華政 第44話(下) 民の世の中


奈良県・室生寺の菊
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(photo by APB)

華政 第44話(下) 民の世の中

チョンミョンたちの民心を掴もうとする貼紙作戦

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「何だと? 
 カン・ジュソンが賄賂をばら撒いていただと?!」

「ええ、恥ずかしげもなく…、
 そのように書いてありました」

庶民たちは別造応の中間達の貼紙作戦で動きます

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「アイゴ~。これは本当なのか?」

「ああ、もちろんだ。
 目撃者も証拠もあがっているんだ」
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議場でも西人派の座り込みへの反論が始まります

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キム・ジャジョムは強硬手段

チョンミョンに刺客が送りこまれます
しかし、チャギョン。

「媽媽、
 振り返らずにそのまま歩いてください」

「どうしたの?」

「平静に…、チョン尚宮、お願いします」

「…」

「今です! 走ってください!」
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しばし走りますが、また別の刺客

「いったい、誰だ?!」

「…」
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救ったのはイヌ

傷は浅くて、不幸中の幸いなのですが、問題はその背景。

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駆けつけたジュウォンにイヌは、
「父親と面会していたんだが、
 どうも言動が怪しくて、
 媽媽のことを心配していたところだ。
 どうもキム大監のようだと思う」
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キム・ジャジョムと昭容

「とにかく芽を早く摘むことだわ」

二人は世子とその仲間を始末すべきだとは言いつつも、
「このような敵対ばかりではなく、
 次の世継ぎを決めたほうが良いかもしれない」

「では、私の息子の崇善君なのね!」

「…、しかし、チョナがどう考えるか…?
 もしも、
 事件の背景をチョナが知るようなことになれば…?」

「何を言うのですか?
 チョナは怖がりなんですよ。
 世子がもし消えたら…?チョナも望んでいることだわ」

「?!」

そこで昭容(スヨン)はお抱えの医者(# イ・ヒョンイク)に財を分けるからと、世子殺害を命じます。
使うのは毒を塗った鍼です。

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# イ・ヒョンイク(李馨益)は趙氏一家のお抱えの医官

ヌンヤンの医官でもあったので、「チョナが心配してくれたのか…」と世子は信用します。

しかし、「わざわざ御医を遣わしたのか?」
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「しかしながら、チョナの長男ではありませんか…?
 もしものことがあれば大変です」とは白々しい昭容。

「そもそも私に歯向かって、
 刃を向けたような奴だ!
 死んでも構わない奴だ!」

世子は既に王命で幽閉されています。
大君すら近づけません

ジュウォンとチョンミョンが話しているところに、大君
「媽媽! 大監!」

「?!」

「大君と一緒に必ず帰って来ると誓いました、師匠。
賄賂、不正義、盗みのない世の中を作るためです」

「…」

民・百姓が安心して生活できる世の中です。
 師匠、こんな世の中を作ることができますか?」

「ええ、もちろんです、チョハ。
 チョハと我々仲間で、そんな世の中を作りましょう」

ソヒョン世子は最期に、
「師匠…、媽媽…」の言葉を残して亡くなります。

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# 1645年4月、帰国後わずか2ヶ月でした。

世子の幽閉と共に、送り込まれた医官が昭容のお抱えであることが解り、危険を感じたチョンミョンは仁祖に幽閉を解くように申し出ます。
他方、ジュウォンはイヌと共に、「東宮から世子を外に連れ出すんだ」と駆けつけますが…。

「何をするのですか?!ここは宮廷です」

「いや、世子の安全を確認するためだ!」

「ジュウォな!先に入れ!」
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「チョハ! 世子チョハ!」
しかしソヒョンは既に息絶えていました。
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「いったい何をしているのか?!」

「マングカオムニダ、チョナ! 
 どんな罰にも甘んじます!」

そこに、チョンミョン

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ジュウォン

「いけません!チョハ!
 世子(セジャ)チョハ!!」
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歴史とグローバリゼーション④

「華やかに見える政治でしょうが…」と、インモク大妃は娘のチョンミョンに対して政治の世界の怖さを教える場面がありました。
大妃はチョンミョンが政治に係わることを嫌いました。
しかし、チョンミョンは火器都監(ファギドガム)の仲間に、「女だからといって身を引かないといけないのですか?」というようように、公主として庶民のための職務を果たしたいとの強い意志があります。
これは夫のホン・ジュウォンも同じです。

ジュウォンは科挙試験に合格した時から、単なる文官ではなく、むしろ武官のように、父親の反対を押し切ってまで国の防衛の重要性を重視します。
チョンミョンも後に、光海君から外交・国際関係を学び、同時に国と庶民を守るための火器都監での仕事に従事します。
フィクションとはいえ、王室には珍しいキャリアウーマンとしての道です。

華やかに見える政界ですが、他方では官僚たちが私利私欲のために権謀術数を使う世界ですので、こんな世界に殴り込みをかけるには強い信念と覚悟が必要だと思います。
例えば仁祖(綾陽君・ヌンヤングン)よりもチョンミョンは8歳も年齢が下です。
しかし、彼女はヌンヤンに「コモニム(叔母様)」と呼ばせます。

ただし裏では、ヌンヤンは「あの女(ケジベ)」と思っていますから、ドラマを通じてヌンヤンはチョンミョンの話よりも官僚たちの意見しか聞きません。
ここに国際関係を知らず、庶民の反応を知らない仁祖の失政の原因があると思います。

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