華政 第21話(中) チョンミョンの決心

第21話(中) チョンミョンの決心

自分と光海君との関係を悩むチョンミョンです。
愛する弟をイ・イチョムとキム尚宮の手で葬られたものの、義妹としての立場、そして国の公主として、公私共に光海君と一緒にこれからの将来を決心する時が来ました。

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チョンミョンとジュウォン

ジュウォンは光海からのメッセージを届けます。

「はい。
 チョナは媽媽の存在を公式に広めるのが最善だと思い、
 そうするご予定です。
 そうすることで媽媽はもう隠れる必要はなくなります。
 さらにチョナが媽媽を守ることも可能になります。
 明日の“改火式典(# ケファリョン)”で明らかにするそうです」

「知っています。
 毎年この時期に新しい擦り木で新しい火を起こして、
 王が町や村の人々に火を下さる日だわ


「チョナは全ての臣下たちに、
 媽媽のお披露目をしたいとのことです。
 チョナの決定をお伝えするよう命じられました」

「“決定”ですか? 
 従わないといけないのですか?」

「は~、断ることは難しいことです。
 チョナの真心に、
 媽媽の真心でお答えくださいませんか?
 チョナの過去の罪を許すという意味で言っているのではありません」

「そうじゃない。
 どうしてあなたはチョナの権限を借りて私に言うのですか?
 ナウリ?」
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「しかし、これが
 媽媽の安全のための最善の方法ではありませんか?!
 ともあれ、最低限でもチョナは王です。
 しばし、矛先をチョナから降ろしてもらえませんか?」

「ナウリ…」

「どんなことがあっても、
 私は媽媽と違った道を歩きたくはないのです

「…」

「いつも傍で媽媽のことを助けたいのです。
 そして、これは私の媽媽への私の心です」

# すっと前からプレゼントしたかった白い数珠をチョンミョンに渡します。

「媽媽の腕にはこの数珠をつける場所はないのかもしれませんが、
 これはずっと以前からの私の真心です
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キム尚宮は「いずれ後悔する日が来るから」と大反対しますが、

「いいや、一度はこうしてみたかった。
 今、彼女を守ることができても、先々まで、
 私の手についた血の跡は決して拭い去ることはできないだろう。
 これからも、玉座を守る為には血生臭いことをするかもしれない。
 しかし、私は彼女の兄になりたいのだ。
 政敵ではない。彼女の家族になりたいのだ

「チョ~ナ…!」

「私の考え方についていけないなら、
 そなたは二度と宮中には戻れない」

「…」

「どうか、そなたを失うようなことはさせないでくれ」

光海が出た後、キム尚宮は
「なぜ残りの人間性を捨て去ることができなかったのですか…。
 チョナ?」と独り言。

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大妃はチョンミョンを再度逃がそうとします
「これはホン大監からの通行許可です。
 もう決してチュサンを信じてはなりません」

「…」
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イヌが明日は港までエスコートすると

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後を守っているチャギョンはイヌの言葉を聞いて、
「どうも関係が複雑なようだ。
 それにしても、ますます高嶺の花になってしまったようだ。
 公主媽媽」
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チョンミョンは通行証を見ています

「決めたのか? 行くか残るか?」

「チャギョナ~」

「決めるのは難しいな。
 いっそ俺と泳いで日本に行くか?」

「え?!」

「考えてもみろよ。
 鉱山での生活は複雑じゃなかったからな」

「そうだわ。あんたの言うとおりだ。
 鉱山では公主じゃなかったし、
 イ・チャギョンの言葉を信じていられたからね。
 ここでは誰も信じられないわ」

「誰も信じることができないなら、
 自分を信じたらいいんだ。 公主媽媽」

「…」

「実のところここの国で起きていることは解らない。
 お前の置かれた状況も、全部」

しかし、チャギョンは、
「決める時だ。
 いずれにせよ、俺はいつも傍にいる

「…」
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大北派のイ・イチョムはどうもカン・ジュソンの罠にはめられそうです。

「公主をそなたが殺そうとしていたことは
 皆が知っていることだ。
 このまま光海が公主を傍に置いておくと、
 そなたの地位も揺らぐかもしれない」

「兵曹の長官としての権限だけではない。
 キム・ゲシは見放されたんだ」
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西人派たち

公主が生きていたことだけでなく、
正統な血を引く者がいることに喜び。
しかし光海の考えは理解できないと。

大北派

公主が生きていただけでも驚きなのに、
公式行事に出して、公主の地位を明確にする光海の考えが解らないと。

イチョムは光海との権限争いに、
「生きるか死ぬか」決着するとまで思っています。

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執務室でじっと待つ光海

「チョ~ナ~、もうお時間です」

「分かっている。
 どうもあの子に心を開いて欲しいなどと、
 あまりにも欲張りだったのかもしれない」

チョンミョンはその時、火器都監でまだ思い悩んでいました
国儀の“改火式の式典”は予定通り開始されます。

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さて、式典の時間

すでに重臣たちが集まっています。
しかし、チョンミョンが現れません。

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船着場で待つイヌ

そこに、チョンミョンはチマ・チョゴリで現れます。

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火器都監では大花火などの火薬の準備完了

火器都監に立ち寄るチョンミョン

「イ班長」

「いったい、この格好は…?」

「私です。フ ァイです」

「え?!ファイだと…?」

「分かりませんか?」

「まさか?! 本当に媽媽…?」
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<王朝絵巻 シーズン3>
「漢民族とは?」②

時代はさらにワープして『信義(シンイ)』の頃は高麗の末期でした。
大陸ではモンゴルに発する「元」から「明」へと変わろうとする中で、「高麗」の第31代王・恭愍王(コンミンワン)の在位が1351年~1374年でした。
ドラマでは、迂達赤(ウダルチ:王の親衛部隊)の隊長チェ・ヨン将軍が主人公。
彼を愛した柳(ユ)夫人(ドラマのユ・ウンス)は、コンミン王ともノグク公主とも大の仲良しで、“イングニム(王)から刀を貰った”、とか王妃には“サラン(愛)”のハングル語を教えたりで、“ワンビママ(王妃媽媽)”と呼んでいました。

ウィキペディアでは次のとおりです。
恭愍王は幼少時は元の宮廷で育つ。
しかし、元の衰えと明の台頭を見て、親明政策を取り始めた。
まず、高麗国内の親元勢力を排除として、元の外戚として権勢を振るう奇氏(キ・チョル)(奇皇后(順帝トゴン・テムルの皇后)の実家)を討ち、次に軍備を増強した。
李成桂をはじめとする武人を登用し、元に奪われた領地の奪回を果たした。
また100年以上続いた胡服弁髪令をも廃止した。
王妃魯国大長公主(ノグクコンジュ)を愛し、他の妃達はただ継嗣を得るため娶ったが、形式上の婚姻だったという。

ストーリーを離れて国際関係に触れると、すでに「高句麗」の時代から、強大な大陸から半島の独立と国防を得るためには、大陸への忠誠を示す“冊封制度”に頼り、独立国としての認定を受けなくてはならなかった。
もちろんその代償としては、派兵と物を献上するという、いわば安全保障条約があったようです。

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