンがイ・ソンゲの息子だと聞いて驚き、また、「俺がイ・ソンゲ将軍の息子を2度も助けたんだ!」と、勇気付けられます。

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「ところでその刀はトリョニム(若旦那)の刀だぞ!」

ヨンギュに取り上げられました。

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批国寺の僧兵がシンジョクとバンウォンを拉致したことから、ドジョンは「きっとホン・インバンが背後にいる」と判断。

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まずは東北地方の安定化という政策提言を考えているイ・ソンゲ

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バンウォンは幕舎に入り、「あの人の話に興味がありますが、アボジはどうしますか?」と聞きます。
しかし、
「開業に帰れ。お前が心配することではない」

つまり「儒学者の言葉は何も聞かない」と。

「早く寝ろ!」
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と言うイ・ソンゲでしたが、バンウォンの切り札は、
「アボジはチョ・ソンセンを殺すべきではなかった。
 チョ・ソセンと最後まで戦って勇敢に死を選ぶべきだった!」

「!」

「その時から、自分を恨み…。
 自分を責めてきたのではないでしょうか?」

「…」

「忠誠…でしょうか? 
 アボジはあんな奴らに忠義を尽くすことなど、
 もとより必要なかったのではないでしょうか?」

「なぜお前が…?」

「私が10歳の時にその場にいたからです。
 そして、その後には、
 尊敬する将軍がイ・インギョムに頭を下げるところまで見てしまいました」

涙ながらに訴えるバンウォンを見つめるだけのイ・ソンゲでした。

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李 成桂(イ・ソンゲ)をウィキペディアで読んでいると、次の2点。

①15世紀になって編纂された王朝創建の偉業を称えた『龍飛御天歌』によると、李氏一族は全羅道の全州出身で古くは新羅に仕えたがやがて咸鏡道に移住した、と書かれている。

②李成桂は女真族の酋長の李之蘭と義兄弟の契りを結んでいること。
野史の記録で正史ではないが、野史だからといって誤りではない。
また、彼は李成桂に臣服して戦功を立て、後開国功臣に列せられるなど特殊な関係があったことは事実である。
李之蘭(イ・ジラン)1331~1402年

タイトルの『六龍が飛ぶ』はこの「龍飛御天歌」から来ているようです。
# この点を、早速、友人のHJMさんに問い合わせていますので、今夕に紹介します。


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