陰陽五行説など<王朝絵巻・パート5>

# 大学入試のための日本史しか知らなかったのですが、
 このところの皆様からのコメントやお便りに励まされて、
 これまでになく沢山の日韓の歴史の本を読んだつもりです。
 先に結論ですが、
 19世紀末までの明治政府の外交は正しかった。
 (世界の情勢に対応していた)そう思っています。
 韓半島が清国からの真の独立を得るために、
 明治政府は尽力したと思います。
 (逆に20世紀に入ってからの日本の軍国主義は別物)
 また、
 朝鮮王朝は第22代王・正祖(イ・サン)までが良かった。
 それ以降の5代は衰退の歴史だと思います。

 19世紀末の頃の日本と半島の歴史のことは、
 映画の『光海(王になった男)』と『王の涙(イ・サンの決断)』にて、
 毎週末に少しずつ書きます。
 この2人の王には拍手を送ります。

 <王朝絵巻>をパート6まで続けるつもりなので、
 是非ご一読くださいませ。

さて、
1.陰陽五行説(1)

「陰」と「陽」

ホ・ジュンが
「東医宝鑑(トンイボガン)」の編集を終えるに当たり、
次の言葉をしたためます。

“頭の円形は天をかたどり、足の方形は地をかたどる
 天には四季、人には四肢
 天には五行、人には五臓がある
 天には六極、人には六腑がある
 天に八風があるなら、人には八節があり
 天に九星があるなら、人には九竅がある
 天には十二時、人には十二の経脈があり
 天には二十四節気、人には二十四兪がある”
そして、
 “天が365度のように人には365の関節がある”
と…、陰陽五行説でした。

次の京都風水のサイトを調べてみました。
http://www.kyotofusui.jp/

fusui2.jpg
まずは陰陽の考え方
韓国の国旗の
真ん中にあるのは『太極図』。
「陰」と「陽」の
バランスが保たれている状態です。

陰陽はお互いに対立する性質をもちつつも、
一方がなければ他方も存在できないという関係にあり、
完全な陰、完全な陽というのは存在しないそうです。
また、
どちらかが善でどちらかが悪というわけではなく、
陰と陽の二つの気が調和することで
自然界の秩序が保たれます。
fusui1.jpg

風水の実践においては、この陰陽の関係を知り、
陰に偏りがちなときは陽を取り入れ、
陽に偏っているときは陰を取り入れ、
バランスをとることが望ましいとされます。

たとえば、水を扱うキッチンには、
暖色の赤や黄色の花を置くのが良いと言いますが、
昼間の活動中にはブルーとかグリーンが似合うかな…?

ドラマではホ・ジュンは、五行思想を
三寂寺でアン・グァンイクから学びました。

2.陰陽五行説(2)
五行思想

世の中にある万物は、
「木」「火」「土」「金」「水」のどれかに属しているとし、
それぞれの「気」に分けて考えるという自然哲学の思想です。
5つの気をさして「五行」といいます。
中国・春秋戦国時代末期には、陰陽思想とあわせて
「陰陽五行思想」として発展していきました。

fusui3.jpg
風水学の基本である五行ですが、
万物は「陰陽」だけでなく
「五行」でも分類することができます。
具体例をいくつかあげると右の五行表 。

また、
風水の実践で「五行」を活用していくときに重要なのは、
「相生・相剋」の関係をうまく取り入れること。

fusui 4



fusui5.jpg

この「相生・相剋」の関係を知り、
足りない物を補ったり、
省いたりしながら気を整えていくことが大切とのこと。

http://www.kyotofusui.jp/

私は夏生まれ“火”なので、春の“木”との相性が良く、
“金”と“水”の秋と冬生まれの人との相性は良くないのかも?

tao ism 2

3.道教

道教とは?

ホ・ジュンの「東醫宝鑑」には道教の思想が反映されているそうです。

ウィキペディアで調べると、

道教は漢民族の土着的・伝統的な宗教である。
中心概念の道(タオ)とは宇宙と人生の根源的な不滅の真理を指す。
道の字は辶(しんにょう)が終わりを、首が始まりを示し、道の字自体が太極にもある二元論的要素を表している。
中国では儒・仏・道の三教が各々補完し合って共存しているとするのが道教の思想である。
食生活においても何かを食することを禁ずる律はなく、さまざまな食物を得ることで均衡が取れ、長生きするとされる。
現在でも台湾や東南アジアの華僑・華人の間ではかなり根強く信仰されている宗教である。
西欧では、19世紀後半にタオイズム(Tao-ism)の語が造られた。

以上のように、ホ・ジュンという人は、
儒教や仏教の教義にはとらわれずに、
人と自然との調和を大切にしたと思われます。

4.雑記 보신탕 (補身湯 )のこと

江戸時代に平賀源内が夏の暑いときには、
ビタミン豊富な“うなぎ”を食べるように勧めたことが、
土用のうなぎの始まりだったと言われていますね。
同じように韓国では、
ホ・ジュンが「東醫宝鑑」を通じて滋養強壮のため、
血流を良くする犬の肉を
「보신탕 (補身湯:ボシンタン )」にして食べることを推奨。
今では犬に代えて「鶏」にしていますが、
真夏の夜の「参鶏湯(サムゲタン)」はひとしお美味ですね。

このところ寒いので、今週はウナギ+サムゲタン+カルビと、
少しずつ栄養補給を行いました。

にほんブログ村 テレビブログ 韓国ドラマへ
ランキング@にほんブログ村
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

王朝用語・脚本家など
ドラマと映画・感想など

openclose