華政 第17話(中) 事件の真相

華政 第17話(中) 事件の真相

大北派の領袖・チョン・インホンは、
まずは「事件の真相を捜査すべき」との態度ですが、
ホ・ギュンは1613年の“7人の庶子事件”のことを思い出しつつ、

…チョナ、
 決断して下さい。
 チョナにとっては事実はどうでも良いはずです。

と、過去の事件と同じく、“政争の具”として大妃を罰することを期待しています。

「すでに告白も出ているから、捜査は不要だ。
 明日は王室の者たちにそれぞれの意見を聞くこととする。
 この出来事には大妃が絡んでいるからだ。
 王室の者も重臣たちも、全員を罰することについて協議したい」
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キム尚宮には

「一人にしてくれ。
 またそなたは、
 これは大妃を廃する機会だと言うのだろうな」

「チョナ。 これはチョナの間違いではありません。
 大妃が不審な動きをしたからです。
 なぜ自分を責めるのですか?!」

「“責める”? 
 あの手紙にあったように、私は自分の家族を殺したんだ。
 私の義理の祖父や無実の義弟や義妹もだ」

「いいえ、あれは私がイ・イチョムと共にやったことです」

「いいや、私だ。
 王座を得るために支払った代償だ。
 しかし、
 それがここまで問題を引きずるとは思わなかった。
 大妃から私が子供たちを奪ったんだ。
 その母親を罰するなんて…」
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ホ・ギュンとカン・ジュソン

「ははは、言ったとおりでしょう。
 餌にすぐに喰い付いた」

「次はどうするのか?
 大妃媽媽の廃妃なのか?
 王の義母の大妃の廃妃なのか?」

「いいえ、今度は大監のお金を使うときです」

「お金か…」

「ええ、
 大妃に近い王室と官僚たちを宮廷から追い出すのです。
 さすれば連中は“大妃を死罪にする”と言い出すでしょう」

「大妃を殺すと言うのか?」

「ええ、私には大妃の生死は関係ありません。
 大監への贈り物です」

「…」

「そろそろ次の王を選んでください。
 光海に大妃を殺させて、
 その後は光海を追い出すのです。
 これで一石二鳥です。
 次は大監の世の中が来ます」

「どうも、今日はそなたがちょっと気に入った」

「は~、ははは! 
 李氏だけが王になれるという法はないでしょう」
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夫人のユン氏は危険だというのですが、
ジュソンは「もう馬は走り出した。途中で降りると怪我をする」

「ホ・ギュンは狂った馬です」

「一度は暴れ馬にも乗ってみる必要はある。
 大妃と同時に光海も消すということは、
 狂った奴しかできない」

キム尚宮とイチョム

「知らないだろうが、どうも陰謀の臭いがする」
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妓房

「どうして自分の家を偵察しているのですか?」

「知っているだろう?
 俺は世界一の風来坊だからさ」

イヌはカン・ジュソン(父親)の動きを追っています。

ここで、明日は光海が直接王室の親類から意見を聞くことになったとの噂も耳にします。

「今夜のことは秘密にしてくれ」

「我々は忠誠を尽くします」
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ファイ(チョンミョン公主)とイヌ

「媽媽…」とイヌは明日の会議のことなどを話します。

公主は
「私が馬鹿だった。
 あのホ・ギュンが王と戦うと言うばかりに、
 その話に乗ったようなものだ。
 利用された」

「いいえ、彼は王の反対者です。
 媽媽の間違いではありません。
 他にも陰謀に加担した者を知っています。
 標的はチュサンです」

「どうしてそれを知っているのですか?」

「今はそれよりもこの陰謀を暴くことです。
 しかし、なぜ大妃なのか解らないので、
 もう少し背景を調べます」

「ところで校理は私に加担してくれないのですか?
 もしも私が真実を話すとすれば…?」

「忘れたのですか?!
 ジュウォンは王の男なんですよ!

「…」

「たとえ媽媽が生きていると知っても、
 媽媽には協力できません。
 媽媽に協力するということは、
 王に反旗を翻すことになります」
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ジュウォンは捕盗庁の知人を訪ねてファイの戸籍の調査を依頼します。
自分でも「なぜこれにかかわるのか解らないんだが…」と。

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キム尚宮はこの謀反事件には裏があると光海に伝えます。

「イ・イチョムが言っておりました。
 何も言いはしないものの、何かを知っているようです」

「ホ・ギュンではないか?」

「え?」

「イ・イチョムは私には内緒で誰かを探っている。
 イ・イチョムを無視する者はホ・ギュンではないか?」

光海は真実を知るためにも大妃に会わないといけないと言います。

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そして大妃には真実を知りたいと、

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「なぜ慶運宮を出たのですか?
 なぜ臣下に会ったのですか?」

「私になぜ聞くのか、チュサン。
 あなたが仕組んだ罠でしょうに!
 あなたの方が私よりも知っているはずだわ!」
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「そう言わないで下さい、媽媽。
 私は媽媽を救えないものかとここに来たのです」

「…」

「媽媽だけでなく、私自身の為でもあります。
 自分たち全部のためです」

「何ですって?は! 自分たちですって?!」

「…」

「そんなことは以前にも聞いた。
 あの日、玉座に就いた日だわ」
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…ヨンチャンもチョンミョンも私が守ります。
 傷つけることはありません。

「信じた私が馬鹿だったわ。
 結局は二人の子を失った!」

「…」

「その上で、私に真実を尋ねるのですか?!」

「…」

「光海! あなたは人間じゃないわ!」
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キム尚宮が兵士と一緒に入り

「大妃をどかしなさい!」

「いいや、止めるのだ!
 媽媽の気持ちを考えろ!」

そして「明日は媽媽の罰について協議します。その時までに答えを下さい」

「…」

「私が人間として約束したことは、
 王であっても取り消しません」

「…。いいえ!
 殺して!
 あなたを信じるよりは死んだほうがましだわ!」

「…」

「あなたは死んだ子の“数珠”さえ利用するなんて、
 卑劣だわ」

「?!」

「あなたは死んだ子の数珠で私たちをおびき出したのよ!」

「え?!今何と…。
 亡くなった公主の“数珠”と言いましたね。
 もう少し聞かせて下さい」
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早速、イ・イチョムを訪ねます

「ホ・ギュンは誰と会っていたのか?!」

「チョナ…」
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「カン・ジュソンではないか?」

「いいえ、
 火器都監のファイという男と会っていました」
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韓国では“ドラマのMBC”だと言われますが、SBSも合わせて両地上波の2局の『亀巖ホジュン』、『チャン・オクチョン』そしてこの『華政』を見ていると、歴史観の変化を感じます。
この1年は歴史劇に焦点を充てていたKJSなのですが、当初から求めていたのは、チャン・オクチョン(張禧嬪:チャンヒビン)と光海君(クァンへグン)の復権だったので、このところの1年間はMBCとSBSの史劇にとても満足しています。

また、KJSを応援・コメント戴いているAPBさんのコメントにあるように、第19代王・粛宗も第15代王・光海君も、“公”と“私”を明確に分けています。
このドラマの光海(クァンへ)はジュウォンに「何も感じなくなることだ」と“公”の場での生き方を教えます。
他方では、チャン・オクチョンは“私”に生きた女性だと思います。

そして、これからの光海には心の変化を感じます。
光海は“私”を捨てて王道の教えに従いました。
これは儒教なのでしょうか?
しかし、公の場でも私の場においても“義”を説いたのが儒教ですから、「人間光海君」を楽しくフォロー(追いかけ)したいと思います。

夏は百日紅(サルスベリ)くらいしか目立つ花はないな、などと思っていたところ、カンナが咲いていました。
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