華政 最終話(中)民の国

華政 最終話(中) 朝鮮は民(たみ)の国である

風にあたりたいと言って亡くなったイヌでした。

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「ソバニム…」
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満月の夜

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ジュウォンはカン・ジュソンの牢獄を訪れて、

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「イヌを見送ったところです、大監」

「…」

「たとえ大監とて、もう処罰を受けなくてはなりません」

「しかし、これで終わりではない。
 私がいなくなっても、
 また別の名のものが権力を握って出現するのだ。 
 ジュウォナ…、
 お前が真っ直ぐに立っておられるのも一瞬だけだ」

「解かります。
 これがほんの一瞬だけだと強く感じます」

「…」

「ええ、我々はまた倒れるでしょう。
 しかし、また同じような戦いで血を流して倒れたとしても、
 権力で民・百姓やこの国を牛耳ることはできません。
 そしてまたいつか、同じような者たちが立ち上がって、
 権力と戦っていくことになるでしょう」
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「…」

「これは私が信じている、
 また別の世の中の事実でもあります、大監」

ジュウォンは最後に一言と、
「イヌは、大監のことを責めてはいませんでした

「え?」


チョンミョンはキム・ジャジョムを訪ねます

「夜長の話の友として来たのですか?」

「…」

「そうですね。
 あなたのやり方であなたは勝ちました。
 しかし、カン・ジュソンを排除したからといって、
 媽媽が夢見る世の中が来るのでしょうか?」
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「そうですね、大監。
 私が思うまた悲しい面です」

「でも、あなたはそのままでいると言うのですね」

「そうです。生きている限り戦います。
 大監、今日がたとえ昨日と変わらなくても、
 我々仲間は今日も戦い続けます。
 明日が今日と変らなくても、明日も戦い続けます」

「…」

「それが私の希望というものです」

「そうですね。“希望”には頭が下がります。
 ええ、媽媽。 どうか幸運を祈ります」
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翌日が最後の審判(1651年)

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ポンリムは、
「腐敗した権力者たちを我々の努力と意志の力で排除できた。
 私は、この国を民の国である朝鮮へと戻していくつもりだ」
との前置きを述べた上で王命を下します。

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昭容(スヨン)趙氏が“賜毒”のところにチョン尚宮、オクジュ、ウンソルも集まります。

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チョン尚宮は、
「スヨン。
 お前の最後の場面を媽媽に代わって見届けてやる…」
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チョンミョンとジュウォン

「媽媽…」
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「ソバニム(あなた)、覚えていますか?
 遠くに見える桟橋でのことです…」

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(チョンミョンがイ・イチョムに追われて逃亡した桟橋)

石を投げつけられる檻の中のカン・ジュソン

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南漢山城(ナムハンサンソン)と水炊きの話②

清国(1636年建国)の軍に首都・漢陽や江華島の要塞を包囲されて、南漢山城に篭城をする仁祖でした。
その急な状況下では50日の食料しか備蓄できておらず、冬の寒さと飢えにより、47日目にして清国皇帝・ホンタイジ(第2代)に降伏します。

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仁祖の最後の食事

47日の篭城・抗戦の末、降伏の日の最後の食事として、御前に出されたのが“鶏の水炊き”でした。
水刺間(スラッカン)の水刺尚宮(スラッサングン)は山城に残る最後のニワトリの一羽を丸ごと水炊きにします。
現在ではタッカンマリと呼ばれる料理です。

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南漢山城は山の中ですので、“タッカンマリ”=タク(鶏)ハンマリ(一羽)に、山の朝鮮人参、野菜やキノコ、木の実がたくさん入っています。
これを水刺尚宮が涙ながらに調理した水炊きでした。
仁祖も降伏を前にした屈辱感から、鶏の足の一本分にしか手を付けられず、それも涙ながらに食したとの話が残っています。

現在の南漢山城では鶏だけでなく“雉(きじ)”のタッカンマリが名物とのこと。

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