華政 第3話(上) 機会到来

今日は七夕ですね。
皆様の夜空はいかがでしょうか?
今朝はハワイから“海と空”が届きました。
sea sky 2
(photo by makomako)

華政 第3話(上) 機会到来

第3話のイントロは、過去に遡って、
仁穆(インモク)王妃が公主(#)を生む前のころ。

# 正室の娘は公主(コンジュ)
 側室の娘は翁主(オンジュ)

# 貞明(チョンミョン)が生まれたのは1603年。
 したがって、
 光海が第15代王になった1608年の時は5歳。

インモクの夢の中にあの預言者が出てきます。
その預言者ナム・サゴの言葉は、
これから生まれて来る子を必ず守るのです
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第3話 本編

物語は1613年となります。
光海の即位5年目のこと

当時は名門両班の子であっても、
庶子は出世がほとんど制限されていたので、
7人の庶子が鬱憤晴らしに飲んで騒いでいたようです。
中国の儒学者「竹林の7人の賢人」気取りです。

次の動画のように折りしも強盗殺人事件
この事件が起きた際に、
キム尚宮たちがこの事件を後に悪用します。

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<第3話 はじめの7分>

時はその年の「小正月」の3月
宮廷ではお祝いの準備中でした。

しかし祝宴は中止になります。

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イ・ハンボク
「チョナが怒っている」

イ・ウォンイク
「チュサンこそ
 もっと官僚たちと対話することを学ぶべきだ」

そこに光海
「祝宴を中止しておきながら、
 こんなところでみんな集まって祝っているのか?」

「…」

ドクヒョンを呼んで、
「あなたまで一緒に集まって、
 遷都(# パジュへ)に反対なのですか?!」
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# イムジン川の傍です。

「いいえ、理由もなく反論はできません」

「北方民族(ヌルハチ)が力をつけているんですよ!
 戦闘準備をしないといけない」

「解ってはいますし、
 そのうちにそんなことも起きるでしょうが、
 遷都には国費がかかるんです。
 つまり、国民の負担が大きくなります」

「…」
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チョン・インホン(大北派の領袖)は、

「いいや、税法の改正で国民生活は安定した」

「そのとおりだが、
 大同法はまだ京畿道にしか施行されていない。
 国民のことを考えると遷都は負担だ」
(イ・ウォンイク)
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「庶民とかどうでもいい。
 国民の生活どころではないです。
 未だに西人派が居座っています」
(イ・イチョム)

「国民の生活を議論しているところに、
 派閥の話?!言葉を慎んでください!」
(ホン・ヨン)
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光海は、
「先王のときから西人派の勢力が強すぎて、
 大北派とはいえ無力だ。
 何をしようとも阻まれている!」

「そうであっても、国政は論じないといけません」

「そうしてきたんだ!
 しかし、
 この5年間で何を成し遂げたというのか?!」

「…」

「これでは誰が王になっても何も変らない。
 何も変らないんだ」

「チョナ!」

「そなたも反対派と同じなのか?
 これでは私が孤立するばかりだ」

「…」
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チョンミョン(貞明公主)

すっかり成長した様子ですが、
やんちゃなところは…。

こちらはホン・ヨンの息子のホン・ジュウォン
(勉強が好きでした)
1ヶ月も山にこもって勉強していたようです。

「お父さんは元気ですか?」

「勿論です」

チョンミョン
「あ~、宮中は退屈だわ。
 また、音楽を聴かされて、いつだって
 “ほ~ほほ”って笑顔だけしか見せられないわ」

木登りしたチョンミョンは、
馬の背にあっても
読書を欠かさないジュウォンを見かけます。

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木から落ちてきても平気なチョンミョンを見て
チェ尚宮は気絶
「あなたは公主なんですよ。
 2週間前は池の氷の上で滑っていたり…」
と生きた心地がしないようです。

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中殿は、
「臨海が死んでから不可解なことばかりだわ。
 今度は誰なのかしら?」
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キム尚宮とイ・イチョム

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二人は臨海が殺された件も含め、
光海が簡単には動かない。
しかし、やるしかない。
と今度の標的は8歳になったばかりの永昌大君。

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正殿(キム尚宮を前に)

「この座を得るまでに16年も耐えて、
 親族の命さえも奪った。
 もうそんな辛さは欲しくはない」

「…」

「これは私の政治の最初だが、
 そなたはこの玉座に座るともっと辛いと言った。
 そうだ。もう他には欲するものはない。
 しかし、そなたは私には、
 まだ辛い選択の余地があると言っただろう?」

「…」
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イヌは弓の名手のようで、市場では賭け事

「さあ、俺と1両30銭を掛ける奴はいないか?」

誰もいないと思いきや、ジュウォン

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中殿と永昌とチョンミョン

「でもねぇ、今日のテボルグのお祝いは中止だわ」

遊びすらできない宮中では、
小正月の楽しい庶民の遊びが羨ましいとチョンミョン。

「こんな所にいたら一生楽しめないわ」

永昌大君も、
「毎日“かくれんぼ”だけではつまりません」

凧揚げとか花火を見に行こう…。
ということで、

「“かくれんぼ”
 の振りをしながら宮中から出ましょう…」
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史実では、
光海君のために大北派のイ・イチョムとキム尚宮が、
まさに暗躍して、光海の親族の命を狙います
昨日に続いて既に紹介した
<王朝絵巻>のシーズン1からです。

光海君は33歳で即位してその後15年在位しますが、
以下のKJSの記事にあるように、
『華政』の今後の5年ほどと、
10年後をカバー
しています。

http://jumong007.blog133.fc2.com/blog-entry-2211.html

王朝絵巻 パート2 「女性たちの韓半島(한반도)」
その⑰「悪女:キム尚宮 その2」


キム尚宮(金 介屎:ゲシ)の次の標的が
永昌(ヨンチャン)大君(テグン:正室の息子)です。
第14代王・宣祖には正室の子がなかなかできず、
王が亡くなる2年前に2番目の正室の
仁穆(インモク)王后が生んだ嫡男です。

宣祖が亡くなるのは、
1608年のこと、当時嫡男はまだ2歳だったので、
王座には自然と決まっていた光海君が即位。
それでも執拗にキム尚宮は永昌大君を狙います。
そんな中で、とある強盗殺人事件が発生。
この機会に、
これは単なる事件ではなく、
“武器をも集めており、
仁穆王后の実父たちが
クーデターを起こそうとしている”と、
ありもしない嘘を「でっち上げ」ます。

用意周到に仕組まれた嘘で、
正室の実父の金悌男(キム・ジュナム)は死罪。
その妻は島流しになりました。
連座制で、
仁穆王后を「徳寿宮」に幽閉し、また、
当時8歳の永昌大君を江華島(カンファド)
に島流しにして、その後は刺客を送り込んで、
大君を焼き殺してしまいました。

しかし、キム尚宮は1623年のクーデターで
斬首されます。
クーデターは後の第16代王・仁祖(インジョ)、
当時の綾陽君(ヌンヤングン:宣祖の孫)によるもので、
仁穆王后は復権します。

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