信義/神醫 最終話 (中)これからは一緒です



誘拐されたウンス

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「あの火女の遺体は
 チョン・ウムジャが
 運び去ったに違いないわ。
 遺体と一緒に、
 医仙を連れ出すことは
 不可能だろうから…。
 共犯者がいたことになる…」

「彼女はどうだったのか?」

「一晩中の高熱の後だったから…、
 あんただって
 元気だとは思わないだろう?」
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「毒は?」

「彼女は毒を乗り越えられた…、
 そう思っているわ」

「行かなくては!」

「どこに行くの?
 まず待機するようにとの
 チョナの言葉だわ」

「待機している!
 俺は待っているんだ…」

「じっと待っていなさい。
 そうすれば
 新しい情報も逃すことはないわ」

「まるで、殺されそうな感じだ!
 今、俺が!」(#)
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# ハングルでは
 「죽을것같아요 지금 나...
 (チュグルゴカッタヨ チグム ナ...)」で、
 「死にそうだよ、今、俺」です(by makomako)。

刀を取って

「…」
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チョナのところへ、

「街から北の国境まで、
 緊急の検問を命じた。それに…」

「もし、去ったとすれば、
 天の岩戸に向かっています。
 行き方は知っています」

「医仙を見つけて取り返したら、
 彼女を追って天の国に行くのか?」
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「その質問をするために私を
 ここにまだ引き止めるのですか?」

「“いいや”。
 ただ、もう少し医仙の情報を集めた後に
 行動に移して欲しいだけだ。それに
 “はい”でもある。
 これを聞くために引き止めたのだ」

「…」

「私は
 隊長がこの地でどれほど苦労して
 疲れているのかが解っている。
 だから、ついていくのかと聞いている」

「私は既に答えを差し上げました。
 私の師匠が受けた回答と、辿った道は、
 私は歩みません。
 だけれども、もう
 私はもうお傍に戻って来ているのです、チョナ!
 ですからどうか
 私の女を取り返すのを手伝ってください」
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スリバンboyとトンマンの情報

「彼らの隠れ家を見つけました」

「ウダルチの新入隊員に間者がいました。
 すぐにでも近衛兵に攻撃させるべきです」
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その隠れ家

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「誰が彼女を殺したのか?」



「え?」


「俺の義姉…、
 誰が殺したのか?!」


「は…」
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トクソン宮が来て
ウムジャに、

「そこをどけ!」

そして、

「見つけて連れ出すのに、
 宮殿内を上へ下へと調べました。
 ところで…、    どこか
 具合が悪いところとか
 良くないところがありますか?」

「…」

「まだ毒が体内に残っていますか?」
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「私は誘拐されたの?」

「いいや、護衛されて来たのです」

「では、帰りたいと言えば、
 行かせてくれるの?」

「それはダメです」

「いったい、なぜこんなことをするの?」
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「私たちは一緒に天の岩戸まで行きます。
 そして天の国に行きます。以前、
 3番目の遺品によって天の国への
 行き方が分かると言いましたね。
 ここにあります」

「!」
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スリバン

「それで?」

「俺たちは農民や友人たちに
 手紙を出して噂を広めた。だから、
 どこかで何とかして見つけられると思う。
 それにあの目立つ
 白い髪の男も一緒にいるはずだから、
 簡単には逃げきれないと思う」

「どんなことをしても
 あの男を見つけ出すのよ!
 そうじゃないと、これからも
 黒い舌の妖怪みたいに生きていくはずよ。
 アイゴ~、また出会うと思うと、
 生きた心地がしないわ。
 あ!そうだ」
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「何?」

「薬草屋を探してみたらどう?
 以前、
 プオン宮が特殊な薬を使っていると…
 そう言ったでしょう?」

「ヤンサだ!そうだ!
 ヤンサが店の全部を持って行ったところだ!
 俺が行って調べる」

「注意するのよ!」

「ああ」
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3番目の遺品(アイテムno3)

「はっ!」
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「どうかしたのですか?」

「は…
 いったいこれは何なのか…」
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トクソン宮たちの隠れ家へ

偽のウダルチ隊員の情報が集まり、
後をつけるスリバンたち

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「寸でのところで入れ違いだ」

「しかし、
 目撃情報があるところは全部調べる。
 心配するな」
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追跡を始めるヨン

「スリバンからの情報です。
 トクソン宮の馬車らしきものが
 ソキョンの傍を通ったらしいです」

「…」

「他の者を連れて後を追います」

「待つように言ってくれ。
 1人で行く」
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無事を祈るノグク公主

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コンミン王も

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「確信はないけど、手帳の残りを見ていると、
 天の岩戸は
 太陽のコロナの大噴出と関係ありそうなのよ」

「…」

「ただし、
 岩戸がいつとどこに連結しているのかが、
 解らない。
 でも隊長は同じ道を行って帰って来たから、
 一度で往復も可能だと思うわ。しかし、
 その後は何が起きるのかは分からない。
 プオン宮はこれが最初だから、
 どこに導かれるのか…」

「気にならない」
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「どこに行くのか分からないと
 言っているのよ」

「どこの世界にも通じる扉が開いていると思います」

「そこにいったらどうするの?」

「私の心の穴を埋めてくれて、
 病気を治す物を探し集める必要があります。
 集めているうちにいつの日か見つかる」

「いいわ。
 その扉に案内するわ。その代りに私を逃して…」

「我々は一緒に行かねばならない」

「私は残らないといけないから…」

「私は一緒に行きます」
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食堂・宿を調べるヨン

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柱に残されたハングル

…ケンチャナヨ…

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「!」
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# ウンスが映画で見たシーンだと言って、
 ヨンに教えた文字。
 これは『発酵家族』でもありました。
 きっと有名な映画の1シーンかも…

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夜の宿

「主人!
 今夜は全部貸切だから取っておけ。
 それに女性は体調が良くないから、
 十分に休養をとれる部屋を用意してくれ」
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体内に違和感?

「脈を診てあげるわ」

「信頼できない人の体を
 診断すると言うのですか?
 私はそんなことはしない」
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そこでノックの大きな音!

「!」
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ヨンの登場!

# ふたりが抱き合う前の会話…

「ケンチャンスミカ?」

「んん」

「どこかケガは?」

「…」

「では今…、
 回復に向かっているのですか?」

「んん、ええ…」

「では、今…、これから、
 私と一緒にいますよね?」

「ええ…」

ようやく
寝床に就くことができたふたり

「明日でしょう?
 天の岩戸が開く日は?」

「ええ」
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「それでもいいのですか?」

「…」

「あの岩戸の反対側には、
 別れの挨拶をしなくてはならない人たちは
 いないのですか…?」

「そうしてもいいかしら?」

「一緒に護衛して行きます」

「プオン宮も来るわ」

「知っています」

「彼と戦って負かすことができるの?」

「たぶん、私が勝ちます」
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「どうしたの?」
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「記憶に留めるためです。
 これからは、もう忘れる必要はない」
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「…」

「休んでください」
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「…」
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# 手にキス。
 先ほどの抱き合うシーンでは、
 脚本ではキスです。実際の演出はそれだけ…

「…」
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「…」
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# ぜひ聴いてください。
 ヨンはこんな不器用な男だったと思います。
Because my steps are slow.
http://www.youtube.com/watch?v=QDfUv_aNj54&feature=fvwrel


♪降り続く雨のように
 あなたは私の心の中に降り注ぐ
 細かい砂粒のように
 あなたは私の心を埋め尽くす

 私の涙の孤独な日々を
 思い出に閉じて笑って送り出します

 私の歩みは遅く 
 気が付くのも遅いから
 あなたが手の届く所にいるのに
 私は遠まわりをしてきました
 
 だから痛いのです
 だから恋しいのです
 あなたは
 私に涙の微笑みをくれる人です

時間が止まっても
鼓動が止まっても
あなたは私の腕の中にまたいます

あなたが私の心を打つほどに
私は愛します

 私の涙の孤独な日々を
 思い出に閉じて笑って送り出します
 私の歩みは遅く 
 気が付くのも遅いから
 あなたが手の届く所にいるのに
 私は遠まわりをしてきました
 だから痛いのです
 だから恋しいのです
 あなたは
 私に涙の微笑みをくれる人です

時間が止まっても
鼓動が止まっても
あなたは私の腕の中にまたいます

あなたが私の心を打つほどに
私も愛します

 今度は笑ってください
 あなたの涙をください
 それも私の幸せなのです
 もう二度とない 
 死んでもないでしょう
 この愛にすべての心を差し出します
 あなたが愛してくれるからです

(最後の4行は意訳しています)

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# タイムトラベルの謎

 これまでエンディングのこと、
 タイムスリップの疑問を皆さんと共に
 あれこれ考えて来ました。
『信義/神醫』の放送前の編集段階で
 カットされたシーンやカットされた
 脚本についての情報も入りました。
 中には脚本家の
 ソン・ジナさんのコメントもありました。
 最終話まで見たところを合わせて考えると
 タイムトラベルの謎は以下だと思います。

①2012年のある日、ウンスはヨンに連れられて、
1351年にタイムスリップ。
場所は元と高麗の国境あたり。
天の岩戸の傍には、「大きな木」(領地は元)。
②高麗(首都のケギョン)に行き、
滞在は約1年(脚本)。
(# ただし、雪のシーンがなかったので、
 1年弱としましょう)
③当時のヨンは29歳。ウンスは33歳。

最終話のこと
④キ・チョルの内功で倒れたヨンを
緊急治療しなくてはならないので、
ウンスはソウルへタイムスリップ。
そのソウルは2012年のある日ですが、
ヨンが舞い込んだ時間と同じ。
(# 市内放送で同じ内容の
 太陽の黒点のニュースが流れています)

急ぎ、手術器具、手帳、小型プロジェクターを
報道カメラマンから失敬したカバンに詰め込んで、
ヨンがいる高麗へ戻ろうとする。
⑤しかし、戻ったのは1251年(100年前)。
そこで、
アスピリンの瓶を「大きな木」の下に埋める。
⑥また、そこでの滞在期間の考えを手帳に残す。
滞在期間は不明ですが、そう長くはない。
Earnestness is a connection to the fate,
Only dreams can achieve the moment.
にあたるハングルを書いているように、
「熱意を持って、ヨンを愛し、
 日々を生きること、
 ヨンの生きる力を信じること」
そうです。
毎日、
ヨンが生きていることを信じて、
天の岩戸を往復の日々の生活。

そうしているうちに、熱望していた岩戸が開く。
⑦それで、約100年後の1355年にスリップ。
1251年の滞在が長くないので、
ウンスは新しい誕生日を迎えていない(33歳)。
⑧1355年はコンミン王即位から4年目です。
岩戸のある場所は1351年は元の国でしたが、
1355年には高麗が失地回復して高麗の領地。

そして
「大きな木」の下にはヨンが待っていた。
ヨンは4日前にアスピリンの瓶が
地面に顔を出しているのを発見したそうで、
その後、じっと4日間木の下で、
ウンスが帰ってくることを待つ。

ふたりの年齢は同じ33歳になります。

長くなりましたが、
「未来のウンス」とは1351年のある日から
+1か月後にスリップして、
2012年と1251年をトラベルするウンス。
そしてまた、
1355年に再度スリップする同じウンス。
また、1351年現在のウンスと同一です。
全てがウンスの記憶の中にだけ留まる。
そして歴史は閉じる。

しかし、
2012年のソウルでは
どうなっているかというと、
誘拐されて一度帰って来て、どこかにまた
消え去ったユ・ウンス。
ということになるのでしょうね。
2012年の両親は悲しむでしょうが、
ウンスにとってはヨンとの将来が最重要。

ヨンは2012年の数時間を知っている。
ウンスは2012年までの33年間を
現代の韓国で生きた…。
未来を知る女性…。

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手にキス

マコ こんにちは
そして みなさんエンジョイしていますか?

早速…?(さっきまで寝てました)
ヨンが刀を持って飛び出すシーンは
上記のように修正しておきました。

次いで、
あの救出・再会シーンではキス(脚本)が良い。
私もそう思います。ただし、
演出家と編集者と作家の協議があったかどうか知りませんが、
ドラマは不器用なヨンを描いていますから、
現代風なシーンよりも
抱き合うだけにしたのかもしれません。

それを補うように、その夜に、ヨンがウンスの手に
キス(絵を見てくださいね)します。
しかし、この方が高麗らしくないように感じました。

手にキスをするのは私も海外ではよくやりましたが、
ジェントルマンのマナーだと聞いたことがあります。

話題が逸れますが、
『竜馬が行く』で、
竜馬が長崎でキスを初めて知るのです。
男女が口を合わせる(吸う)というのは、
司馬遼太郎が、
当時西洋から輸入された文化と書いています。
なせキスしたのか、内容はもう忘れてしまったのですが…。
転じて、
時代考証として韓国にはいつキスの文化が入ったのか、
あるいは太古からあったのか?
興味があります。

ユーモン オッパ



そうだったんですね

ユーモンさんこんにちは

まだまだ信義の余韻からさめません。

ところで、脚本では、キチョルに連れ去られたウンスとチェヨンが再会する場面は、キスだったんですね!約束のプロポーズをして、受け入れたんだからそこはやっぱりキスしないとダメですよね!
そこでキスしてたらどんなにか感動的だったかなと思うとすごく残念です。

あと、一つ訳で、、、ここは一言だけど大切な良いシーンなので、ぜひ修正させてください!!

「まるで殺されそうな感じだ、今、俺が」のシーンですが、
ここは韓国語では「죽을것같아요 지금 나...(チュグルゴカッタヨ チグム ナ...)」で、「死にそうだよ、今、俺」の訳が良いかと思います。

毎回毎回いちゃもんつけてごめんなさい!でも、よろしくお願いします。
プロフィール

ユーモン

Author:ユーモン
ドラマは たくさんのことを 教えてくれます

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