紳士の品格 第20話 (中) ミンスクとロク



試合に向かって

「プロの選手じゃあるまいし、
 ハネムーンのためには
 オープニング試合には遅れてもいいじゃないか…?
 メアリから連絡はあったのか?もう到着したのか?」

「到着したらしいけど、
 目に埃が入るから連絡しないとか言っていた」

「彼らが元気にやっているのか今度見てみよう。
 いずれにせよ
 今日の先発ピッチャーは無理かもな」
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「チェ・リーダーは先発は無理なのか?」

「正直言ってあまり自信はないのですか…」

「俺には自信がある」

「ヨンギュは?」

「いいや、俺だ!俺には投げる自信がある」

「相手を
 シャットアウトして問題を起こすなよ!」

「シャットアウト?何のことか?」

「!?
 お前は野球に
 何イニングあるのか知っているのか?」

「とにかくユンがいない以上は
 先発の俺を信じてくれ」

「いいからお前はベンチだ。俺の采配を信じろ」

「じゃあ、4回を投げさせてくれ。
 お前たちは1回と2回のイニングだ」

「あ~、いいから2を掛けて8回を投げてくれ」

「じゃあ、野球はしないぞ!
 審判は何回出てくるのか?
 俺の女はもう来ているのか?」

「もう既に言っている。
 今日はインタビューを受ける予定だ」

「何のインタビューなのか?」
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インタビュー

「女性の審判には驚いているのですが、
 難しい点はありますか?」
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「そうですね。スタミナでしょうか…。
 ギアを付けたままで炎天下で
 ずっと立っていることもありました。
 しかし、プロの選手たちを見ていると、
 大変だとは思いません。
 審判は彼らの情熱に対して、その
 情熱のあり方の基準となるだけです」

「あ~、格好いいですね!
 それに可愛い審判にお会いできて
 驚いているんですよ」

「カムサムニダ」
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「すみませんが、
 個人的な質問ですが、恋人はいますか?」

「…」
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「…、はい、います。
 彼は私の体をすり抜ける風に対しても、
“お前は俺の女の体を摩るのか?”と
 嫉妬するような人です」

「そうですか?!」

「ええ、ムカつくくらいに可愛いんです。
 だから、時々叱るんです。
 でも叱られるのも好きみたいです。
 分かっているかどうか知りませんが…」
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試合の準備中

「私は協会のルールに従います。
 私はリーグとゲームのルールに従い…」

「ソ・イスさん!
 どうしてこっちを見ないのか?」

「話しかけないで!
 今日は審判として
 宣誓をしなくてはならない日なのよ!」
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「宣誓なんか止めて、
“私はブルーキャッツの味方です”
 って言ったらどうなのか?」

「何て人なの!」

「何て人じゃなくて、その人は、
 ソ・イスはその人が好きだと知っている人だ」

「そうなの?」

「それに、今日は俺がブルーキャッツの先発だ」

「え?!まさか~、どうしよう…。
 ブルーキャッツはどうなるの?」
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いきなり
ヒットとホームランの連発を浴びて…


「ア~ッシ!」
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「アイゴ~、こっちに来てくれ」

「大丈夫だ。
 2回でまだ4点しか取られていない」

「何だと?まだ
 アウトは一つも取っていないんだぞ!」
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「…」
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「おい、
 パク・ミンスクが応援に来ているから、
 何かここで
 重要な話をしているように見せかけてくれ」

「俺は今!
 俺は最も重要なことを話しているんだ!」

「そうなのか?」

「アイゴ~、なんて奴らだ!」
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試合再開!

「とにかく、
 格好つけて変化球なんて投げるなよ!」

「え?
 これまで直球しか投げてこなかったんだが…」

「?!」

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今度はビンボール

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「どこに投げているのか!」

「どこだ?!
 え!?」
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「…」
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「止めてくれ!
 うちのピッチャーには
 わざと投げるだけの技術もないから…」
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「サランヘ!」

「アイゴ!」
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「アイゴ~チンチャ!
 オットケ!
 退場させるわよ!」
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大目玉!

「AF対ブルーキャッツは21対2なのよ!
 あ~、何てこと?
 ドッジボールの試合じゃないのよ!」

「…」
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「初めての投球のようね!
 だいたいボールには
 縫い目がいくつあるのか
 知っているの?
 縫い目を利用して
 投げるものなのよ!
 いったい何をしていたの?」
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「俺は肩と腕を使っていたけど…。
 疲れた」

「もういいわ。キム・ドジンは
 投手になる夢は捨てなさい!
 これからはバッターよ!
 解った?!これを持って!」

「そんな~」

「いいから!
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「まず歩幅を取って、
 お尻を意識するように、膝も少し曲げて!」

「…」

「バットはもっと高く!」

「それから…?」

「しばらく待つのよ!
 ピッチャーがミスを犯すまでね!」

「イ~ッシ!」
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「今日のレッスンは終わりね!
 さあ、家に帰って練習してきて!」

「家に帰ると忙しいんだ。
 家ではやらなくてはならないことが
 たくさんある」

「あなたの恋人は審判なのよ!
 それなのに暴力沙汰を起こして!」

「野球と俺と、どっちが好きなのか?」

「…」

「野球と俺と、どっちが好きなのか?」

「…。今日は疲れているみたいだから、
 帰って休んで!練習は後にしてね!」

「もう野球はやらない!」
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家でやることは…

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カフェで…

「何て言ったの?」

「何度も言っているはずだ。結婚してくれって…」

「また始まったのね!」

「では、その意味での話はここまでにしよう。
 ここにいるというのが現実だから」

「…」

「まずプレゼントだ!」
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「!」

「来る時にはそれを食べて来てくれ。
 よい日に可愛く!」

「私は甘いものは嫌いだわ」
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同じくカフェで…。

「野球の練習は欠かしていないわよね!」

「結婚したくないのか?」

「昨日も聞いたわよね!」
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「昨日は
“俺と結婚してくれ”と言った。
 そのためのプレゼントだ」

「これを?
 まさかこれで、この年になって、
 ミス・コリアにエントリーしてくれと
 言うんじゃないわよね!
“私は隣に立っているトジン姉さんが
 勝ってほしいで~す”
 これでいい?」
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「俺と一緒に住むことになれば
 ミス・コリアにはなれない」

「何するの?」
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「俺は隣に立っているイス姉さんが、
 一緒に住むために来て欲しい。
 いい日に可愛く」

「…」

「俺はプロポーズを続けるつもりなんだ。
 OKが貰えるまで…」

「…」
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またカフェで、

「オフィスでなくて、
 なぜここで仕事しているの?」
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「オフィスに
 仕事に戻れば結婚してくれるのか?」

「あ~!」
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「デートをしていないから、
 結婚できないか?」

「デートしているから楽しいんだわ。
 だって、
 デートのあとの結末は誰にも分らないわ」

「確かにそうだ。
 ということでプレゼントだ」
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「まだ続けるの?
 もうこれくらいにしたらどうなの?
 昨日も、一昨日も、その前も、
 そのその前もずっとだわ!」

「…、
 あ~、また記憶喪失に掛ったようだ」
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「わざとなのよネ!騙されないわよ!」

「怒っているのか?」

「こんな冗談で楽しんでいるの?
 私にとっては楽しくないわ…、
 こんなものまで…、真心じゃないわね」
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「ああ、真面目じゃない。
 すまない、俺には全てが楽しいんだ。
 中身がいい加減でも、
 包装に感動したりする。
 …とにかくすまない」
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# イスは家に帰ってから
 トジンの性格を思い出したと思います。

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「誰がプロポーズを断ると言ったの?!
 現実なのかどうか知りたいだけよ」
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「キムチ!」
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ユンとメアリが新婚旅行から帰って来て

「どうだ?メアリには
 ハネムーンベイビーができると思うか?」

「もちろんだ」

「それはいい!」

「…」
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「凄いテーブルセッティングだな!」

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「男の滋養強壮のためだな!」

「お前は手をつけるな!」

「ソ、ソ先生!
 一緒に食べましょう!
 イム・メア!お前も!」
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「楽しかったか?」

「ああ、突風に出会ったみたいだった」

「写真はたくさん撮ったの?」
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# イスは
 自分に話しかけてくれないトジンが気になっています。
 トジンとは
 こうした心の擦れ違いがたびたびありましたね。

「そうじゃないのよ。
 ホテルからほとんど出なかったから…」
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「雨なんだ!雨ばかりの天気だったから…」

「ひょっとしたら、雨ばかりの場所を
 わざと選んで行ったんじゃないか?」

「本当か?」
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「さて!」

「待て、俺の義理の弟の健康が心配だ!」
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「じゃあ!」

「待て!義理の弟にはこれがいい!」

「ア~ッシ!」

「ヨボ!マ~ニ トゥセヨ~
(あなた たくさん食べてよネ~)」
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「ア~ッシ!」
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「いいじゃないか、メアリのダンナだからな!
 イスさんは手羽先をどうぞ!」

「なんで、ソ先生には手羽なのか?」

「たくさん可能性を秘めているからだ。
 好きな所に飛んで欲しいからだ」

「そうね!」
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「男にはこのアサツキが体にいいからな!
 それにこのアワビもいいぞ!」
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「…」
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「おい!これも、これも食べろ!
 全部ユンが食べろ!
 今日はユンに食べさせるために
 俺達を招待したのか?!」

「俺だってアワビが好きなんだぞ!」
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ユンのお皿

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「そう言わずに食べてくれ。
 あ!事務所からかな?」
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「どうしたのか?」

「この2か月前から目の様子が変なんだ。
 疲れだろうな」

「いやいや老眼だ!」

「イム・メアリ!どうするのか?」

「どうもできないさ!高齢だからだ!」

「オッパ!」

「まあ、いいから明日は病院で診てもらおう。
 いつがいいのか?」
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早速病院へ

「ええ、確かに乾燥したり、
 近くのものが見難くなるのは老眼の兆候です」

「老眼ですか?私が?」

「41歳ですよね。
 だいたい40代からの兆候ですからね」
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「元には戻らないのですか?この男が?
 一家の稼ぎ頭なんですけど…。
 まだ妻が若いんで…」

「分かっていますよ。日々の
 生活習慣を変えることで治りますからね」

「は~、良かった。
 気を強く持つんだぞ!治るってさ!」

「ああ、良かった」
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ジョンロクとミンスク

「ユンは老眼だってさ。年とるのは悲しい」
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「私はどうなるの?
 私だってあなただって年とるのよ。
 この年では出産が心配だわ」

「質問するのは困っているからなんだが、
 俺たちはナイトクラブで踊ったし、
 お前は野球の応援にも来てくれた。
 でもお前はまだホテル住まいだぞ」

「それで?」

「俺たちの今の関係はなんなのか?」

「とりあえずの一時的な離婚だわ」
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「どういう意味なのか?」

「私達はお互いにサインをした
 離婚届けと一緒に生きているわ。
 だから、いつでも離婚が可能という訳よ。
 つまり、すべての結婚は
“一時的離婚”と同じというわけね!
 彼らだって私たちとは何の違いもないわ」

「…」

「これからは私達も
“一時的離婚”の関係で行きましょう。
 これから黒い髪がネギの根っこのように
 白髪になるまでね!」

「じゃあ、家に帰ってくるつもりなのか?」

「その前に質問しておきたいわ。
 私は子供を諦めるわ。
 希望を持つのを止めるわ。
 7年前にも既に諦めるべきだったわ。
 叶いもしない望みに
 こだわっているのは良くない」

「どういう意味なのか?」
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「あなたは
 財産の3分の1を要らないと言った。
 だからその3分の1を投資することにしたわ」

「?」

「おめでとう!あなたは父親だわ!」

「ヨボ…」

「ここには10人の子供の候補がいるわ。
 将来また増えるかもしれないけど…」
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「…」
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「すべての子供は両親の愛の結晶でしょう。
 私はお金で支援するから、
 あなたは子供を育てて頂戴」
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「見れば見るほど、
 お前は一緒に住むには過ぎた女だ。
 愛している!パク・ミンスク!」
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メアリは工房で修行

「あ!セン!」
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「どうなの?工房は?」

「運命の人と一緒になれたから、
 今は夢を追いかけているわ」

「それは素敵なことだわ」

「もちろんだわ!セン!
 これって可愛いわ!
 結婚記念に買って!私達の寝室に置きたいわ!」
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「お~」
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「結婚生活はどうなの?楽しい?」

「とてもとてもいいわ。
 誰の反対もなく、ユン オッパを
 愛することができるからね!」

「可愛いわね!」
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「これよ。トジン オッパの所から
 盗んでくるものがあったらまた言ってね」

「あんたに頼んだことと、これは内緒よ」

「勿論だわ」
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「それにあの4人の
 共通のパスワードを知っているわよね!
 あれって、彼らの初恋の人の誕生日とか…」

「1,2、3、3よ」

「え?12月33日?」

「まさか!?33日はないわよ!
 見て、1、2、でしょう。
 その後の残りは3だけだからよ。
 次の桁には行かないのよ」
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イスは
片思い7箇条の最後の課題を終了します。

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「私が知らないキム・ドジンの思い出だわ」
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…キム・ドジンが知らない、ソ・イスの思い出

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「なぜなの?
 なぜリアクションがないの?」
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「私だけど、どうして返事しないの?
 画像を送ったけど見ていないの?」

「見たさ」

「じゃあ、なぜ返事しないの?」

「後で返事する予定だった」

「もしかして、
 プロポーズに返事もしないから、
 私のことを怒っているの?

「俺はその気がない人に対しては
 戦術なしでは行動しない」

「だって、
 私はその気がないなんて言っていないわよ」

「つまり、俺のことが好きだけど、
 一緒に住むつもりがないということだろう?
 会議中だから電話を切る」
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「!」
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# この話だけでも、「またか!」と
 感じるのがトジンの性格。
 プライドが高いから相手には負けたくない。
 自分は傷つきたくない。
 そんな気持ちがあるから、恰好をつけて
 さらりとプレゼント攻勢!
 イスからは「真面目ではない」。
 誠実な言葉を求めると言われて、
 急所を突かれたものだから、今度はダンマリで
 イスを無視するトジン。
「その気のない女には戦術を使う」と答えていますが、
 それではイスが可哀想。
 マイペースもいいのですが
 自己陶酔に入っている感じです。
 再度、策士が策に溺れていると思います。
 
「とにかくすまない」と言いましたけど、
「もうこれからは愛しているとしか言わない」
 そう言ったのも忘れましたか?
 ミンスクの教えは
「愛している」と言った以上は
「ミアナダ」は言ってはいけない…、
 でした。

「恋はゲームじゃない」という歌詞を思い出しますが、
 戦術よりも戦略や対局をもって、
 イスに前もってイベントを感じさせ、想像させて、
 その想像を超えるようなイベントを作って欲しい!
 そう思いました。

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NGより

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