華政 第22話(中) 東アジアの情勢



アンコールワットへの道
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(photo by nao in Cambodia②)

華政 第22話(中) 東アジアの情勢

肉を手土産にして訪問したユンヤンは、帰るにあたり「高くついた肉だから、つまみ食いするんじゃないぞ」とチョン尚宮に。

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チョンミョンが出てきて
「訪問ありがとうございます。
 しかしながら、
 ここではヨンチャン君の名前は出さないで下さい。
 大妃も私もあの件は心の傷です」

「…」

「まだ傷も癒えていないのに、
 どうしてあんなことを言うのですか?!
 ここにも簡単には来ないでください」

「え? どうしてですか? 
 チュサンの手に掛かってヨンチャングンは死んだんですよ。
 事実は事実で変わりませんよ」

「大監。
 私はそんな意味では言っていません!」

「どうしてでしょう。
 私も弟をチュサンのために失いました。
 チュサンはもう長くはありません。
 腐った綱にはしがみつかないで下さい。
 ええ、見ていて下さい。
 派兵の件でチュサンは命取りになりますから!」

「…」
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さて正殿では明国への支援を巡って会議が始まります

光海はジュウォンにも戦況報告のために同席させます。

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登庁した大北派の元領袖チョン・インホンにも光海は感謝。

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ただし、イチョムは言い訳を言って欠席。

西人派は派兵に反対して光海は納得。

野党にあたる西人派が光海の考えを支持したので、
「では合意を得たということで、朝鮮からは…」
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「チョナ~。 一つ言わせてください」

さえぎるようにチョン・インホン。
「朝鮮はこの戦争に参加すべきだと信じます」

「何だとまさか…?!」

「私だけではありません。
 大北派の一致した意見です」
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与党からの反対に驚く光海

これはカン・ジュソンの策略でした。
野党の意見をまとめるように依頼されていたので、それは果たしたものの、イ・イチョムを利用して、与党の大北派に反対させました。

戦争で中立を保つということは“反明国”ということで、イ・イチョムとカン・ジュソンは意見を合わせていました。
そして、引退していたチョン・インホンをも呼び寄せていたのです。

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「ではこの朝鮮が血を流すようなことがあっても良いというのか?!」

「チョナ。
 これは栄誉や忠誠のことではなく、実利のためです」

他からも、「明国であろうと後金であろうと、将来に亘って朝鮮王国を守ってくれる保証はありません」との意見。
五分五分の分裂となり、光海は満場一致を得ることができなくなりました。

「では、そなたの意見は大北派全員の意見なのか?!」

執務室に戻って悔しがる光海

「ようやく西人派を抑えることができたというのに、
 まさか大北派が反対とは?!」

「チョナ。
 戦況はもっと深刻で、説明しましたように、
 先日の説明の際には後金側は何か情報を隠しているそぶりだったのです。
 “後金よりも明国との関係が深いイェへではなくて、なぜ8000もの兵を朝鮮国境近くに集めるのですか?”と質問した際に、
 後金の答えが不明確でした」

「?!」

「イェへは後金とは長く敵対関係だったはずなのに、
 そのイェへの監視を怠るという戦略は不可能なはずです」

「後金も同じだな。
 戦争だから、相手を騙すのは当たり前だな。
 我々が後金を利用しようとするのと同じだ。
 正確な情報収集が不可欠だ。
 明、後金それにイェへの動きの正確な情報だ」
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カン・ジュソンは明国の皇室からの手紙を待っています。
「明国からの正式な手紙が来ると、
 光海を動かすことができるな。
 慎重に進めて、必ず光海の意見を取り下げにして、
 兵を送らないとならない」

イヌはこの話を立ち聞きします
そして、チョンミョンに振られたこと、キム尚宮のことを思い出すと、

…いつまでも負け犬ではいられない…

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チャギョンとチョンミョンも戦況が心配

ジュウォンの帰りを待っていましたが、ジュウォンは明国と後金に潜入させたスパイからの連絡が途絶えているので、戦況が正確に把握できず、光海も命令を下すことが不可能だと…。

チョンミョンは戦争に兵士や庶民が巻き込まれることには反対です。

そこでチャギョンは、
「情報は日本人経由で取るほうが早い。
 大陸の情報は商人たちがたくさん持っているからだ」

「しかし日本まで行くには時間が掛かりすぎる」

「いいや、朝鮮にいる日本人だ。
 イダチを覚えているか?

あの硫黄貿易の元締めのイダチが江戸から朝鮮に来ているとの情報をチャギョンが持っていました。
さらにイダチは明国からの帰りに王国に立ち寄るとのこと。

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早速、ジュウォンはチュムポの港町に向かいます。
光海には明日の夕方には戻ると報告。
(明日というのはカン・ジュソンに明からの手紙が届く日)

チョンミョンも一緒すると言い出すから当然チャギョンも同行
「危険な行動はしないように」と手を取って約束する二人を見て、

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ややたじろぎながらも、
「やあ、
 俺は一緒に行ってはいけないということなのか?」
でした。

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<王朝絵巻 シーズン3>
漢民族とは?③

漢民族とはどんな定義なのかと、ウィキペディアでみると、現代の国家の枠組みでの統計では次のとおりです。

漢民族(かんみんぞく)は、中華人民共和国(中国大陸)、中華民国(台湾)、シンガポールで大多数を占める民族。
人類の20%を占める世界最大の民族集団である。
中華人民共和国の民族識別工作では漢族(簡体字:汉族, 拼音: hànzú)と呼ばれ、中華人民共和国の人口の94%以上を占める。
漢人ともいい、華僑として中国を離れ、移住先に定着した人は華人、唐人と自称することが多い。

これってどういう意味・含意なのか解りますか?
(以下は私の解釈なのですが)
狭義には純粋なあるいは元来の漢民族とは現在の中華民国(台湾)にしか残っていないという学説もあります。
しかし、広義にとらえれば、漢民族というのは様々な民族が融和・同化して一つの大きな「漢民族」となって行ったのだと思います。
だからこそ現在の中華人民共和国の94%以上が漢民族であって、その他の融合がなされていない民族が少数民族。
(さらには、それぞれの少数民族が独自性・独立を主張しているのではないかと思います)

過去には「北方民族」といった“分ける”考え方も根強かったと思いますが、中国大陸には「元」もあったし、「後金」→「清」など、覇権を巡る争いの一方では、同化して一つの大きな「中華」を目指す底流があったのではないかと考えています。

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