華政 第38話(中) あやつり人形

色づきはじめた大きな木・紀州
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(photo by APB)

華政 第38話(中) あやつり人形

反乱軍をおびき出すために最前線で指揮を執っていたジュウォンです。
しかし、兵力が半分に減り、
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チャギョンは
「もう限界です!」
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しかも、
最前線にいたジュウォンたちの退路が断たれます。
ただし、部下たちは、
「ナウリ、我々はここで死ぬ覚悟です」と、
銃砲隊は最後まで与えられたミッションを果たすつもり。

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決死の銃砲隊を前にチャギョムとジュウォンが絶望するところで、幸運にも宮殿の方から知らせの煙突の煙が上がります。
官軍(政府軍)が宮殿を制圧したという知らせです。

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「!」
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この煙突からの煙は当然ながら反乱軍の目にも留まり、漢陽が奪回されたことを知る兵士たちがイ・グォル将軍(元捕盗庁官)の元から離散し始めます。

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「…」
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好転した戦況を知らせる内官

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# この内乱は転機でもあります

国内での不安定に乗じて既に後金の軍隊が国境地帯に迫っているので、キム・ジャジョムが「今後のことが本当の問題だ」と言うように、明と後金の両国との外交のバランスが重要だと思うようになっています。

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カン・ジュソンも場合によっては明国と一辺倒の係わりは危険だと察しています。

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すぐにでもジュウォンの安否を確認したいチョンミョン

「媽媽、まだ反乱軍が町に残っているから危険です」

「いいえ、
 それよりもナウリのことを捜さないといけません」
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そこに駆けつけるジュウォン

「媽媽!」

「ナウリ!」

「…」

「大丈夫ですか? お怪我は?」

「それよりも媽媽は大丈夫ですか?
 何も起きませんでしたか?」

「どうしていつも私のことばかり…。
 あなたこそ大丈夫なの?」

「媽媽…」
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イ・ウォンイク、ホン・ヨンそしてチェ・ミョンギル

「ホン校理(キョリ)は無事なのか?」

「ええ、幸運でした。
 それに銃砲隊の半分は無事に生還しました」

「反乱軍のイ・グァルはどうなりましたか、大監?」
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イ・グァル

「早く兵を集めろ!」

「将軍、どうやって集めるというのですか?」

「後金に降伏したほうが…」

「何だと?! チュサンンの首を取るまで諦めるな!」
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「将軍…」

「私たちの目的はチュサンの首ではありません!
 むしろ将軍の首です」と結局イ・グァルは部下によって殺害されます

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ジュウォンとチョンミョンは仁政殿(正殿)を前に

「これでチュサンは宮殿に戻るわ…」

「…」
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帰って来たヌンヤン

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世子とポンリムも…

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大妃とチョンミョン

「よくも恥ずかしくもなく帰って来たもんだわね?
 宮殿を放り投げて逃げ出したくせに、
 よくもこの国の王だとは…、まったく」

「行きましょう大妃媽媽。
 我々の義務ですから、挨拶しましょう」
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中殿とヌンヤン

「チョナ…」

「大妃媽媽に会わないといけないのか分からない」

「そうするのが義務です」
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ヌヤングンを迎える大妃

「無事に戻ったようだわね、チュサン」
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「たくさんのことが遭ったようだわね」

「お陰さまで…、大妃媽媽」
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「公主も一緒で…。
 お二人こそ大変なことでしたね」

「チョナ…、中殿媽媽」

この4人のしらけた様子。
頭を下げることもなく、冷たい目線の大妃と公主でした。

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別造応でもオクジュが、
「よくもぬけぬけと戻ったもんだわ。
 あれで王だといえるのかしらね?」

「しかし、“すまなかった”とか、
 “悪かった”とか言えるわけがない」
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チョンミョンはミョンギルに、
「きっと間違いを覆い隠すような、
 うまい言い訳をするに違いないわ」

「ええ、これからの道のほうが厳しいでしょう」

「…」
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西人派

「さてさて、反乱を起したものは死罪だ」
(キム・リュ)

「大監!そんな事を言える分際ですか?
 そもそも反乱が起きた時に最初に逃げ出したくせに!」
(キム・サンホン)
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「何だと?!」

「ここにいる全員には罪を責める資格はありません!」

「なにをいうのですか?
 我々は王を守って宮中を出ただけです

「何てことだ。
 “町を出ただけ”だと?犬だって笑います」

「犬だと?!」

「もう良いから、今後の建て直しだ。
 秩序の回復だ!」

「反乱は制したものの、これからすぐにでも後金対策です。
 きっといつかは国境が侵害されます」
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カン・ジュソンとキム・ジャジョム

「ふふふ、国境の警備も大切です。
 しかし、公主の下に集まる官僚たちの力を削がないと
 王権が危うくなります」

「国境は遠いところだが、政府は身近だ。
 一端政治力が落ちると取り返しがつかなくなる」

二人の考えはむしろ首都・漢陽の警備を固めることが最重要だとして、その考えをヌンヤングンにも伝えます。

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「まずは首都警護なのか?

「ええ、チョナ。さすれば民心もそのうちに落ち着くでしょう」

これまでも、ヌンヤンは官僚たちの進言に一端は悩むものの、結局はそれに従い、自分の言い訳を探し出すという言動しかありませんでした。
今度もチャジョムとチョンミョンの言葉に悩みます。

チョンミョンからは既に、“私の心は決してチョナに従おうとはしません”、また、“チョナには重すぎます。その王座に座る資質ではありません”と言われています。

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ヌンヤンとチョンミョン

また光海なのか?比較するのか?!
 私には資質がないと言うのか?」

「いいえ、そうではなくて、
 同じ間違いは犯さないようにということです。
 どうか、難しい問題を避けないでください
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光海君の後を継いだ政策を進めると決意しているチョンミョンでした。
先日のことでしたが、チョンミョンはキム・ジャジョムから国領を分けてもらって(取引)、その後にその土地で“働く百姓たちは「無税」とする”との貼紙により百姓を募りました。
これは光海君の国内法の改革の大きな目玉と同じです。
光海は「大同法」と称し、土地を持っている両班や金持ちに課税することでした。

映画『光海~王になった男』より
大同法①

パク・チュンソ(西人派)により、
大同法の却下の上程書

その上告に印を押してしまう光海の代役
都承旨に叱られます。
「パク・チュンソは要注意だと言ったはずです!」

何とか却下の執行は留まります。

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「高官会議を開いて大同法の上程をしてください!」

「話が二転三転だが、どうするつもりなのか?」

「私に従って下さい。
 一つ与えて、一つを得る。それが政治です」

「何を与えて何を得るのか教えて欲しい。
 大同法とか号牌法でどうして騒ぐのですか?」
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内侍は、
「存じません」

「そうか…、そなたが知っても仕方ないな。
 都承旨に従おう」

「しかし、それに関する書類は手に入ります」
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そこで勉強

「号牌(ホぺ:身分証)があれば身分の確認や租税が簡単になるが…」

「そうでもありません。
 身分や租税だけでなく、賦役も課せられます。
 なので、国外に逃げたり、宦官になったりするんです」

「アレを切るのか?」

「…」
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翌日のこと

「都承旨(トスンジ)はいるのか?!」

「臣下を訪問されるなど…」

「忙しいだろうからだ。
 徹夜して勉強したが、大同法は実によい法律だ
 なぜ廃止するのか?」

「良し悪しではなくて、政治的な問題です。
 人目に付きます…」
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「附に落ちないな。なぜ大同法に反対するのか?
 土地を持っている金持ちに課税するべきだ


「だんだん殿下の声に似て来ましたね」

「ひひひ、 私も時々王になった気分がする」
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