華政 第29話(下) 公主に託す夢

華政 第29話(下) 公主に託す夢

サルフの戦い(1619年)で離れ離れになった2人が、ようやく再会です。

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「ナウリ…」

「媽媽…」
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「生きていたのですね。ナウリ…。
 私たち生きていたのですよね」

「また遅くなりました。すみません、媽媽」

「いいえ、私のために来たではないですか。
 このように…、約束を守って」
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「…」
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この連絡は内禁衛から内官、そして光海に伝わります。

「本当か?! ホン校理がチョンミョンを…」

「ええ、ホン校理が今、
 アン御医のところに連れて行きました」

「そうが、これまでの大きな罪償いをしたようだ…。
 そなたは宮中を離れろ! これは王としての命令だ」
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光海は御医の家に連絡済み
二人の行く先はまずは御医のところのはずだからです。

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ジュウォンは光海を守る為に、

「宮殿に戻りますので…」

「いや、私も行きます」
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そこにイヌが反乱軍を連れて登場
御医の家に二人を閉じ込めます。

「反乱が終るまではここを出てはなりません」
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「トリョニム(若旦那様)!」

「カン・イヌ! お前は何をやっているのか?!
 最初から計画だったのか?!」

「ああ、そうだ。
 しかし、俺じゃない。これはチュサンの計画だ

「?!」

「お前の王。そして媽媽の義兄のチュサンだ」

「何?!」

「どういうことですか、トリョニム(若旦那様)?
 チョナがこんなことをなぜ?」

ジュウォンは光海の言葉を思い出します

…しかし、私は簡単には諦めない。
 手段を選らばずに掴み取った王座だ。
 私は王だ。朝鮮の王だ。
 この国とこの国の民を守るのだ
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「まさか…」
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「そうだ。お前と公主媽媽それに、
 火器都監の全ての職員を守るとの王命だ」

「…」
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最後の命令が実行され、内官が火器都監にやって来ます。
そして、
光海を守る為に宮中に入る準備が終った捕盗長官ホン・ヨンに

「ここを動いてはならない。 王命だ!」
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キム尚宮と光海

「私は自分を捨ててチョナのお傍で仕えたことを後悔はしません。
 輝く人生を送ることができました」

「ゲシや…」

「でもチョナは輝く夢を失って大丈夫なのですか?
 明日への大きな夢を…」

「…」

「本当に…、本当に?」

「…」

光海は涙を浮かべてキム尚宮を見つめるだけでした。

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日が沈んで反乱軍が行動に移ります

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玉座を降り、宮殿を出ようとする光海君

…私がいなくなっても、彼らと共に大きな夢を実現してくれ。

「…」
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そして、

…ヌンヤングン。 喜んで王座を明け渡そう。

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内官は光海の最後の命令を伝えます

「内禁衛の者たち、よく聞くのだ。
 この火器都監の皆の者を決して傷つけてはならない!」

「!」
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「戸を開けなさい!
 チョナ! オラボニム…、オラボニム…」

「チョナ!」

イヌと反乱軍と共に宮殿に戻ろうとするチョンミョンですが、これは不可能。

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財宝を持ち出そうとするイ・イチョム

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正殿に乗り込むヌンヤングン

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しかし、王座は空です。

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「私が必ず光海の首を取ってやる!」
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光海は御医の屋敷に向かいます

「公主…」

「チョナ…」

「…」

「チョナ!」
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「忘れてはならない。
 私の者たちはここに残っているのだ
 彼らは正義のない者たちと戦って、きっと勝利する。
 奴らを打ち倒せ。 解ったか?
 必ず彼らと共にいるのだ

「チョナ…」

「これが私にできる最後のことだ。 
 このことを伝えることだ」
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ヌンヤングン(綾陽君)のクーデター(仁祖反正:インジョバンジョン)が成功

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綾陽君(ヌンヤングン)のクーデター(1623年)のことを「仁祖反正(インジョバンジョン)」と言います。
(王朝では前例があり、中宗反正(1506年)で第10代王・燕山君(ヨンサングン)が追放されています)

当時のメジャーな派閥であった“西人派”は、たとえ朝鮮王朝が明の冊封国であったにしろ、大陸の「明国以外は野蛮人の国」だとの認識の上、他国を知りません。

他方でのチョンミョン、ジュウォンは大陸だけではなく、日本での経験もありますから、東アジアの情勢を正確に光海君に伝達しています。
もちろん光海君にも後金との情報ルートがありますので、この仁祖反正は、いわば「国際派」への反旗だと位置づけることができると思います。

そして、同じく1623年に、キム・ゲシ(尚宮)とイ・イチョムの二人は、光海と政府を操って私腹を肥やしたという、過去の罪の責任から斬首されます。

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kigiku 2015.09.21
(ドラマ『信義』の時に知った黄菊の花言葉は
 “信じること”であり、“永遠”でした。
 2015.09.21 撮影)

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