華政 第44話(中) 世子の遺志


奈良県・室生寺の五重の塔
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(photo by APB)
# こちら関東ではモミジの木の葉が色ずくのは、天気予報では月末のようです。

華政 第44話(中) 世子の遺志

ピングンは王命により幽閉されます
彼女は大君に世子のことを頼むしかありません。

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キム・ジャジョムとカン・ジュソン

逮捕されたジュソンとジャジョムは、「我々も彼らと同じようにこの争いを楽しんでみましょう」とゲーム感覚で政争を手玉に取る方策を練ろうとしています。

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家捜しをされた後の自宅に帰ったイヌ

ユン夫人は、
「もうこんな野獣の顔は見たくない!」とだけ。

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イヌは部下に、
「ずっと前から考えてきた結果だ。何の後悔もない」

面会に行ったイヌに、ジュソンは
「一度となく、二度も息子に裏切られた」と。

「いいえ、これは私のアボジへの思いです。
 一度はアボジのようになりたいと思いましたが、
 できませんでした。
 もうアボジの方が止めて下さい」

「何だと?!黙れ!
 お前は私に説教するつもりか?!」

と、この世では権力は衰えないものだと言い張って、反省の色すら見えません。
「権力に楯突く者がどうなるか見ていろ。
 世子だろうがあの女だろうが…」
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西人派が集まっているものの、彼らには仁祖の肩を持つしか方策はありません。
中でも心の中では喜んでいるのがキム・ジャジョム

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「官僚たちを集めるんだ」とキム・ジャジョムと西人派。
そこに立ちはだかるチョンミョン

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場所を変えて、
「これはあなたの計画ですね?!
 世子を排斥して、スヨン・チョ氏の息子の、
 崇善君(スンソングン)を擁立するつもりでしょうか?」

チョンミョンは「そなたも、そなたに従う者たちも、全ての身分を剥奪する」と言うのですが、
ジャジョムは、
「では私も、媽媽と、
 その仲間たちを一人ひとり廃除して見せましょう」
そして、
「この政権は、あの愚かで気弱な王がいる限りは、
 我らの物です。
 さて誰がその責任をなすり付けられるのでしょうか?」

「…」
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ヌンヤンと昭容

「食事を下げろ!
 食べたくないと言っているではないか!」
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# 右上が“アワビ”でしょうか?

「どうか健康を考えて下さい。
 崇善君もそう言いなさい」

「アバママ。どうかご健康を。
 アバママが夕食を食べないと、自分も眠れません」

「お前も私のことを気にしてくれるのか…。
 それなのに、あの世子はいったい…?」

「チョナ。それは世子だけのことではありません。
 裏には公主がいるからではないですか?!
 公主が世子に近づきさえしなければ、
 あんなことなどありません。
 親子の関係にひびを入れているのはあの公主です。
 責任は公主にあります」

「…」
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幽閉されている世子を心配で訪ねる大君

「チョナの怒りは消えないのだ。
 既に猜疑心にとり憑かれている。
 なぜああなったのか…、私にはどうすることもできない。
 いつの日にか私の誠意は通じると思っているが…」

「チョハ…」

「アバママと私は親子じゃないか。
 しかし、いつになったら分かってもらえるのか…?
 もうそんな日は来ないかもしれない」

「チョハ、そんなことを言わないで下さい」

「いや、だから大君には大切な事を言っておきたい。
 私のためにも、しっかりと心に留めておいてくれ」
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外に出たポンリムは、

…ヒョンニム…。

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世子は咳き込むようになり、それが悪化します。
一説ではマラリアだとのこと。
そのことが近くに送り込んでいた女官によって昭容に伝えられます。

「そうか…。世子が…」

西人派の嘆願

「チョナ!
 どうか世子を廃して、国を立て直してください!
 清国と繋がって、王座を狙っています!
 大罪でございます!」

「そのとおりです。どうか罰を与えてください!
 どうか朝廷とこの国の秩序のために!」
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今の官僚たちにはもう頼ることが不可能だと、チョンミョンたちは民心を動かそうとします
多くの「告文(おしらせ)」を書いて貼り出すことにします。

「官僚たちの間には、
 賄賂が横行していることを知らしめるのです」

「それが民・百姓に伝わるものか…?」とキム・サンホンは疑問を持ちますが、
「いいえ、民心を信じましょう。
 そうすることで、この国は、
 民の国だという理論を明確にするのです」
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# 私はピングンとその家族のことが残念で悲しくてなりません。
実在のキム・ジャジョムと側室のソヨンにより人生を絶たれます。
こんな“野蛮”な時代だったのでしょうね。

<王朝絵巻 シーズン3>
揉消された“毒アワビ”事件


ドラマ『華政』第44話の仁祖の食卓にはアワビがありました。
胸の病気により食欲が落ちていた仁祖は「こんなもの食べられるか!」と声を荒げました。
こんな仁祖の容態をとらまえて、昭容(ソヨン:正三品・소용)がおそらくアワビに毒を入れたのでしょう。
そして、仁祖の食卓に“毒アワビ”を持ったのはピングンだと言いふらします。
しかし、このときは既にピングンは仁祖によって幽閉されていたので、毒を盛るなどありえないような時です。
宮中では既に、仁祖との息子の崇善君(1639年生まれ)を世子にするためのソヨンの陰謀ではないかとバレバレでした。
しかし、仁祖、キム・ジャジョム、そして西人派がこの事件を揉消しました。

そしてジャジョムが言うように、「人間の悲劇」
標的になったピングンは息子と共に、またピングンの姜(カン)氏の一家も悲劇の粛清に遭遇します。
夫の世子(仁祖の長男のソヒョン)の後を追うように死罪となり、世を去ります。

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