キム・イヨン作家と『華政』『イ・サン』

ここKJSでの『華政』は明日から第5話に進みます。
そして第7話までで5年が過ぎ、時は1618年(光海10年)
史実でのチョンミョン公主(ドラマの“ファイ”)は歴史では15歳。
ホン・ジュウォンは、同じく12歳です。
まだまだこれからなのですが、歴史に残る光海の汚点は第5話で終ります。

第15代王・光海君の負のイメージは、親族二人の処刑にかかわったこと。
光海君が即位してから約5年までの出来事でした。
正室の子(大君)にかかわることなので、インモク大妃の恨みは想像以上に深いもの。

これは第21代王・英祖が、息子の世子を“米櫃”で餓死させたことと並んで、有名な事件。

しかし、
①大妃・インモク(仁穆)の実父
②大君のヨンチャン(永昌:異母兄弟)
この二人の死には、キム尚宮とイ・イチョムの二人が裏工作をしたということが、その後の二人の処刑(1923年)でも明らかです。

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今回、キム・イヨン作家が取り組んでいるのは、『華政』での貞明(チョンミョン)公主です。
父の宣祖の正室・仁穆(インモク)王妃の長女ですから、光海君とは異母兄妹。

作家がチョンミョンに焦点をあてたのは、『トンイ』と並んで歴史の中の落とし穴の女性に着眼したのだと思います。

第7話からは大人になったチョンミョンの始まり。
これは光海君の即位から10年を経たころのことです。
第10話で、彼女は日本(長崎~江戸)から半島に帰ります。
そして第17話でチョンミョンは公主として宮中に姿を見せます。

1.もう一度キム・イヨン作家のドラマ作品を振り返ります

作品
1999 MBCドラマ「ホジュン」
2001 MBCドラマ「四姉妹物語」
2001 MBCドラマ「我が家」
2002 MBCドラマ「マイラブパッチ」
2005 SBSドラマ「億万長者と結婚する」
2007 MBCドラマ「イ・サン」
2010 MBCドラマ「同伊 トンイ」

2012 MBCドラマ「馬医」
2015 MBCドラマ「華城」

作家の作品の中のゴチック体の4作目の視聴中です。
見ている『華政』(4作目)で気付いたことに触れますが、私としては次が新たな発見です。

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2.キム・イヨン作家と『華政』と『イ・サン』

ウィキペディアの中字版を見ると次のように読めます。

・貞明公主 - 息子の洪萬容の曾孫が
 洪鳳漢(ホン・ボンハン)でその娘が
 正祖の母の恵慶宮洪氏。

また、
チョンミョンの夫はドラマの“ホン・ジュウォン”
(ホン・ジュウォンは本名です)
二人には7人の子が誕生しました。

・夫:永安尉洪柱元
 (ホン・ジュウォン:1606年-1672年)

o長子:名台望、夭折。
o次子:洪萬容(1631年-1692年)、
 初名台器。
o三子:洪萬衡(1633年-1670年)、初名台衡。
o四子:洪萬熙、初名台鑑。
o五子:名台亮、夭折。
o六子:名台六、夭折。
o長女:名台妊(1641年-1678年)、適曺殿周。
o七子:洪萬恢(1643年-1710年)、初名台七。

映画『逆鱗(邦題:王の涙)』では、キム・ソンリョンが第22代王・正祖の母の恵慶宮を演じました。
彼女こそが貞明(チョンミョン)とジュウォンの血を引いていたということです。

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以下、映画『逆鱗』の一部です。
http://jumong007.blog133.fc2.com/blog-entry-2281.html

イサン(李祘)の母は恵慶宮(ヘギョングン)・洪(ホン)氏

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政局は老論派が牛耳っているので、
「とにかく生きなさい」と…。

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3.1623年のクーデター

光海君は66歳まで生きるのですが、在位期間は15年。
ドラマは残る在位期間に何があったのか?
1623年のクーデターまであと何話なのでしょうか?

第7話までで、光海君とキム(ゲシ)尚宮について、彼らの生き方・考え方が明確にされ、対抗する人道主義派のイ・ドクヒョンが亡くなります。
“王座とは?”が、これまでのテーマだったと思います。
王座を得て、守りに入った時、“国民”はどこに行くのか?
政争に翻弄されてきた光海がそれを糧にどのように変わるのか?

光海君の残りの在位安定期が短いのが残念。
既に私見では、光海君の功績はその負のイメージを上回るものだと“ひとくくりに”15年を決算していましたが、このドラマを通じて時の流れ、歴史の流れの横軸を引いてみると、もう少し明確になると思います。
①税制改革に続いて、②明国、後金との駆け引きへと、内政から国防・外交へと歴史と共に展開して行くと思われます。

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今朝から横浜元町~中華街を歩き、中華街では“中国(台湾)茶”の専門店を覗きました。
光海君のお茶をたしなむシーンが多々あるので、ちょっと興味をそそられました。

JR石川町駅よりもちょっと関内駅に近い「悟空」という店です。
便利なカップがありました。

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