オ・チヌファンの写真集より

# 8日(日曜日)に引き続き、知人の写真家
 オ・チヌファン(HN)から分けてもらっている写真です。
 未公開のものばかりを
 次週からもご本人の文章・コメント等でアップします。

「哲学の道」の桜

tetsugaku2.jpg

京都市内の桜の名所は数あるが、哲学者、西田幾多郎にちなむこの『哲学の道』の桜も、また圧巻である。
『哲学の道』は、熊野若王子神社から銀閣寺付近までの琵琶湖疏水に沿った道であり、春の桜、秋の紅葉とも魅力満載の古径である。
以前は、『思索の古径』と言われていたが、哲学者、西田幾多郎が、よくこの道で思索にふけっていたところから、いつの頃からか、『哲学の道』と呼ばれるようになり、昭和47年に正式名称となった。
現在は、日本の道100選にも選定されている。

『哲学の道』桜2

高野川の桜

高野川の桜1

京都には橋の上から眺める見事な桜の連なりが存在する。
出町柳は加茂大橋から見る高野川の桜である。
この加茂大橋から北側を見て、左・賀茂川、右・高野川となるのであるが、ここで二つの河川が合流し、これより下流が、有名な鴨川となる訳だ。
古来より今出川通りを歩く人々は、加茂大橋から見下ろす『高野川の桜の連なり』を、きっと美しい絵巻物を見るような心持ちで眺めてきたことだろう。
それにしても、賀茂川、加茂大橋、鴨川と全て使われる字が異なるところなど、いかにも京都文化の側面を見るようだ。

高野川の桜2

法然院の椿とつくばい

「つくばい」とは日本庭園の添景物の一つとして、茶庭に設置される手水鉢(ちょうずばち)の一つである。
茶事の折、客人が席入りする前に、ここから柄杓一杯の水をとり、手を洗う事によって身を清めるのが道具としての本来の使命であるが、同時に、禅庭には、かかせない点景の一つにもなっており、京都では、ことに竜安寺や東福寺のものが有名である。
しかし、左京区鹿ケ谷にある、ここ法然院にも、毎春の特別公開期には、他にはない艶やかな点景と化し、訪れる人の目を一点に引き寄せてやまない『つくばい』が存在する。
まさしく法然院の椿とつくばいのマリアージュによってのみしか完成しない協奏曲のようである。

houzenin.jpg

三千院のわらべ地蔵

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三千院と言えば、京都市左京区大原にある天台宗寺院としてあまりにも有名であり、毎年多くの参拝客、観光客が訪れるが、その境内の広さ、伽藍の数、門跡寺院としての歴史など、その魅力は多岐に渡り、いずれも深い。
しかし、この三千院を訪れたなら、国宝級の幾多の貴重な仏像や伽藍などに目を奪われるだけではなく、ふと散策の折、ご自分の足元にも注視されると良い。
こんなにも素朴で愛らしい石仏に出会えるであろう…。 

「わらべ地蔵」である。

warabe 2

(撮影およびコメント:by オ・チヌファン)

来週は、
「オ・チヌファンの写真集より…
 日本の街並みに息づく『古き西洋』」です。


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