『信義/神醫』より 謹賀新年 


「ウダルチ(14)  歴史とか文化とか」

새해 복 많이 받으십시오!! 
(セへ プク マ~ニ パドゥシプシヨ
 新年 福をたくさん 受け取ってください!!)
心より みなさまの 
     新年のご多幸をお祈りします!


今年もウダルチ隊の兵舎の中のゴシップのように、
みなさまのお話で愉快なBログになれば幸いです。
MINO ssi 深刻そうな顔していますね。

「クェンチャナヨ~」
無題syii13

歴史のはなし
高麗と朝鮮王朝

少し前になりますがseiaさんとの「髭」談義。
私はコメ返で「儒教は哲学(フィロソフィー)で
その基礎の上に、宗教としての仏教などがある」
といった記述をしました。
しかし、これはあまりにも現代的な解釈だと気付き、
seiaさんには謝ります。
チェソンハムニダ。

というのも、
康 煕奉(カン ヒボン)
『朝鮮王朝の歴史と人物』実業之日本社、
2011年7月からの3冊
(10月『古代韓国の歴史と英雄』
 12月『朝鮮王宮 王妃たちの運命』)を
年末に読んでいたところ、さまざまな発見をしたからです。

seiaさんが言うように、
「高麗は仏教」で「朝鮮時代は儒教」。
両者とも同じ宗教として庶民の生活と文化に
根付いていたと考えるべきだと思います。

なお、現代の韓国では以下の統計なので、
私はこれに基づいていました。

「韓国の宗教別人口」
2531_img.jpg

統計庁によると、2005年現在、
韓国の宗教人口は全人口の約53%にあたる2,497万人。
最も信仰者の多い宗教は仏教で22.8%。
若干の差でプロテスタント18.3%が続き、
以下カトリック10.9%、儒教0.5%、
園(ウォン)仏教0.2%の順となっている。
注目すべきは、
儒教文化が生活の隅々に残る韓国だが、意外にも
儒教を信仰している人は少ないということだ。
宗教というよりは、一種の生活習慣、または社会常識として
国民の意識に定着していることが分かる。また、
キリスト教信者の多さも目立つ。
プロテスタントとカトリックを合わせると
宗教人口の3割近くを占めるが、これは
東アジアの中でもフィリピンに次いで高い割合だという。
その他0.6%にはイスラム教や天道教、
韓国正教会などが含まれる。
(http://www.konest.com/contents/korean_life_detail.html?id=2531)

さて、
1.「宗教」での王建(ワンゴン)と李成桂(イ ソンゲ)

高麗の創始者は王建で、朝鮮王朝の創始者は李成桂。

ドラマでの描写からは、ワンゴンは根っからの仏教徒。
一方のイ・ソンゲは政治的に儒教を利用したとのこと。
ただし、どちらも庶民生活を安定させるために
宗教を利用する政策であることでは同じ。
このために、高麗時代には
大きな町にはたくさんのお寺があったそうです。しかし、
朝鮮王朝になると儒教が国教に制定されたので、
町からはお寺が排除されて、
近郊や山の中にお寺を移さざるをえなかった。
現在も山寺が多いのはそのためらしいです。
韓流ドラマのお寺は山の中が多いというのは
歴史的な背景なのですね。

それで、髭のこと。
科挙制度が導入されたのは中国からの制度をまねて高麗。
しかし当時は「去勢」ではなかったので、
睾丸ありの男性官僚には男性ホルモンの問題もなく、
王宮の執事や官僚たちにも髭はあった。
しかし、本格的な去勢は朝鮮王朝からだったらしく、
王朝の側近の宦官たちには髭が生えなかった由。
これがどうも、生理的・科学的な説明のようです。

2.歴史ドラマの盲点だったチェ・ヨン

チェ氏のころ。
高麗は北方の今の中国などからの脅威にさらされていた。
他方では(日本の)倭寇もありましたね。
そんな中で室町時代のように武家政治が台頭し、
中でも崔一族は高麗を実質統治するほどの
大きな勢力を持っていた時期があったようです。
これはウンスが1251年にワープしたころ。

本では崔(チェ)ファミリーが高麗を実質統治していた時代には、
外国(北方の遼や女真)からの浸入に耐えきれず
江華島(カンファド)に避難したことがあり、
そこから政治を動かしていたとのこと。
カンファドは
島流しになっていたキョンチャン先王の居場所でした。
(チェ・ヨンがウンスと一緒に治療に向かったのがカンファド)
ヨンは『名家』の末裔でゆかりの地がカンファドだったのですね。
(チェ ヨン、1316年 - 1388年)

SBS『大風水(テブンス)』はまだ中盤。
終りのころの1388年は
コンミン王の次の32代ウ王の時。
弱体化した元を支持するものと、
新しい明を支持するものとで政権内が分かれるのですが、
結局は元を支持することとなり、イ・ソンゲは明の討伐に。
ソンゲは、
・小国が大国にはむかうのはよくない。
・農耕の季節になので若者を徴兵するのは良くない。
・北方への集中は南方の守備が手薄になる。
・雨の季節には武器が錆び付き、伝染病の恐れもある。
と討伐には反対するものの、
王命で鴨緑江の下流へと出兵。

やはり雨に行く手を阻まれ、進退きわまるソンゲ。
軍を引き返す決断と共に、
逆に開城(開京:ケギョン)を陥落させます。
こうして政権を掌握。
1392年には朝鮮王朝の初代王に就きます。

こんな時代の流れの中でも
チェ・ヨンは王を守り通そうとします。
愚直なほどに将軍・ウダルチの隊長として生きた。
こんなチェ・ヨンのことを思うと、
『信義/神醫』は
歴史の盲点をついた秀作だったと思います。
性格の描写が素晴らしかった!

知れば知るほど面白いのが歴史。
もう少しこれから続けますね。

156617_l.jpg
# 『大風水』

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『信義/神醫』ウダルチ


# 今夕は『会いたい』です。
 会い隊からは新たな展開の予想(情報)…。

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# ウダルチバラック(Woodalchi Barrack:ウダルチの兵舎)

 2013年は何か新しいことを始めるか…
 などと考えてはいましたが、
 肩に力を入れないで、みんなの世界観とか
 歴史観とかを食事や日常生活の中から、
「小さな発見」をテーマにしていこうかと思っていたところ
 なんだかすでにワールドグルメとか地産地消へと
 すでに始まったようですね。
 いつも心が通っているようで、嬉しいです。
 
 幸いに海外生活の経験はあるのですが、
 北海道や東北には一度も行ったことがないので、
 国内でも小さな文化の違いはあると思います。
 知りたい(知り隊)ですネ。
 ということで、表題のウダルチバラックとして、
 兵舎内の話題もたくさんアップしていこうと思います。

そこで、まずは韓国のお雑煮(トック)を紹介しますね。
korean ozouni

 写真のように
 牛肉(すね)、
 卵焼き、長ネギ、
 もみ海苔が
 トッピング。
 その周りの
 白いところが餅。



 餅はうるち米で、日本と同じ。
 合わせ調味料(ヤンニョム(양념 / 약념)薬念)は
 韓国の醤油+おろしニンニク+塩
 おすまし風であっさり。ただしガーリック味ですよ。

では関西風
(APBさんの紀州です)
OSK201012220101_20130101011940.jpg


お雑煮
私は大阪市内で育ったので、丸もち白みそ仕立てです。
幼いころの思い出。
大きなお鍋の白みそ仕立てのお雑煮。
縁起を担いで、金時にんじん、雑煮大根は輪切りです。
小芋、お餅も入れてすこし煮込むので、お汁はどろっとしています。
ここで、椀からお餅を取り出し、小皿とって、
砂糖ときな粉をまぶしていただきます。
だから、お雑煮ときな粉がセットなのです。
OSK201012220102_20130101011940.jpg

つい数年前に「きな粉雑煮」というと知りました。





http://www.asahi.com/kansai/travel/kansaiisan/OSK201012220109.html

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