華政 第30話(下) 美しい朝鮮



済州島・朝天(チョチョン)の町にある東屋(あずまや)

kuannhe_20150925103646a97.jpg

koi 2
(2015.09.15 at Jeju)

華政 第30話(下) 美しい朝鮮

敦化門

「媽媽、聞こえますか?」
3033d.jpg

市民たちの釈放を願う声がますます大きくなって、「敦化門」からの声は、捕らわれている光海、ジュウォン、火器都監の仲間にも届きます。

3033e.jpg

「公主媽媽…」
3033b.jpg

それにヌンヤンは折れます。
「火器都監の者たちを釈放しろ」

3033.jpg

光海は、

…ありがとう公主。
 もう今やそなたに全てを託す。

3033a.jpg

そしてジャジョムはさらに光海君を死罪にしてはならないと進言

3033f.jpg

「なにを言い出すのか?!
 なぜ首をはねないのか?!」
3029c.jpg

チョンミョンとキム尚宮

チョンミョンはまだ回復していない体なので、チョン尚宮は外出を制しますが、チョンミョンはキム尚宮に会いに行きます。

「キム尚宮」

「!」

「…」

「なぜ私のような者のために、
 わざわざいらしたのですか?こ
 れまで媽媽に対し、罪を犯してきたのに…」

「キム尚宮…」

「ありがとうございます。 
 私はとても心地よく行きます。どうかご心配なく。
 ただ、恥ずかしながら申し上げますが、
 チョナのことを忘れないで下さい。
 どうかチョナの意志を媽媽が引継いでください」
3033g.jpg

そして斬首

同時に大北派のチョン・インホン(領袖)、ユ・ヒボン(光海の義弟)そしてイ・イチョムが宮殿の敦化門の前での斬首刑

ユ・ヒボンが「こんなことはあってはならん!」と叫ぶところを、
チョン・インホンは「威厳を忘れてはならない」

3033gg.jpg

そして、
イ・イチョムはキム尚宮の言葉を思い出します。

“全てを得るか、全てを失うか、それが権力です”
「それで、こんなことが結末なのか…」
3033ggg.jpg

キム尚宮の場合はもっと悲惨で、宮殿近くの路傍で民衆の投石を受けながらの斬首刑

3033h.jpg

…チョナ、先立ちます。
 しかし、
 チョナは私に会いに来るまではどうか長生きして下さい。
 末永く…。
 どんなに長くなるとも私は待ちます。

3033k.jpg

意気消沈している火器都監

3033n.jpg

釈放されたジュウォンが帰宅すると、チョンミョンが待っていました。

「チョナが去ります。見送りに行きましょう」

「ええ、我々の約束事をまだチョナには伝えていませんね」

「…」
3033p.jpg

宮殿では執務室の地図を見てヌンヤンは「始末しろ」と大声をだします。

3035.jpg

地図を破るヌンヤン

3034.jpg

流刑になる光海君

…しかし、まだ私の目標は達成していない。

3036.jpg

…オラボニ…

…チョンミョナ…

3039.jpg

…チョナの意志は決して忘れません

3037.jpg

ジュウォンは光海が執務室の壁の地図を見せた時のことを思い出します

「この地図は他とは違う」

「ええ、チョナ。
 我々の朝鮮が地図の真ん中です。
 どんなに小さくとも、明国の属国ではない…。
 これがチョナの大きな夢ですよね」

「そうだ。 私の夢だ。 
 いや単なる夢ではない。 大きな望みだ。
 この地に人が住んでいる限り、希望は捨ててはならない。
 この美しい朝鮮を守ってやらないといけないんだ。
 そしてこの朝鮮の人々を…。
 どんなに厳しい道であっても、
 いつかはそんな日は来る
3038.jpg

「…」
3039a.jpg

# 光海君は、最初は家族と共に漢陽の西の江華島に送られて、その後は済州島で余生を送ります。

にほんブログ村テレビブログ韓国ドラマへ
1週間のランキング@「にほんブログ村」

<王朝絵巻 シーズン3>
済州(チェジュ)流刑の地③


朝天(チョチョン)の港町にある東屋

次のYouTubeにアップしています。
https://youtu.be/q4PDSyOo5Dw

koi3.jpg

光海君の父親の第14代王・宣祖の1599年に改修されて、現在の名前が付けられたものです。
この東屋(あずまや)には「恋北亭(ヨンブッチョン)という扁額」があります。
済州島の北端の朝天(チョチョン)という町にあり、海岸の見張台だったとのこと。
17世紀にはこんな所までは、半島からは誰も行かなかったと思います。

koi 4

光海君が朝の光をなごみ、同じ流刑の政治犯たちと共に、半島の“北”の漢陽の宮殿を“偲んで”いたはず。
この風通しのいい東屋に多くの政治犯たちが集い、語り合ったそうです。
しかし、「政権が変われば、いつかは…」と、たとえ都を偲んでも、もう帰ることは不可能だった…。

koi 5

時間はスローに流れます。

koi 3
(2015.09.15 at Jeju)

「…」
3099.jpg

旅でのもう一つの発見は「東医宝鑑(トンウィボガム)」です。
ドラマ『亀巖ホジュン』で紹介しましたように、当時の医学の最高峰を極めた御医ホ・ジュンが光海君の支援で完成させた医学書が済州島にもありました。

光海君を応援したチョンミョン公主と仲間たちだけでなく、もう一人の脇役の男がいましたね。
ホ・ジュンは幼少の光海君の頃から、光海の母の恭嬪(コンビン)媽媽(ママ)から頼まれたこともあり、心の友としても光海をずっと支えた医者だったと思います。

済州島にあった「東医宝鑑」は、もちろん光海君がもたらした医学書だと思います。
tonni.jpg
(民族自然史博物館で撮影)

にほんブログ村 テレビブログ 韓国ドラマへ
1週間のランキング@にほんブログ村
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

王朝用語・脚本家など
ドラマと映画・感想など

openclose