ファッション王 最終話 (上) ふりだし

最終話

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ヨンヨン・アパレル

「カン社長は
 私達のことを怒っているかしら?」

「もう、ここには来ないかもね。
 昨日も電話がなかったわよね」

「ああ、電話しても返事がなかったわ」

「社長の家に行った方がいいかしら?」

「男は用もないのに声を掛けられるのは
 好まないわよ」
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電話

「はい。ヨンヨン・アパレルのキムです。
 ええ、まだ出社していませんけど…。
 え?まったく…。電話があったことを伝えます…。
 はい」
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「カン社長はまったく変だわ。
 どうして何も言わなかったの?」

「何を?」

「社長の親類からの電話だったけど、
 カン社長の父親が先週亡くなったらしいわ!」

「!」
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「すみませんでした。
 急ぎ過ぎでした。
 GGに追いつくというお考えだったので、
 欧州の会社の内容調査を怠っていました。
 あまりにも先方が急だったので…。
 チェックが足りませんでした。
 遅すぎますが、正直に会長に報告しますか?」

「…」
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「今からでも会長に報告して、
 私達の処遇をお任せした方が…」

「…」

「カン・ヨンゴルの動きが
 こんなに早いとは思いませんでした。
 敵だとしてもあっぱれです!」

「…」
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マダム・チョが訪問

「パリ・コレクションの準備でしたね。
 進んでいますか?」

「チョン理事のお陰で
 一生懸命にやっていますから順調ですよ。
 手は治りましたか?」

「ええ」

「カン社長が
 ヨーロッパの会社を買収したと聞きましたが、
 ご存じですか?」

「ええ、知っています」
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「GGは利益の90%以上を
 マーケティングや宣伝に使っているようです。
 恐れはないですか?」

「ええ、心配していません」

「実は、
 カン・ヨンゴルの家や車は
 みんなレンタルなのですよね」

「ええ、知っています」

「大きな会社は、さすがに情報収集が早いですね。
 では、彼がとても豪華な家を
 ニューヨークに持っていることをご存じですか?」

「え?」

「ニューヨークにポケットマネーで購入した
 フロアがあるんです。
 イタリアの企業、ニューヨークの家、
 それに現在の家と
 チェ・アンナさんのオフィスや何台かの車。
 いくらお金があるからといっても、
 あれほど大きな買い物ができるのでしょうか?」

「…」

「理事とは違って、裕福な背景はないはずです」

「何が言いたいのですか?」

「私とカン社長との間には少々問題があるんです。
 つまり…、いいアイデアがあります」

「どんな…?」
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「大きな会社が時々使う手です」

「…」

「まずは、マスコミを使って、
 カン・ヨンゴルの評判を落とすこと。
 彼の優雅な生活を暴露して、
 トンデムンの
 小企業のオーナー達の儲けのチャンスを
 全部奪っているということを流布しましょう。
 だれも、噂には勝てません。
 そうすれば、商人たちは彼に反旗を翻します。
 カン・ヨンゴルが要求している
 ブランドの使用料(ロイヤルティ)が1%ならば、
 私達は0.9%のロイヤルティにしましょう。
 カン・ヨンゴルが
 ロイヤルティを0.5%にするなら、
 私達は0.4%にするのです」
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YGMに出社

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「アンニョンハセヨ」

「お~、チェ・アンナさん。
 話は聞きましたが、こんなことになるとは…
 それに、カン社長!」
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「よろしくお願いします」

「一緒に働くことで、
 YGMとGGが世界ブランドになると思っています」

「勿論です。さあ、仕事にかかりましょう」
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「…」
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噂の流布

「何が起きたのか?」

「これを見てくれ。
 誰かがお前の過去を暴いたようだ。
 記者に嫌われたようだが、
 それにしても偏見だらけの記事だ」

「…」
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「たぶん誰かが書かせた記事だ。
 噂は恐い。嘘でも本当のように広まるからな」

「だから言っただろう?」

「俺が本を書いて
 自伝を地下鉄の全部の駅の売店で売ってやる!」
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「お~、やってみろ!」
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「はい。チルボクです。
 え?…、少し考えさせてください」

「どうした?」
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「商店街組合の委員長からの電話だったが、
 Jファッションと組むことになったそうだ」
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ヨンゴルの家でカヨンが食事の準備

「これは?」

「食事はまだでしょう?召し上がれ!」
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「社長は忙しそうね」

「ああ」

「私のことを本当に怒っているの?」
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「おお」

「だから、工房にも来ないし、
 連絡もしないの?」

「おお、そうだ」

「ちっ!男らしくない…」

「男はそんなもんだ」

「社長!
 あぁ~ん。いゃ~ん」

「ふっ!」

「マネジャーに教えて貰ったポーズよ」
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「これを見て下さい」
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「あれこれデザインしてみたんだけど、
 どうかしら?
 私の名前のコレクションを発表したら、
 みんな笑うかしら…。
 でも、ニューヨーク・ファッション・スクールで
 徹夜で書いていた頃のことを思い出したのよ。
 あの時はとても興奮していたわ。
 それに幸せだった…」
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「その頃の気持ちを忘れていたけど、
 また蘇ってきたわ」

「!」

「ありがとう社長!
 実現しなくてもいいから…」
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「お~、イルグクか?
 ファッションショーができる場所を
 探してくれ!」

「社長!」
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「これは素晴らしいデザインだ!
 ファッションショーを開かない訳はない!
 国家の損失になるぞ!」

「…。それに…、
 オンマのお店のことは、ありがとう。
 あそこには
 とても辛い思い出しかなかったから、
 最初はとまどったわ」

「じゃあ、明日になったら
 ボンスク姉さんと一緒に行って、
 どうするか決めたらいいさ。
 そして、
 ファッションショーの準備をすればいい。
 いつになるのか、誰も先は読めないけど、
 お前はそのうち
 俺のことを養ってくれるようになるだろうからな!」
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アンナのオフィス

「どうしてそんなことをするのですか?
 会って話をしませんか?」
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「パニックになっているのに、
 どうしてここで黙っているの?
 何しているの?」

「…」

「銀行からも何度も電話が入っているわよ」

「…」

「GGを諦めるつもりなの?」

「諦めはしない。心配するな」

「心配するなとしか言わないけど、
“心配するな”が何になるの?」
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「ファッションショーを開くのに、
 いくらかかるのか?
 前回より大きな規模だ」

「え?」

「1億ウォンあれば大丈夫か?2億か?」

「会社が倒れそうなのに、
 何を言っているの?」

「どうして会社が倒れるのか?
 YGMがあるじゃないか」
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「何を言っているの?
 背後にはチョン会長がいるのよ」

電話

「私は最初には戻らないわよ。
 振り出しは嫌よ」
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お金がない

「チョンダンドンのビルを担保に、
 これまで多くを貸しましたから、
 これ以上は無理です。
 他に担保はないのですか?」

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「車の価値も大幅に下がっている」
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チョン会長

「カン社長は、
 私には何の相談もなく決定します。
 ですから、最近は経営方針が分かりません」

「もっと早く解っていたら、
 こんなことになることを止められたかもしれない」

「ご心配かけてすみません」

「私はGGを買収したかった。
 しかし、彼は断った。
 100億ウォンは決して安くないはずだったが…。
 今となったら、もうGGは不要だ」

「…」

「今日呼んだのは、
 彼らがYGMをどうするのかということなんだ」
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「私は、
 もうYGMから手を引こうと思っている。
 それに、
 YGMに残るのは才能の無駄になるから、
 もう一度、
 Jファッションに戻って来て貰えないだろうか?」

「急なので…。言葉がありませんが…。
 ありがとうございます」
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喜ぶボンスク

「こんなブティックとファッションショーを
 プレゼントしてくれる人なんて、
 この世にはいないわよ」

「…」

「私は幸運だわ。
 あの工房から
 一生抜け出ることはできないと思っていたからね!
 コマプタ、カヨン!」

「…」
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「あんたは本当に私の幸運のマスコットよ!」

「誕生日のカードを読んだの?」

「ええ、カン社長は本当に子供っぽいわ」

「ふ~」
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しかし、ヨンヨンに帰ると

「カン社長を呼んで来い!」
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「どうしたの?」

「カヨン!ボンスクさん!
 止めさせて!」

「カン社長と連絡がつかないのよ!」

「どうしたの?」

「あの輸入スーツの男が、
 カン社長の仕事を潰しにかかったのよ!」

「!」
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# カヨンはここでまた軽率な行動に出ます。
 ヨンゴルに連絡がつかないなら、
 チルボクに相談をするなり、もう少し
 状況を把握してから動いて欲しかった…。
(明日のことです) 

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