華政 第21話(上) 1613年の真実


8月のタイ・バンコクの空
tj bridge
(photo by nao in Thailand, Bangkok)

『華政』 第21話(上) 1613年の真実

キム尚宮の指図で湯薬に毒を盛られた公主。
しかし、すぐに医官の態度に気付き、薬の内容を確かめると、何と“男性用”。
ジュウォンとイヌ、それにチャギョン以外では、光海君それに御医と医女だけの秘密。
キム尚宮を含め、何人かが気付き始めていたので、ジュウォンも「いつまでも隠し通すことは不可能」と光海に進言していました。

さて第21話では、
まず、光海君がキム尚宮に「公主が生きていた」と。

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「だから明確にしておかないといけないことがある。
 それがそなたを呼んだ理由だ」

「公主には触れるなということですね?
 そうでしょう?」

「…」

「また私が危害を加えるのではないかと、ご心配でしょうね」

「1613年の事件の際には、
 ナム・サゴの予言をそなたは恐れた。
 しかし、私は違う。 予言などは信じない」


「チョナの考えは重要ではありません。
 愚かな百姓たちが陥るからです」

「ゲシや…」
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「高麗の初代の王建(ワンゴン)は予言を通じて民心を動かしました。
 “木の子供が国を治める”という予言は太祖も使いました」

「しかし、公主は女なんだぞ。
 王座を得ることは不可能だ」

「いいえ。
 私がもしも男だったら、公主を前面に立てて民心を掴んで、
 玉座を得ようとするでしょう」

「…」

「チョナには分からないのですか?」

キム尚宮は自分の罪をひた隠しにするように、声を荒げます。
「チョナは私を説得しようと思っていますが、
 私が正しいこともご存知のはず!」
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そこに内官「チョナ~、緊急事態です」
御医も一緒です

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チョンミョンの機転で毒のことが発覚しました。

「あなたは毒が入っていないと言うが、
 では飲んでみなさい!」

「え?!」

逃げ出そうとする医師のところに間に合ったジュウォン

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光海と御医は銀のスッカラク(さじ)が黒く変色することで確認します。

ジュウォンは、
「チョナ。背後に誰がいるのか捜査します」

「いいや。 誰がやったか解っている」

そして、内官にはキム尚宮を秘密の場所に連れ出すよう命じます。

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チョンミョンは光海に直接
「1613年のあの日の真実を教えて下さい」

「…。公主…」
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「なぜ、ヨンチャン(永昌大君)が死なないといけなかったのですか?
なぜ、私が家を追われるるように逃亡しないといけなかったのですか?」

「…」

「言ってください。
いったいどうして、チョナと私、
私たち(ウリ)がこのような反目する立場に陥ったのですか?」

ホ・ギュンが八つ裂きの公開処刑の後で、
イチョムは酒の誘いますが、光海の義弟のユ・ヒボンは気が進まない。

宴席に行くよう勧めるチャプチェ役人に、
「お前は今度はイチョムから私に鞍替えなのか?!」
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二人が目撃したのは
キム尚宮が連れ出される光景
すぐにイチョムに伝わります。

「!」
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光海はチョンミョンに迫られて
「真実か…。
 1613年のあの日の真実を知りたいのか?」

「ええ。 今まで私は、あの事件は、
 全てがチョナの命令の下で実行されたと信じていました。
 チョナ…」

「…」

「キム・ゲシとイ・イチョムが、
 チョナの命令で実行したと思っていました。
 弟のヨンチャンを殺し、
 私を追跡してきたのはチョナだと思っていました。」

「…」

「しかし、どうしてなのですか? 
今は私を守ろうとしています」
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「…」

「それとも、私の誤解なのでしょうか?
チョナは何もしなかったのでしょうか?」

「いいや。どんなに避けようとしても、
私の部下たちの仕業なのだから、私は責任逃れはできない
どうやって責任逃れができると言うのか…?」

「チョナ…」

「あの日、
そなたを追跡していたのはキム・ゲシとイ・イチョムだ

「…」
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「しかし、私はその事実をこれまで隠してきた。
 解るか?」

「…」

「知っていながらも、私が全てを隠蔽してきたのだ。
 私だ」

「どうして、なぜああなってしまったのですか?
 聞きたいのです。
 チョナから直接聞きたいのです。
 なぜ彼らは罪もない子供を殺そうとしたのですか?
 チョナもなぜ隠してきたのですか?
 しかも、また私は殺されようとしました」

「…」

「こうしてなのですか?
 小さなヨンチャンと私たちが
 いったいどんな罪を犯したと言うのですか?!」

「いいや、ヨンチャンにもチョンミョンにも罪はない
 公主…。
 それはまるで信じられないような予言のせいなのだ」

「“私に関する予言”のことですか?」

「…」

「チョナ。 いったい、どういうことですか?」
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大妃がイ・ウォンイクとイ・ハンボクに説明したことを、
イ・ドクヒョンの言葉を借りて再度ホン・ヨンにも説明します
「では永昌大君ではなくて、あれは公主媽媽のことを…」

「だから彼らは公主を殺そうとしたのです」

「誰も信じはしないような話だが、
 だから彼らはまず大君を狙い、
 次には公主を狙ったんだ」(ウォンイク)

「大妃媽媽がいるというのに、
 知っていながら隠した者がまだ生きている」(ハンボク)

「だからなのですか?」(ヨン)

「そうだ。だから我らは明日ここを出る。
 どうか大妃媽媽の安全を確保して欲しい」(ハンボク)

「媽媽…」

「とても困難なお願いですが、
 公主の安全のことを思うと、
 大監にはひざまづいてもお願いしたいのです」
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チョンミョンと光海

「チョンミョンな~」

「いいえ、チョナ。 私は信じられません。
 人々はそんな話を信じると思いますか?
 誰かのそんな予言などを…?」

「いや、そうなんだ。
 人はそんな言葉に踊らされるのだ。
 だから彼らはそなたそんな罠を掛けて、
 政争による謀反者に仕立て上げようとしたのだ」

「“政争と陰謀の罠”ですか?
 私がその愚かな予言に巻き込まれているのですか?」

「…」

「いいえ、そんなことはありえません。
 こんな真実があってはいけません」

ジュウォンも下がったところから一緒に聞いていました。

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カン・ジュソンのところには内医院(ネイウォン:王室の医院)の医官から手紙。
キム・ゲシの件です。
「キム・ゲシが逮捕されて、
 ファイという名の男が公主だったのか…?」

ジュソンの妻・ユン夫人は、
イヌの衣服をすべて焼いてしまうように命令。
あの告白により完全に絶縁されたようです。

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家族に別れを告げにきたイヌにジュソンは聞きます

「なぜなのか? 
 私を裏切った理由は“女”なのか?」

「どういうことですか?」

「公主だ!
 火器都監にいた“ファイ”という技術者だ」

「アボジ…」

「チョンミョン公主は生きていたのだ!」

イ・イチョムはキム尚宮の逮捕の訳を知りたがっています。
そこにカン・ジュソンからの手紙。

カンジュソンは息子が“自分の血を引くもの”である以上、それを“証明して欲しい”と、イヌ経由でチョンミョンと光海との真実を暴こうとします。
「光海は墓穴を掘っているのだ」
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火器都監でもファイが女だったことと、王室の一員だったことが噂。
嘘か本当か大議論をしています。
「どうしよう…?
 媽媽の手を汚い手で握ってしまったわ…」
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ドラマ『朱蒙(チュモン)』では、チュモンが紀元前に半島を国を統一するにあたり、大きな課題が鉄器の開発と経済力でした。
「漢」と漢の鉄騎兵に対抗するためには、ソソノ達の商団と、脇役の軍器博士(クンギバクサ)の力が大きな貢献をしました。

<王朝絵巻 シーズン3>
「漢民族とは?」①

ウィキペディアや他のネットを読んでいると、漢民族の「漢」の字は、大陸を統一した始皇帝の「秦」を経て「前漢」時代に起因するようです。
「後漢」時代など、当時でも人口は数千万人とのこと。
まだ紀元前のことです。
さらには、今後ドラマにも出てくる「清」の時代になると既に人口が2億人を越え、それからもその倍の4億人へと拡大していく国へと大きくなります。
それでも、紀元前に半島を統一して高句麗を建国したように、ドラマ『朱蒙(チュモン)』では朝鮮民族も漢民族に対峙・抵抗できたようです。
その紀元前の頃、島国の日本は卑弥呼の邪馬台国でした。

700年以上ワープして、“なんと(710年)綺麗な平城京”と歴史の勉強で年代を覚えたのが「奈良時代」の始まり。
当時の大陸は耳慣れた言葉の「唐」の時代で、半島は高句麗・新羅・百済の三国時代の後、「新羅」が統一して、その後にドラマ『善徳女王』の時代に入ります。
他方では高句麗の血を引くドラマ『大祚榮(テジョヨン:대조영)』の「渤海」が現在のロシア沿海州あたりに生まれています。

このころも(当然ですが)それぞれがお隣同士ですから、交易がありました。

(<王朝絵巻 シーズン2>から<シーズン3>に移りたいので、ちょっと書き始めました。
 プレリュードとして6回に分けて書こうと思っています)
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