華政 第9話(上) 私はファイだ

華政 第9話(上)

「あ~、ホン・ジュウォンか~。いい名前だな。
 それで火器の製造所で働いているんだな。
 武器や火薬を作る火器都監のことは聞いている。
 王様が熱心だとか…」
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「なぜ知っているのか?」

「あ~、長崎の硫黄鉱山で働いているから、
 自然と耳に入る」
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チャギョンとクバクが来て、一緒に帰ろうとすると、

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ジュウォンが引き止めて、
硫黄の密貿易もやっていたのかとの質問。

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こちらは光海の側室
(淑媛:従四品)の宮殿

「この宮中に来てから、全てが分かっている」と、
キム尚宮が用意した滋養の湯薬の器を
床にひっくり返しています。

「8人以上の側室に子供ができないからだ」
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キム尚宮は、
「ええ、噂は聞いています」
と微笑んで、
「私の嫉妬のためだ」と。

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中殿のユ氏が鎮めて
「私も噂は知っている」と聞くと、
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「これは幸運のことではないのでしょうか?」と
世子候補は一人の方が中殿にも幸いではないでしょうかと切り替えします。

「これは天の思し召しです。
 私はチョナのお出かけの準備がありますから
 ここで失礼します」
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カン・ジュソンのユン夫人がやって来て、

「チョナが今日から出かけると聞いて、
 お淋しくないかと、やって参りました」
と。

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火器都監

武器弾薬を持って北方の国境地帯に向かう光海。
イチョムがなぜ王が長期に亘って宮殿を離れるのか、“他に理由があるのですか”といぶかるので、

「武器弾薬だけではなく、
 国境警備の兵士たちの士気を高めるのだ」
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そして世子のことを
チョン・インホン(大北派領袖)と義弟のユ・ヒボンに託します。

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幽閉状態のインモク大妃を見舞うのは、元領議政のイ・ウォンイクとイ・ハンボク。

この二人以外は訪問客がいないようですが、
「今日は門を開けて、
 チョナの外出の様子を見たい」と。

大妃が外に出ようとする理由は
「最近はチョナの顔が心の中でぼやけてきたのです。
 しかし、忘れることはありません。 あの顔…」
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出かける前に世子に語った光海の言葉は、
「誰にも顔の裏を見せるな、王だからだ。
 王として考えている望みや意図や
 恐れさえも見せてはならない。
 全てを自分の手で掴むんだ。
 いつかお前にもそれができるようになるはずだ。
 掴んだらまた次のことを考えるんだ」
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門を開けて隊列を見るインモク大妃

光海の馬上の姿を見ながら、

…私が力を付けてそなたを倒すまで、待つのだ。

こちらは江戸

ジュウォンはファイに出会ったので、イダチに会えるかもしれないと思って、仲介を頼んでいます。
しかし、親分いわく、
「イダチがどんな奴か知っているのか?」
とファイに。

イダチは江戸に硫黄を供給する一方で、明国に密輸している男のようです。

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ファイと親分

朝鮮の使節団がイダチと会いたがっているので、親分は「なぜだ?」

江戸では長崎と違って、密輸を取り締まる役人や軍隊が賄賂の金額次第ではすぐに寝返るので身の危険があるとのこと。

ファイは、
「銀貨500両で仲介ができるのに、
 機会を逃すのか?」

「危険を冒すよりも、
 俺達の硫黄をそいつに直接売ればいいんだ」

「役人が欲しい量は2万斤だぞ。
 我々の手には負えない量だから、
 仲介手数料だけ貰って
 マルノは逃げれば良い。
 あとは私が何とかする」
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「ファイや…」

「私は一人だけでも行く」
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ということで、マルノは紹介状だけ準備して
後は責任が持てないとファイに、

「イダチの番頭に取り次いでもらえ」

「マルノ…。 コマウォ」
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ファイは胸に短刀を忍ばせて…。

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他方、チャギョンは男物の服を調達

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チャギョンは、
「そのお役人に着てもらえ。
 イダチの商団に会うには和服がいい。
 その後、上手く行ったら朝鮮に帰ればいい。
 そうしたいのだろう?」

しかし、「失敗するな。死んでもいけない」
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「心配ないさ。私はファイ(火伊)だ。
 “火”だからな
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外交使節②

この「朝鮮通信使」の使節団は、
多い時で500人にも及んだそうです。
ドラマでも大歓迎の様子が描かれました。
中には絵師や楽団もいたので、庶民は楽しみ。
文化使節団でもあったというわけです。

そのルートは漢陽から釜山、そして壱岐・対馬、
瀬戸内海を通って東海道を進みました。
江戸幕府の招待なので、警備だけでなく、
接待などなどで派手な饗応を受けたそうです。
ドラマでも道行く使節団に道を空け、
箱根の関でもどちらかといえば、
フリーパスでした。

以前の室町時代の日本からの使節は、
このルートを逆に上って首都・漢陽に行きました。
そして、その際の情報を豊臣軍が利用し、
1592年の壬辰倭乱では漢陽を攻めました。
したがって、
朝鮮王朝は日本とは逆に警戒が強く、
日本からの使節団の受け入れは釜山まで。

ややバランスに欠ける日韓外交とはいえ、
日本も、
長崎の出島だけに限定したオランダ貿易でした。
さりながら、対馬と釜山とのルートは、
重要な日韓の交易ルートであったということ。

貿易・経済を考えると“鎖国”と言うのは政治。
庶民の実態は大いに交易・交流を享受した。
そう思います。

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