華政 第41話(上) 仁祖の短気


華政 第41話(上) 仁祖の短気

力を背景にしているとはいえ、外交に来た後金のヨンゴルテ将軍だったのですが、ヌンヤングンは“盟約”の杯の中の血を捨てます。

「盟約? そんなものはない!」

「チョナ!」
4111_201510120246548ea.jpg

「誰を信じるというのか?!」

「アバママ、いったい…?!」
4111b_201510120246513d6.jpg

「帰ってカーンに伝えろ。
 朝鮮は明との関係を傷つけることはしない!」

「!」

朝鮮の王は野蛮な国には朝貢しない!
4111a_20151012024653c51.jpg

ピングンとチョンミョン

「チョナの世子への怒りをどうしましょう…?
 私が浅はかでした」

「いいえ、そんなことはありません」
4111c_20151012024840816.jpg

ヨジョン

「あれあれ、お二人は堂々と会っているんですね。
 もうチョナがお見通しだからでしょうか?」

「淑媛!あなたの口は災いの元です。
 いったい世子のことを何て告げ口したのか?!」

「…」
4111d_201510120248391f8.jpg

世子

「アバママ、言ってください。
 いったい私のどこに落ち度があったのですか?!
 どうかお考え直して下さい」

「“チョナ”だ。これからはチョナと呼べ。
 “アバママ”と呼ばれる理由はない!」

「アバママ…」
4111e_201510120248381ad.jpg

「そうだ、お前の間違いだ。
 お前は欺瞞で父親を騙したからだ」

「“欺瞞”? いったい何のことですか?!」

「チョンミョン公主だ! 
 お前は密かに公主と連絡を取っていたからだ!」
4111f_20151012025017915.jpg

チョンミョン

「チョナ…」

「公主! この国の王は私だ。 
 私を蔑むことは許さん!」

「アバママ! どうか私の話を聞いて下さい!」

「…」
4111g_20151012025016d2f.jpg

キム・サンホンは、
「最初から野蛮国との盟約なんかありえない。
 戦争は覚悟の上だ」

「ええ、大監。
 野蛮国から冊封を受けるとか、
 カーンを皇帝と呼べましょうか?」
4111h_20151012025016006.jpg

様子を見ようというキム・リュですが、もう既に町では戦争の噂

4111k_201510120250155eb.jpg

買いだめに走る庶民

4111kk.jpg

カン・ジュソン

「とうとうチュサンは問題を起してしまったな。
 我々には悪いことではないが…」

「悪いことはないと言うのですか? 
 アボジ…」
4111m_2015101202501349a.jpg

ジュウォンとミョンギル

「どうも2度めの戦いを避けられないようだ」

「世子チョハの立場が、いっそう難しくなったようだ」
4111mm.jpg

ヨジョンとヌンヤン

「チョナ。良くぞ決心されました。
 北西の国境はキム・ジャジョム司令官ですから、
 チョナに命を捧げると思います」

「…キム・ジャジョムだと…」

「世子によって追いやられたのですから…」

「そうだな。
 世子の言葉を聞いたために追いやったんだった…」

「これで王家の味方が誰なのかはっきりしました。
 キム・ジャジョムがチョナを守ります」
4111n_20151012025321b46.jpg

チョンミョンとソヒョン世子

「媽媽、これは…。
 これからアバママと私…、
 この国はどうなるのでしょう?!」
4111p_20151012025320ebb.jpg

釣りに熱中しているだけで、キム・ジャジョムは漢陽からの連絡はほとんど読んではいなかったようです。

4111pp.jpg

ソヒョンとポンリム

「まだ怒りは収まっていないようだ」

「公主との連絡は止めれば良かったのでは…?
 いつかはこんなことになると分かっていたではないですか?」

「大君…」

「私は公主媽媽に責任があると思います。
 公主媽媽の夢は叶うものではないのです。
 世子を利用していただけです」

「いい加減にしろ!
 どうしてそんなことが言えるのか?!」

「チョハ…」

「忘れたのか、大君。
 我々が幼い頃から公主は我々が進む道を指導してくれたんだぞ。
 民を省みない宮中の問題点は分かっているだろう」

「でも、いったい何が変わったと言うのですか?」

「ホウ(#)や…」
4112_2015101202531940b.jpg
# 鳳林(ポンリム)の鳳(ホウ)が呼び名のようです。

チョンミョンたち

「チャギョンからの報告では、
 既にホンタイジ(第2代皇帝)が12万の兵を国境に集めたようです」

「いったい宮殿の動きはどうなっているのか?」

「前回の戦の時(# 1627年の一次の侵攻)と同じように、
 江華島で防衛する予定です」

「しかし、それは安易です。
 2度目の戦いです。同じ手は使えないはずです」

「それだけではない。
 前回も王家が江華島に移ったから、
 民、百姓たちは騒動を起した」
4113_20151012025318ab2.jpg

「本当にチョナの意志が固いなら、
 むしろ北の開城(ケソン)に移動することを勧めたらどうでしょう?」

「え?! 
 北方は後金の進撃路だと思われますよ」

「そうです。 先に後金を制するのです」
4115.jpg

「開城は特別の防衛設備が整っている城です。
 上手くいくかもしれません。
 険しい山が後背だし、
 まさか我々が開城に向かうとは予測もしないと思います」
4117.jpg

「民にも戦う意志を見せることができます」

チェ・ミョンギルがキム・サンホンと話を進めることにします。
「他の官僚たちは逃げ出すことと、
 自分たちは戦おうという意志を持っていませんから」
4116.jpg

目前に迫る“清”です。

そこにイヌが飛び込んで来て
「世子チョハに問題が起きました、媽媽」

「え?!世子チョハに?!」

「大監(父親)と大君が会っている。
 世子を突き放す相談に違いないようだが…?」

「イヌや…」

「媽媽と世子が近いからだろう」

「しかし、大君が大監と手を結ぶと…?」
4118.jpg

にほんブログ村テレビブログ韓国ドラマへ
1週間のランキング@「にほんブログ村」

たった一人の絶対君主…。
その玉座は“王冠を被る者、その重みに耐えよ”なのですが、重みに耐えるとかの前に、“民・百姓を守る”という儒教本来の“王道”を仁祖は学んでいなかったようです。
一本でも良いので王道はある。
しかし、生きる道(儒教の根本)を学んでもいないので、自分のあり方に悩むばかりの仁祖には、単に惑いばかりの王政を官僚の言いなりになって、操られていただけの王だったと思います。
この方が長続きする政権でもあったのでしょう…(つまらない)。
権力とは“それを得ることよりも、その使い方が重要”だとの思想は光海君、チョンミョンコンジュ(貞明公主)とホン・ジュウォン(洪株元)に確固として流れています。

歴史とグローバリゼーション①

1964年の東京、1988年のソウルでのオリンピックは当時の経済を刺激する大きな効果があったことはご存知のとおり。
しかし、2020年の東京オリンピック。
投資の波及効果は過去も現在もあまり変わらないので、5年後のことを思うと、日本はもう当時の10倍の経済規模(国内総生産:GDP)なので、スタジアムなどに同じだけの投資(お金)を投下しても、日本経済全体への成長効果は格段の違いで小さいはずです。

city of Tokyo

fly to
(8月に関西空港で撮ったパネルの写真です)

ただし、このところ中国・韓国との政治の関係は良くないので、私たち庶民の文化交流は楽しみです。
サッカーの日韓共同でのワールドカップの頃は赤坂も賑やかでした。
皆様の地元ではいかがでしたでしょうか?

このところの新宿・新大久保や赤坂では、いつの間にか知っていた飲食店が消えています。
寂しい限りですが、他方ではチャイナパワー(購買力)は衰えを見せてはいません。
政治の世界は優れて感情に流されるところがあるものの、経済の世界では一国単位では考えられないように、まさにグローバリゼーションが定着したと思います。

にほんブログ村 テレビブログ 韓国ドラマへ
ランキング@にほんブログ村
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

王朝用語・脚本家など
ドラマと映画・感想など

openclose