華政 第23話(中) 光海、涙の決断


アンコールワットの午前
aw pm 3
(photo by nao at Angkor Wat③)

第23話(中) 光海、涙の決断

明国と後金との戦争により、半島が戦禍の巻き添えを被らないようにと、庶民たちは“聖火”によって、反政府運動を広げます。
背後にいるのは親“明”派(明のスパイ)のカン・ジュソン。
表面にはお金で操られ始めた綾陽君(ヌンヤングン)。

庶民たちの動きに対して捕盗庁の警備強化を指示するホン・ヨン(ジュウォンの父)。
火器都監でも警備の強化が急がれます。

「どうしたのですか?」

「どうか早く避難して下さい、媽媽」
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火器都監に「留まります」というチョンミョンも、ホン・ヨンが強制的に避難させます。

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すでに敦化門(昌徳宮:チャンドックン正門)の前には、ヌンヤンを先頭に反対派が集結。
「チョナ~!派兵に決断を!
 百姓たちを守って下さい!」
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光海は“危険だ”というジュウォンの言葉を振り切り、対話のためだと門の外に出ます。
しかし、
そこでの光景はデモ隊を鎮圧する内禁衛(ネグミ:衛兵)たち。
チョンミョンも「これは、いけない!」

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光海とヌンヤンは目線を交わします。

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宮中では西人派が集まって
「明の皇帝からは最後通告がでている」と派兵への命令が出ているので、光海の判断を促す方策が議論されています。

「来月末までに朝鮮からの軍を送らないといけない」

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悩む光海君

火器都監でも硫黄と硝石の班長たち以下、連名で“派兵”を求める嘆願書がチョンミョンに提出されます。

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チョンミョンは部下たちの意見を受け入れ、光海に意向を伝えることとなります

「火器都監の技師として参りました」

「公主…」

「どうか派兵して下さい。
 この国の国土を戦禍に巻き込まないで下さい」

「…」

「この断腸の思いのチョナのお気持ち…。
 お痛みの重いお気持ちは察しますが、
 どうかもう耐えることはありません。
 これしか朝鮮の生きる道はないと思います。
 この戦いには火器都監も参戦する決意をお伝えします」

「…」

「チョナ。どうか“私は民を守れなかった”など、
 お考えにはならないで下さい」

「…」

「私たちは、
 チョナの悩みや痛みを誰よりも理解しているつもりです。
 これがどのように辛く、痛みを伴う決断であっても、
 このような私たちの進言をお許しください、チョナ…」
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光海君は派兵を決定します

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ほくそ笑むカン・ジュソン
町には貼紙で参戦・徴兵の知らせがでます。

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参戦を祝うヌンヤンたち
そこに西人派のキム・リュ領袖も登場

無派閥+“一心派(イルシム)”であったヌンヤンと、西人派のキム・リュの連合関係が成立します。
ただし、人目を避けるために、ヌンヤンは届け物を断る振りを見せます。

「私が取引するのは、
 キム・リュのような小者ではなくて、
 背後で支援しているはずの男だ」
とカン・ジュソンとの取引をほのめかします。

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チョンミョン

町で中国語と北方の語学のテキストを購入するチョンミョン。
“一心派”のキャンペーンを目にします。

「公主媽媽~」

「!」

ヌンヤンは大妃と公主に挨拶に行って、今後のために連絡を密にしていく意向のようです。

いぶかるのはチョンミョン

「連絡を?」
チョンミョンが持っている語学の本を見て、「さすがだ。他の女とは違うと思っていました。どうか語学もご教授ください」

「それよりも前にあなたは
 “朝鮮語”を学び直した方が良いと思います」

「どういうことですか?」

「あなたは分かりませんか?
 あなたの言葉がこのような事態を招いたのです」

「媽媽…」

「慶運宮(徳寿宮)に来る必要はありません。
 まずは朝鮮語を学んだ後にして下さい」
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その後、貞明は大妃を訪ねて
「戦争には火器都監の一員として参加します」

「何と?!正気なの?!
 なぜ?!何のために?!」
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<王朝絵巻 シーズン3>
「冊封制度とは?」③

ドラマ『華政』では、後金と明との戦争(サルフの戦い)に派兵させられた1619年に、光海君は捕虜を帰国させる為に、やむなく以前の明国と同様に、冊封体制を受入れる約束をします。
明が衰退したころ、「後金」から「清(1636年)」に変っても冊封体制には変わりがないのですが、“漢民族とは?”で触れてきたように、しょせん大陸は内部抗争であったわけで、大陸内での政権が変わったとしても同化していく民族なので、漢民族の大きな国には違いがありません。
当時の島国日本の江戸幕府は、その地政的な有利さから海外の侵略は受けてはいませんが、その17世紀と18世紀は、江戸と朝鮮王朝と清国との交易は続き、東アジアの3つの国は、交易を通じて“ケンカしてもすぐに仲直りする”国際関係の中にあったと思われます。

豊臣秀吉の時代から江戸幕府に変わり、日本は“壬辰倭乱(イムジンウェラン:文禄・慶長の役)”で連れてきた捕虜たちを「朝鮮通信使」を通じて帰国させ、対馬(鍋島藩)を通じた貿易を行うという正式な国交を始めました。

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