華政 第2話(上) 公主との誓い


華政 第2話(上) 公主との誓い

1608年宣祖が亡くなります。

「チョナ。 この子達を誰が守るのですか?
 チョナ…」

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当時はまだ、
満2歳の嫡男の永昌(ヨンチャン)大君なので、
最初から世子であった光海君(33歳)が
第15代王になるのは当然です。
それが自然の成り行きですが、
王妃の仁穆(インモク)の心はどうだったのか?
彼女だけが娘と息子を授かる2番目の正室でした。

ドラマでは「まだ王の重圧には耐えられません」と。
ただし、それでも正室の長子を王に…。
そんな馬鹿げた官僚たちのためにも、なぜ?
次の世継ぎに指名できなかったのでしょうか?

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第2話(上)

インモクの父はキム・ジェナム

「とにかく娘と息子を守らないといけません。
 既にお話していたことを覚えていますか?」

「そのとおりでした。
 昨夜、不審なものが宮中に忍び込みました。
 大君を殺害しようとしていたのです」

「まさか…?」

「きっと世子が大君のことを…。
 そんな疑いもあります」

「しかし…?
 私は世子の性格も知っています」

「いいえ。 人の性格は解りません。
 玉座を譲ってはいけません。
 今はまだ、チョナの権限は王妃にあります」
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臨海君とイ・イチョム

大北派のイチョムは幸運だと。

「何が幸運なのか?!俺の父親だぞ?!」

「すみません」

「何があろうと王座は世子のものだ。
 俺が永昌を殺さなかったとしても!」

「?!」

「あの危篤の知らせがなければ、
 葬り去っていたところだ」

「今何と…? 大監…?」
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キム尚宮とイチョム

「イムへは馬鹿だわ。 永昌を殺そうとするなんて…」

「しかし、これは我々の期待でもあったんだぞ。
 今まで時間が掛かりすぎたからだ。
 あの心優しい中殿だから、
 このままでも良かったんだが…。
 返って中殿の心を乱すことにもなる…。
 どうしようか?」

「いいえ、待ちましょう。
 王子がなんとかするでしょう」

光海は臨海(兄)を諌めます

「どうしてあんなことをしたのですか?」

「これは世子のためです」

「まだオクセ(玉璽)は中殿の手にあるのすよ。
 兄貴だって私だって先々は解りません」
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光海は義理の弟に私兵の数を聞きますが、

「近衛兵たちと戦うには少なすぎます」

「戦うためではなくて、我々の生存のためだ」

領議政のユ・ヨンギュンたち
光海君が王座に付くことに反対なので、
連判(血判状)の準備をしています。

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光海とドクヒョンは対策を練ります

「私のこともヨンチャンのことも守りたい。
 骨肉の争いは避けたいのです。
 もう16年も待ったんです。
 真の国王になりたいのです。
 国民を守るための王室でありたいという誓いは
 一瞬たりとも忘れはしていません」

「…」

「私が王の資質ではないと思うのなら、
 それでもいいですが、私を信じるならば、
 どうか助けてください。 大監」

「…」

「そのお言葉を信じても良いですか? 
 大君も守りますか?」

ドクヒョンと光海は誓い合います。

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# 映画でもドラマでも動物と子供には、
 主役も顔負けすると言いますが、
 このチョンミョン公主は可愛いですね。
 彼女がこれから大きな役割を果たすようです。

光海とチョンミョン

「ここにいると思いましたよ」

「オラボニ…」

「かくれんぼの時はいつもここでしたからね」

「怖いんです。
 お父様が亡くなったので…。
 弟が死ぬ夢を見たんです」

「…」

「怖い人たちが弟を殺すんです」

「…」

「オラボニ。
 そんな怖い夢は本当ではありませんよね?!」

「そうだ。 チョンミョンは正しい。
 そんなことはない」

「…」

「さあ、チョンミョナ~。 このオラボニが約束する。
 そんなことはないさ。 この兄さんを信じるか?」

「んん」
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しかし、インモク王妃は勅書を書いています

ユ・ヨンギュンたちが光海の就任を阻むためです。
そんな時に“チョンミョンがいない”と尚宮。

こんな事態なので、
チョンミョンが見当たらないだけで大騒ぎ。

「(勅書の発動は)公主が見つかるまではダメだ!」

そこに手を繋いで光海

「世子! 何をしているのですか?!」
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「“何をしている”とは中殿では?
 私がチョンミョンと一緒なのが怖いのですか?」

「…」

「中殿媽媽こそ、
 どうしてこういった連中と一緒なのですか?」

「…」

「この子と一緒なのが怖いのですか? 
 ヨンチャンのことも傷つけるとでも思っているのですか?!」

「!」
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ユ・ヨンギュンは
「“ヨンチャン大君の殺害容疑者”を逮捕せよ!」
と言い出すのですが、

そこで光海は義理の弟に頼んでいた
犯人探しの結果を見せます。

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人の欲望は深い(高い?)。
両班でも尚宮(中人に属する正五品)でも、
一人の力では成し遂げられない目標があると、
派閥を作って他を排除しようとする。
こんなことが王朝では500年も続いたことを思うと、
民主主義の機会均等はますます賞賛に値します。
そう思います。

19世紀末頃になると、すでに欧米は進化していた。
18世紀末からの産業革命や資本主義、
それに、こともあろうに、
帝国主義からも取り残された韓半島でした。
その頃になると、
両班の地位をお金で売るなど、
身分制度も事実上は崩壊を見せていたようです

所詮はそんな“王朝絵巻”なので、
狭い社会の中で高い地位を求めるだけ。
派閥抗争もつまらないと言えばそれまで。

ただし、
“井戸の中の蛙、大海を知らず”と言いますが、
その後に、
“ただ空の高さを知る”と続くそうです。
オクチョンが「人の心は計りきれない」と言いました。
どの時代でも人の心を見ようとすると、
とても興味深くなります。
<王朝絵巻 シーズン2>でも、
登場人物の心(脚本)に迫りたいと思います。

まずは光海君の最初の偉業。
王子のころからホ・ジュンを慕い、
「東医宝鑑(トンイボガン)」の完成を支えました。

国立故宮博物館には、
名著「東医宝鑑」が保存されています。
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(2015.04.15撮影)

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