華政 第48話(下) 史実の果てに

華政 第48話(下) 史実の果てに…

チョンミョンとジュウォン、それにイヌ

「北方に軍を派遣するというのですか? 
 これが正義だと言うのですか?」

「チョナは瀋陽での人質時代を、
 “反清国”で過ごしてきたので、信頼を得ていません。
 それにカン・ジュソン大監は、
 チョナの計画と言葉を清国に漏らしています」

「それでカン・ジュソンは
 清国から何を得ようとしているのでしょうか?」

「清国から承認された新しい王を迎えることだと思います」

「何ですって?!」

明日までに退位しないと国境を越えて進軍するとのことです」
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すでに別造応では新型の火薬などの銃器を国境に送り込んだのですが、明日までに届くかどうかが問題で、しかも防衛には物量が足りません。

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ポンリムとチョンミョンが期待したのは旧知の後金(現・清国)の使者

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これがカン・ジュソンが「“清国での権力を掴むための罠”であることを皇帝に理解してもらいたい」そのためにも、カン・ジュソンが“仕掛けた罠”だという事を皇帝に証明しない限り清国軍は再度侵略すると。

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執務室

「では私が退位しない限り拉致は開かないというのか?」

「ええ、現状はそうです。
 特命の使者を派遣して皇帝と直に対談する事ができるよう、
 既に要請をしているところですが、どうなるか未だ不明です」

「チョナ…」
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「今のトルゴンは簡単には会ってはくれないだろう。
 30万人もの明国人を虐殺した男だ」

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# 清国の第3代皇帝は世祖・順治帝((1643年~1661年)でドラマに出て来た第2代・ホンタイジの第9子です。
(姓名は愛新覚羅 福臨:アイシン・ギョロ・フリン)
ただし、ドラマの1649年頃はまだ幼少であったので、この叔父のトルゴンが摂政をしていました。

イヌが刺客たちに追われている事を知ったチャギョン

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父親の命令で自分の命が狙われているであろうことを知って、イヌは消沈していますが、母親から勘当されたことを思い浮かべています。
それを思いつつ、イヌが気付いたことがあり、ジュウォンとチャギョンに、「媽媽にも話をしたい」と。

先に行動に移ります。

「もしも母親が暗殺を命じるにせよ、誰かを父親のところに派遣して許可を得るはずだ」と、
カン・ジュウォンの「居場所を探るための手掛かりがあるはずだ」
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イヌ単独行動に懸念を示すジュウォンとチャギョン

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チョン尚宮とチョンミョン

「日付が変ったけどあとどれくらい時間が残っていますか?」

「10時間ほどです」

そこにウンソル
「牢獄の番兵(#)が媽媽への面会を求めて来ています」
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# 義禁府(ウィグムブ:警察)と言っています。

チョンミョンに面談を求めたのはキム・ジャジョム

「おかけ下さい、媽媽。
 我々は時間を費やしすぎたようです」

「?」
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「媽媽、私はカン・ジュソンが仕掛けた計略を知っていました。
 きっとチョナは来たに派兵したでしょう?
 それは私が授けた作戦でもあります」

「え?!」

キム・ジャジェムが取引を求め、カン・ジュソンの計略である証拠を握っていると。
チョンミョンは、
「自分の生き道と引き換えにするのですか?」

「はは~、媽媽。
 確かに死ぬよりは生きる方がましです。
 しかし、私は死ぬことよりも、 
 勝負には勝つことに執着しています
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自分が狙われていることを知って、イヌは特別チームを編成しておとりになる作戦を進めます。

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ジュソンとユン夫人

「あと時間はあまり残っていません、大監。
 これで我々が失ったものを取り返せます」

「いや、それ以上のものだ。
 これまで以上だ、プイン(夫人)」
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イヌは暗殺者たちを誘き寄せて
「来たな」
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「…」
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「しかし、私が欲しい物を得るまでは死ぬわけにはいかない」
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罪深き人たち

反逆者(主に西人派)たちの歴史上の罪状と終焉を再度まとめて列挙しておきます。
・キム・リュ(領議政:総理)・反逆罪(1648年処刑)
・キム・ジャジョム(副領議政:副総理)・反逆罪(1651年処刑)
・貴人・趙氏(ヨジョン:側室)・反逆罪(およびソヒョン世子毒殺容疑)(1651年処刑)
・キム・ギョンジン(リュの長男)(1637年・賜毒)
(ギョンジンは1636年の清国侵攻の際に王室を裏切って逃亡を図ったからだと思われます。ただし、ドラマではまだ生きていることになっています)

なお、キム・リュはキム・ジャジョムよりも先に処罰されていますので、1651年当時はキム・ジャジョムが領議政(総理)です。
また、チョンミョン・ジュウォン夫妻の仲間(味方)だった、チェ・ミョンギル(崔鳴吉)は1647年に亡くなっています。
作家が上記のキム・ギョンジンと同様にキャラクターを最後まで残したのだと思います。

また、キム・ジャジョムは史実では一端流刑に処せられます。
しかし、ドラマにあるように賢いものの、対局を読めずに、再度流刑地で謀反を計画し、それが発覚して処刑されます。

以上のように処罰は仁祖(1649年没)およびポンリム世子(第17代王・孝宗)によって行われたために、亡くなった年代にそれぞれの差異があります。
つまり脚本は、1645年から1651年をまとめて描いているということが解かります。

KJSでは既に次の<王朝絵巻 シーズン3>で紹介しています。

http://jumong007.blog133.fc2.com/blog-entry-2578.html

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